御社の事業概要と特徴を教えてください。
当社は業種・業界を問わずさまざまなシステム構築を手がけています。最新技術を駆使した開発を得意としているのが特徴で、技術力はお客様から高い評価をいただいています。現在、売上の8割以上が大手企業との直接取引で、全体の7~8割を自社内で開発しています。 営業がいないことも特徴の一つです。私とバックオフィス業務を担当する2名の社員以外は全員が技術者です。これは私のポリシーで、2005年にこの会社を立ち上げた時から15年間ずっとそうしてきました。当社が目指しているのは、お客様からの要求にしっかりと応え、常に100点満点をいただくことです。お客様に満足していただければ必ず「次もお願いします」ということになります。きっちりといい仕事をすることが、一番の営業だと考えています。
御社にはどんなタイプのエンジニアが多いですか。
とにかく技術好きな人が多いですね。仕事の時はもちろん、それ以外の場面でも本当に技術が好きなのだなと実感させられることがあります。例えば社内にあるコーヒーメーカーの残量を全社員のPCに通知するBot機能は、社員有志が自主的に開発したものです。コーヒーメーカーの横にカメラを設置して撮影した画像を解析し、それに応じてメッセージを自動配信する仕組みです。他のフロアにいても「今コーヒーが入りました」とか「残り少なくなりました」といったメッセージが送られるので、コーヒーメーカーがないフロアにいても残量がわかると好評です。 また、当社ではクライアント3社の有志の皆さんと親睦を深めるために、定期的にミニ四駆大会を行っています。そのミニ四駆のスピードを測るセンサーを自作した技術者もいます。
教育やスキルアップをサポートする取り組みについて教えてください。
技術力を磨くための教育を充実させています。教育といってもカリキュラムに沿って講師が一方的に教える形態ではありません。教育担当の先輩社員が一緒に開発現場で仕事をしながら、仕事の進め方や技術、知識を最低1年間かけてじっくりと教えます。一人ひとりの経験やスキルに応じ、先輩が随時課題を出したり、仕事の一部を任せたりしながら、実践的な技術やノウハウが学べるのが特徴です。 また、最新技術を学ぶ勉強会も盛んです。月に一度のペースで社員が講師となって最新技術やノウハウを共有し、全社員の技術レベルの向上に取り組んでいます。それ以外にも、若手社員が自分たちの技術力アップのために自主的に行っている勉強会もあります。いずれも自由参加ですが、出席した時間は勤務時間としています。
エンジニアのキャリアパスや独自の制度などについて教えてください。
キャリアパスとしては二つの道を用意しています。一つはプログラミングのスペシャリストを目指す道です。そしてもう一つはSEとして要件定義や開発、プロジェクトマネジメントなどのスキルを極める道です。自分がどちらに進みたいかをしっかりと考え、目標を決めてそれぞれの道でスキルアップを目指してほしいと考えています。 当社独自の制度としては、毎年社長賞としてその年に活躍した社員をアメリカ・ラスベガスで開催されるAWSのカンファレンスに招待しています。もちろん各種費用は全額会社負担で、2019年は3名がカンファレンスに参加する予定です。また、福利厚生では関東ITソフトウェア健康保険組合に加入しており、契約レストランや保養所、ホテル、国内外ツアーなどを割引で利用できます。
最後に皆さんへのメッセージをお願いします。
当社では、システム開発に当たっては、しっかりとした開発標準を定め、進捗状況を小まめに残す、エビデンスを取るなど細かいところまで気を配り、品質の高いシステムづくりに取り組んでいます。このやり方に慣れていない協力会社の技術者の中には、こんなに厳しくやるのかと思う人もいるようです。 一方で楽しむ時は思い切り楽しもうという社風があり、長期休暇を取って海外旅行でリフレッシュする人もいますし、有志で家族も連れてキャンプを楽しんだり、みんなで誘い合って飲みに行ったりすることもあります。私自身、「笑う門には福来たる」が座右の銘で、常に心がけているのは仕事も遊びも楽しむこと。そんな当社の仕事のやり方や社風に共感していただける方にぜひ来てほしいですね。当社の将来を担って活躍いただく方とお会いできるのを楽しみにしています。