株式会社インタークリエイティヴ

1997年11月設立の当社は、アプリケーションの設計・開発・構築とパッケージの開発・導入・保守・運用を手掛け、2007年にはシステムエンジニアリングサービス（SES事業）を開始。現在はSES事業をメインに、上場企業や大手SIerと良好な関係を構築し着実に成長を続けています。

代表の彭（ほう）は中国の出身。学生時代の抱負をもって1991年に来日、自らの力を試すため当社を設立しました。日本での生活は30年以上に及び、ネイティブの日本人以上に日本の文化やマナーに精通しています。

『日本の文化に多大なリスペクトを払っています。長いこと日本で生活していますが、奥ゆかしい日本の文化や日本人のメンタリティーが大好きで、日本で働くのが性に合っているようです。当社には私と同じように、日本好きの外国籍エンジニアが多数在籍しています。もちろん、みんな日本語は堪能です。』（彭）

当社は、設立当初から外国籍エンジニアを多く抱え、現在も稼働してるエンジニアのうち約9割が海外出身。グループのパートナー会社でもほとんどが中国籍です。

『これまでは、外国籍エンジニアのSES業務を中心に据えてやってきましたが、2017年5月から「第二創業期」という心持ちで新たなスタートを切りました。SES事業に留まらず、自社サービスの研究開発や新事業立上げに注力し、沢山の素晴らしいメンバーとの出会いから会社を次のフェーズに進める決意を固めました。』（彭）

IT業界の凄まじい変化と世代交代が進むなか、今後は同業他社のM&Aを通じて規模拡大を図る一方、人材やクライアント、技術を共有してシナジー効果を狙い、これまでに培った各社ノウハウを次世代につなげていきたいという強い思いがあります。

『既存ビジネスの成長を加速させれば、人材確保にも有利に働きます。しかし、それだけでなく、当社を中心にグループ化を進め、SES事業以外にもオフショア開発会社やパッケージ製品販売を手掛ける会社などを設立し、新たなビジネスチャンスを次々と捉えるよう運用しています。』（彭）

例えば、フレームワークやミドルウェアの活用法を研究する会社を立ち上げたり、これから益々発展するAIやIoTなどにおけるサービスの提供や商品化をする考えなどを持っています。

『IT業界では、技術こそ日進月歩の勢いですが、開発のやり方はあまり進歩していません。殆どのプロジェクトでフレームワークを使っていますが、その詳細まで理解しているエンジニアはほんの一握りです。システム開発はどんどん複雑化している一方、それに関わる人がすべてを理解する必要はなく、効率のよい開発手法を活用すれば生産性アップに結び付くことでしょう。弊社では、開発手法の研究に取り込んだり、将来に繋がるビジネステーマの調査を組み合わせたり、そのためのグループ会社を設立しました。』（彭）

冒頭で述べたとおり、顧客の大半は上場企業や大手SIer企業から成っています。信頼関係も深く、依頼が途絶えることはありません。依頼内容も、一般的な開発言語であるJAVA, C#, PHP, C++, 組込/業務系以外にも、SAP, ServiceNow, Salesforceなど幅広く取り扱っています。インフラ開発では、Linux/Windows系だけでなくAWS/AzureなどのCloud案件も、多数ご依頼をいただいております。また、先端領域においても、AI, bigdata, Cloud, IoT, RPA, PEGAなどの案件を積極的に取り込み事業展開しています。

当社メイン事業のSESなら、海外から単価の安いエンジニアを連れてきて現場にアサインすれば、人手不足の昨今、確実に収益に繋がることでしょう。しかし自社サービスの推進など、今後は主力であるSES事業の枠に収まらず、果敢にチャレンジする人材を求めています。

『やみくもにエンジニアを雇用し数だけを増やせば、売上も利益も増加させることはできますが、私は数よりも質にこだわりたい。エンジニアを現場に放り出し、設計や開発をさせるだけでなく、彼らの将来性や事業の発展性と合わせ、常に対話を通して各自の成長を後押しする会社にしたいのです。』（彭）

現場で働きながら志を共にする仲間、一緒に会社の次フェーズを作り上げるコアメンバーを求めています。新規事業のネタがあろうとも、誰と推進していくのかは大事な視点です。従業員の考えを尊重し、各々のキャリアプランを一緒になって考える当社は、そのプランを共有し、同時にその思いを叶えられるようにバックアップしていきます。

