デジマール株式会社

デジマール株式会社は、デジタルマーケティングでクライアント企業の成長を支援する会社だ。リスティングやSNS広告の運用代行を主軸に、そこで得たデータを活用した次なる戦略の立案、施策実行、解析に至るまで一貫したプロモーションを実現している。
最近では、マーケティングパートナーとしてのコミットメントが評価され、会社設立以来3期連続で売上高成長率200％を達成した。勢いを止めずさらなる成長を目指す同社は、推進力となる中核メンバーを求める。

代表取締役社長である細田和宏氏は、大手ネット広告代理店でマーケターとして業務に従事した後、事業会社へ転じ、コンテンツ制作やMAツール導入事業等に携わった。代理店側と事業主側の両面からデジタルマーケティングに関わった経験を持つ人物だ。インハウスマーケターとして活動する中、細田氏は、手法や領域を制限しない、より自由なマーケティングサービスを思い描く。
「クライアントの状況に柔軟に向き合い、徹底的に成果にコミットしたい」
そのビジョンを実現するために設立したのが同社なのだ。

同社は、クライアント企業のマーケティング全般を行い、成果はもちろんのこと、時間、費用、労力面での効率も追求する。クライアント企業にとって、社員のように身近な存在を目指しながら、社員マーケターを採用する以上の価値提供を行う。
そのため、戦略立案や通期予算設定といった経営の根幹から関わり、施策を打ち出すスタイルを理想としている。最適なリソース配分を実現するため、領域や手法をあえて決めていないのが特徴。多くの戦術を網羅するのが強みだ。

CRM『HubSpot（ハブスポット）』の導入支援やCDP構築支援、チャットボット等、様々なサービスを広範囲に手掛ける理由は、全てがニーズへの柔軟な対応と成果へのコミットメントへ集約される。

「社員には、常に新たなツールや技術情報のキャッチアップに努めてもらいたいです」とは細田氏の言葉。
成果へのコミットには、多方向からのアプローチが必要であり、その実現には社員による情報のキャッチアップが必須という見解だ。領域に捉われない戦略自由度の高さは、同社で働く醍醐味である。

好調な同社は、レバレッジを効かせてさらなる成長へと弾みをつける狙いだ。
「設立当初は代理店の二次請けが多く、言われたことをそのままやる業務が大半でした。しかし、2018年頃から直案件を手掛けるようになり、作業ベースから成果ベースへと移行しました」（細田）

それに伴い、組織の在り方も変容した。チーム内で情報共有を行い、必要な知識を補充しながら課題と対峙するスタイルだ。
同社らしさは、働き方にも表れている。
「私達の事業は、アウトプットが明確です。成果にフォーカスしているので、働く場所や時間にこだわる必要がありません」と細田氏。
東京と沖縄の2都市にオフィスを構えるものの、一律に集って仕事をする場所ではなく、コミュニケーションの場としての意味合いが強い。

ところでなぜ沖縄かというと、創業期からのメンバーの出身地であり、細田氏自身も好きな場所だからという。沖縄の言葉で、共同作業や助け合いを表す「ゆいまーる」がデジマールという社名の由来になっていることからも、沖縄との深い関わりが伺える。
現在は、東京と沖縄に半数ずつ社員がいる。チームコミュニケーションツールで情報共有と意見交換を行いながら、電話やビデオ会議システムを併用して業務を進める。

「成果にフォーカスするとはいうものの、数値や制作物だけの評価では摩耗してしまいます。良かった点を伝えたり雑談したり、チームワークをつくるためのコミュニケーションとして、電話やビデオ会議システムを利用しています」という。
同社は『好きな場所で、好きなひとと、好きな仕事で働く。』というビジョンを掲げ、体現している。沖縄へUターン、Iターンしたいという希望も実現可能だ。

これまでは、細田氏が最前線でクライアントと対していたが、今後は経営面に注力して、現場は後方支援に回りたいという。そのため、このタイミングで参画する人物には、「核」としての活躍が期待される。
組織に所属するメリットを享受しながら、フリーランスのように主体性を持って自由に仕事を進めたい者にはとてもマッチした環境だ。

効率的なリソース配分を重視する同社では、理に沿わない指示や命令は皆無だ。
「これまで出たくもない飲み会の多さに辟易していた人が、うちにきて開放されたと喜んでいます。沖縄メンバーが東京へ、逆に東京メンバーが沖縄に行く際には、一緒に食事したりもしますが、強制参加ということはありません。余計な気遣いをすることなく、クライアントへ真摯に向き合うことだけに集中できます」体育会系とは無縁の雰囲気だと細田氏は笑う。

同社は、細田氏を筆頭に、穏やかな気質を持ったメンバーばかり。沖縄から届けられる開放的な空気もあいまって、殺伐とした様子は全くない。ビジョンとカルチャーに共感して集ったメンバーばかりなので、物理的なロケーションが離れていても意思疎通はスムーズだ。
新たな人材にも、同じように嘘をつかない正直さを求めたいという。

評価については、「評価システムをつくって実行しようとしたことがありました。しかし、結局はクライアントのグロースにどれだけ貢献したかが全てだという考えに帰着し、今は制度による評価は行っていません」という。
例えば、クライアントの契約期間が延長された、広告運用予算が上がったという場合も、メンバーの貢献によるものだと考える。見るべきところは勤務態度ではなく、あくまでもクライアントからの評価なのだ。そこを基準に、粗利等の数値を可視化して報酬として還元する。

ここにも徹底した成果主義がうかがえる。
カスタマーファーストを貫き、成果にコミットするため、特定の手法に固執しない同社。多くの戦術を持つために情報のキャッチアップが必須なのは、前述の通り。細田氏自身も経営やテクノロジーのみならず、哲学や心理学等、幅広く学ぶことに貪欲だ。
それぞれに得意分野を持ち、ないものを補い合うチームワークのよさも魅力。まさに「ゆいまーる」そのままの助け合い文化が息づいている。
働く場所と時間に捕らわれない風土ゆえに、趣味にいそしんだり、子育てと両立したりとプライベートの時間を大切にする社員は多い。

細田氏はGreenユーザへ向けて次のメッセージを寄せてくれた。
「まずは、お会いしたいです。テストでは良い成績を出せなくても、クライアントにコミットできる人は沢山います。互いにマッチングするか探るために、まずは一度お会いしませんか」

成果へのコミットメントやフラットな組織、ワークライフバランス等、どこかにフックがあったなら、是非気軽にコンタクトをとってほしい。会話を交わすことで、働くイメージがより鮮明になるだろう。