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株式会社ファルモ

  • IT/Web・通信・インターネット系

電子お薬手帳をはじめとするサービスで、全国6万2000軒の調剤薬局のICT化を支援する企業

カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社ファルモ(PHARUMO, Inc.)は、次世代の医療インフラ構築を目指している会社だ。2012年に設立され、東京・西新宿に本社オフィスを置く。

2015年4月、ファルモは情報・通信業界大手、株式会社エムティーアイ(東証一部上場)の出資を受け、同社の連結子会社となった。また2019年には、三菱商事株式会社からの第三者割当増資により、全国の調剤薬局のICT化支援や課題をサポートする事業について、さらなる推進力を得た。

代表取締役CEOを務める広井嘉栄氏は、薬剤師であり医学博士だ。現在も社業の傍ら、東京理科大学薬学部で客員研究員を務めている。広井氏には、INTEC Web & Genome Informatics Corp.で遺伝子解析業務にも携わってきた経歴もある。同社は主にバイオインフォマティクス技術およびインターネット関連技術の研究開発や、アドバンストリサーチ事業を手がけていた会社だ。さらに広井氏は、医療情報学分野における造詣も深い。2007年から東京・世田谷区にある「ゆずき薬局」で薬剤師として小児医療の現場に立ちつつ、ITを使った新しい地域医療連携の仕組みとして「ファルモ」を開発した。

少子高齢化の進展にともない、日本の国民医療費は増加の一途をたどっている。疾病構造の変化に加え、必要以上に薬を服用する状態(ポリファーマシー)や、地域で取り扱う医薬品の統一(地域フォーミュラリー)の問題、また、地域医療を今後どういう形で継続させていくか、という大きな局面を迎えている。

ファルモはこのような医療課題に対し、全国の調剤薬局が主体的にアプローチ可能な医療インフラの構築を目指す。このミッションを実現するためには、ICTの活用をはじめ、地方への人材の安定供給、人材の医療スキルや意識の向上など、既存の薬局バリューチェーンへ積極的に介入していく必要がある。ファルモは複雑な医療課題にチャレンジし、人々のよりよい生活とヘルスケアの革新に貢献していく。

ファルモのメイン事業は、全国に5万9000軒ある調剤薬局を起点とする、薬局ICT事業だ。調剤情報ハブシステム「ファルモクラウド」上で、薬局の価値を最大化するためのICTソリューションを展開している。「ファルモクラウド」は薬局で用いられるさまざまな情報を蓄積・管理する保険薬局向けのクラウドサービスで、電子お薬手帳や在庫管理システム、地域医療連携システムなどを含む。薬局や医療・福祉機関などが処方歴や薬剤情報などを共有し、調剤情報を地域社会へ還元する役割を担う。

2018年7月、長野県の南信州広域連合は、運営する飯田下伊那診療情報連携システム「ism-Link(イズムリンク)」に参加する医療施設間が「ファルモクラウド」を活用し、地域単位での調剤情報の共有を実現したと発表した。また2020年には、日本のCRO(医薬品開発支援)の最大手であるシミック株式会社と電子お薬手帳事業で協業をスタート。従来の電子お薬手帳の枠を超える、新たな価値の創造を目指す。

ファルモは、人材や教育に関する事業も展開する。人材事業では、ヘルスケア業界全体をカバーする求人サイトの運営や、薬学生と経営者のマッチングイベントの提供、そしてSUWAモデル(地域の共同採用モデル)の構築に挑戦している。

今後の展開予定としては、電子お薬手帳などの既存プロダクトに加え、複数の医療施設間で適切な情報共有が可能になるようなプラットフォームの開発を目指す。また複数の大手企業と手を組み、「ファルモクラウド」をはじめとするプロダクトやサービスの大々的な展開を指向する。具体的には、他サービスと「ファルモクラウド」との連携、薬局・薬剤師向けソリューションの開発、地域への人材供給業務の充実などを進める。そうしてファルモが提供するソリューションを拡大し、薬局業界を中心に、ヘルスケア業界全体をトータルサポートするリーディングカンパニーへ成長していくというストーリーを描いている。

2020年7月時点の従業員数は30名で、平均年齢は32歳。男女比は7:3の比率だ。組織体制は4部門(営業、システム開発、人材事業、管理)で、部長以下はすべてフラットな階層。部門間の距離が近いため効率的に課題を共有でき、緊密に連携しながら開発に取り組める。社風としては、「自律志向」と「チーム精神」を重視する。

今回の採用では、システム開発部門のマネジメント候補者を想定している。求める人物像は、自分の役割を的確に把握し、自律的に動ける人材だ。また協調性の高さも重要になる。複数の関係者が、互いに協力し合うことで成り立つ仕事だからだ。“自律”と“協働”のバランスを取って働ける人なら、大いに活躍できるだろう。

「ファルモクラウド」などファルモが提供するサービスは、すべて自社で開発・運営している。そのため開発環境には柔軟性があり、上流工程から保守、運用まで幅広い業務に携わることができる。働き方も柔軟で、在宅勤務やフレックス出勤が可能。ちなみに月平均の残業時間は10~15時間程度と少なめだ。新たな人事評価制度を構築する予定もあり、社内制度はこれからどんどん充実していく。

ファルモのCTOを務める宮英嗣氏は、代表の広井氏と同じく薬剤師だ。摂南大学薬学部を卒業後、複数の病院・調剤薬局で薬剤師として調剤業務に携わりながら、独学でプログラミングを学び、現場に必要なシステム開発に取り組んできた。ファルモ入社後は設立メンバーの一人として、電子お薬手帳や在庫共有システム、「ファルモクラウド」など複数のプロダクト開発を担当。業務では宮氏から多くを学びながら、最短距離で必要なスキルを身につけることができる。

ヘルスケアやメディカルの領域で新しい事業やサービスにチャレンジすることは、非常に難易度の高い仕事だ。しかし、あえてそこに飛び込み、日本の医療における新しいICTインフラをつくっていく。ファルモには、そんなチャレンジングな環境が待っている。

募集している求人

クリエイティブ職(Web)の求人(1件)


営業職の求人(1件)


経営・CxO職の求人(1件)


エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(1件)

企業情報

会社名

株式会社ファルモ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
カジュアル面談歓迎
資本金

1億円

設立年月

2012年05月

代表者氏名

広井 嘉栄

事業内容

株式会社ファルモは、日本の医療課題に対し、全国の調剤薬局が主体的にアプローチ可能な医療インフラの構築を目指して、電子お薬手帳や薬局監査システムなどの開発・運営を手がける医療ITベンチャー企業です。

調剤薬局向けクラウドサービスを提供し、2023年11月時点で全国6万2000軒の調剤薬局のICT化に貢献しています。

2015年に株式会社エムティーアイ(東証プライム上場)にグループインしたことで、必要以上のお薬を服用している状態(ポリファーマシー)や地域で取り扱う医薬品の統一(地域フォーミュラリー)の問題など、複雑な医療課題により一層チャレンジしていける環境が整いつつあります。

薬剤師資格をもち現場経験も豊富なCEO、COO、CTOを筆頭に、薬局業界における次世代ICTインフラの構築を実現に向けて、日々邁進しています。

株式公開(証券取引所)

従業員数

30人

本社住所

東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティータワー52F

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