株式会社リアルゲイト

LAのとある一室。そこは6人が在籍するスタートアップ企業の拠点だ。

3階建ての小さな一軒家を改装し、3階に住みながら、1,2階をオフィスに改装。
オフィス内には自転車がぶら下がり、スタンディングのデスクと普通のデスク、キッチンも同じ空間に配置。所々にDIYが施され自由な空間が広がっていた。

これは代表の岩本が、リアルゲイト起業前に見た海外のシェアオフィスの様子である。

海外には古い建物を活かしたクリエイティブな、「本当のヴィンテージ」といわれる建物が多い。
しかし日本では、古いというだけで建物を壊してしまうことや、地震国でもあるため、旧耐震基準は危ないという理由で壊してしまうこともある。

一方で、日本人は欧米のこのような「本当のヴィンテージ」が好きで、新築の中にヴィンテージ風の内装をあえて作ったりする。
それならば、「本当のヴィンテージ」を日本でも作っていきたいと思ったことがリアルゲイトの始まりだ。

「古いものに価値を 不動産にクリエイティブを 働き方に自由を」

古いものは素晴らしい価値なのだ。
私たちはその問題に向き合い、アイデアと変化を加え、古いものに新たな価値を生み出していく。

オフィスが減っているとささやかれる昨今だが、オフィスが減ったのではなく「いろいろな場所に散らばった」というのが正確な表現であると感じる。
近年では働き方改革やコロナ禍によって、1つの特定のオフィスに固まって働くことから、自宅、郊外、都市のシェアオフィス、リゾート地など、様々なところで働くように変化をした。

そもそも、働く事はもっと自由に、もっと効率的に、もっとフレキシブルであるべきと私たちは考える。

"ワークプレイス"は、シェアオフィスへ、自宅へ、リゾートへと拡散し、働く事・住む事・遊ぶ事の境界線はボーダレスになりつつある。
そんな時代のオフィスは単なる働く場所から、企業のアイデンティティを表現でき、帰属意識が高まり、生産性が上がる場所へと変化しなければならない。

遊休不動産の仕入れからリノベーションの企画、設計、コンストラクションマネジメント、PR戦略、運営管理までワンストップでマネジメントする。

不動産は人が入って完成するものであり、素晴らしい入居者が集まり、常に新しいカルチャーが発信される建物は、価値が上がり続ける。企画・デザインに加え、日々の運営・管理で建物の価値を維持し続けることが重要だ。
リアルゲイトがモノづくりだけでなく、運営・管理までのワンストップビジネスにこだわるのはそのためである。

リアルゲイトでは日々の運営こそが重要であると考える。
いま何が求められているかは、最前線で営業し入居者と関わることで見えてくる。

それらの要望を反映し、新しいことに生かす。
それをすごいスピードでやり続ける運営力が強みだ。