安場氏の担うミッションを教えてください。また、所属するエンジニアのタイプや開発環境はどのようなものでしょうか?
VP of Engineeringとして、開発組織を良くしたいという思いを持ち、その達成に尽力するのが私の役割です。 事業本部長という肩書もついていますが、実際の案件は開発部門の各リーダーが担ってくれているので、私は組織全体を見ています。 当社には優れた能力を持つエンジニアが多く、これまでは各人のプロフェッショナリズムを活かした分業体制でしたが、ここ最近はそれぞれが幅広く横断的に動ける「チーム」での開発を行っています。今はちょうど過渡期ですね。 開発環境としては、ハイスペックな機材やツール類の整備、疲れにくい高機能の椅子を各自に用意するなど、作業効率を上げるために必要なものはきちんと揃えていこうというスタンスです。本社の近くにコミュニケーションスペースや集中スペースも用意していて、自由な行き来が可能。 また、ランチの弁当支給や0カロリードリンクを無料で購入できるようにするなど、社員の心身の健康を大切にする制度を採用しています。
組織の展望や計画、思い描く未来像を教えてください。
社員ひとりひとりが自発的に動く組織を目指しています。言われたからやるのではなく、各々が意見を自由に言い合い自ら考えて行動する風土です。昨年は一年間を通して、そのようなチームの形を作るのが目標でした。 様々な取り組みの結果、「チーム開発」という意識づけができました。今後は「チーム」という枠の中で個人が成長できる場を提供していきたいと考えており、勉強会の開催や社外コミュニティ・イベントへの参加を推奨しています。 その結果、以前よりスキルアップに取り組む人の割合が上がってきましたし、スクラムマスターなどの資格保有者も増えてきました。案件の中でも都度、振り返りを行うようになり、自律稼働型の組織へと変化している途上です。
チームづくりで心がけていること、また社員に望む働き方はどういったものでしょうか?
私自身、皆の先頭に立って引っ張っていくタイプのリーダーではありません。各メンバーが思っていることを引き出しながらまとめる立場で、今までもそうでしたし、これからもそのように進めていくでしょう。 現場のエンジニアも案件規模が大きくなればなるほど、一人で背負うのは無理があります。特定の誰かが引っ張っていくというスタイルは負荷が集中しますし、その人がいなくなった時に困る。各メンバーの「やらされ感」にもつながってしまいます。 ですので、長期的な成長とやりがいを考えて、ひとりひとりが「より良いものをつくるためには?」という問いを常に立てながら自発的に動く働き方をしてほしいと思っています。 ここ1年そのための取り組みを行ってきたことで、変化の兆しが見えてきています。 ふりかえりにより各チームが常に改善しながら取り組むようになり、全社会でのディスカッションによりチームの活動を組織全体に反映できるようになりました。案件外のつながりも増えて、組織が活性化してきたと感じています。
求める人物像と期待したい役割はどのようなものでしょうか?またどのように成長してほしいですか?
従来のSIでがんばっている人で、もう少し裁量を持ってやりたい、色々な技術や得意分野を活かしつつ新たなチャレンジをしたいと考えている人にとっては、それができる環境の当社はとてもマッチするでしょう。 当社は突出した強みを持たないこと、何でもできる守備範囲の広さが特徴です。お客様に合わせてベストな手法や技術を選択していく。できないからやらないということはなく、とにかくチャレンジできる場です。 技術的にも特定の分野に固執してはいないので、色々な案件を通して成長してほしい。リーダーやマネージャーなどマネジメントのキャリアを積みながらも、自分で手を動かしていけるプレイングマネージャーも多く活躍しています。各人の志向に合った様々なキャリアパスがあるので、こちらがどのように進んで欲しいという以上に、その人の意向や考えに沿った方向性で成長して欲しいと願っています。
業界に対する展望や、御社で働く魅力と共に、応募者の方へのメッセージもお願いいたします。
デジタライゼーションの流れは、今後ますます加速していきます。 社会を支える重要な事業を営む顧客のパートナーとして、様々な顧客のDXに関われるのは、この仕事の大きな魅力です。単なる受託開発の会社ではなく、パートナーとして、裁量も大きく、顧客企業に応じた提案が可能であるため、様々な経験を通して成長できる環境があります。 成長を大事にする社風と仕事のやりがい。それらに共感して、様々な面で積極的に取り組んでいきたいという意欲のある方を歓迎します。 「関心をもって、一歩チャレンジすることができる」 そのような方と一緒に働きたいと考えています。ご応募お待ちしております。