『思っていることを言い合える社風です。お互いに切磋琢磨して、自らのキャリアアップに真剣に取り組んでほしいです。皆のスキルアップが会社の業績や価値に繋がっていきます。将来は独立したい考えや新たに挑戦したいことも、グループ会社の設立や社内ベンチャー制度のある弊社ならサポートできます。必要なのは、スキル以前に人間性と、時代の変化について行く順応性があってこそスキルは生きてきます。新規事業への投資を積極的に進める計画で、創造性にあふれる人材はより活躍のフィールドが広がると思います。』（彭）

IT業界は慢性的な人手不足、非常に深刻な状況です。海外からの出稼ぎも多い中、受け皿となる会社は十分な教育ができていないのが実状で、少なからず様々な局面でトラブルが起きています。当社はそんな無用のトラブルを解消すると共に、国内の人材不足解決につながる"教育ビジネス"のスタートアップも視野に入れています。

『エンジニアに限らず、日本の人手不足は海外の労働力に頼らざるを得なくなります。中国や東南アジアから今以上に日本へ出稼ぎに来るようになるでしょう。日本での生活が長く、日本の文化に尊敬の念を抱いている私たちが、日本の商習慣やビジネスマナーを教えてあげないと、異文化によるトラブルも減らせないでしょう。』（彭）

単にプロジェクト要員を求めているわけではありません。エンジニアの成長意欲を満たせるよう、開発経験の浅い方からベテランまで、各種技術的な教育支援を行っていますが、なによりも優先されるべきは「心こそ大切なれ」の基本姿勢です。他者尊重のマインドからは、トラブルなど生じることはないと確信しています。

経済発展が著しい中国は、IT分野でも存在感を増しています。中国版シリコンバレーと呼ばれる都市「深圳」は、本家シリコンバレーと並び世界のITの中心地になりつつあります。ご存じのとおり、通信技術5Gでは中国はアメリカ企業をリードしてきました。

日本のエンジニアは、最新技術の動向を長いことアメリカから得てきましたが、今後は中国がさらに台頭すると予想されています。中国のIT事情をチェックする人も少なくありません。地理的に見ても、深圳までの移動時間はサンフランシスコへの半分。中国経済中心地の一つである上海まで最速3時間もかかりません。今後のキャリアを考える際、中国と近い距離にあることが様々な局面で優位に働くこともあるでしょう。

『当社で働けば、中国とのネットワーク構築も容易です。年々増加中の中国系エンジニアとの交流を盛んにすることは、会社設立からの私の思いであり、日中双方のメリットになると確信しています。』（彭）

中国人に対して「ドライ」というイメージがあり、日本人とは文化・風土的に相容れないと考える人も一定数いると思います。しかし、それは翻せば中国系エンジニアがロジカルシンキングを徹底しているとも言えます。自らのキャリアパスを客観的に考え、シビアな判断ができる強さゆえ、時と場合において「無責任」や「自己中心的」に映るかもしれませんが…。

『孫正義氏が提唱される「同志的な結合」は非常に大切だと考えています。組織の一員として個人だけでなく、個と個が有機的に結合し、相互に刺激を与え合える組織が生まれます。お互いへの信頼感であったり、がむしゃらに頑張る姿勢であったり、仲間を見捨てないマインドであったり、日本人らしい価値観も大切にしています。』（彭）

中国から来たベンチャー企業ならではの「濃厚な中国マインド」に対し、日本のIT業界で二十数年も活動してきた当社だからこそ、日本と中国の良いところを取り入れた「ハイブリットなマインド」を有する人材を多く輩出してきました。長い目でみれば、実り豊かな人脈の形成にも資することでしょう。

開発経験が少なく不安に思っている方も大歓迎です。本人の「希望を最優先」する当社は、社員の声が尊重される風通しのよい社風であり、会社都合で無理やり配属なんてことはしません。案件選択だけでなく「より上流にたずさわりたい」「いやいや、逆に実装技術を磨きたい」という開発スタイルについても、希望や要望を叶えます。あなたの「なりたい」気持ちを大事にする会社であると自負しています。

中国語をマスターしたい、中国で働いてみたい、色々なチャンスに溢れる当社で、これまでとは違ったキャリアパスを構築してみませんか。どうぞ、お気軽にお話しを聞きに来てください。