代表取締役 デービット・リーブレック

まずは、事業を開始された背景について教えてください。

WEB関連サービスに莫大な投資が難しい中小企業でも導入できる安価で良質なWEB関連サービスを提供したいと考え事業を開始しました。 事業開始の背景としては、WEBサービスをはじめ、企業のマーケティング全般の要望に対応できるシステムを提供したいと考えたからです。 今は、約3万社の導入実績がありますが、それは日本の中小企業の1%しか貢献できてないということです。 これを、5年以内に日本の中小企業の約10％にあたる30万社まで増やしていきます。

30万社というとかなりハードルが高そうですが、どのような戦略があるのでしょうか。

大きくは2つの戦略があります。 １つは、パートナー戦略です。 当社は、パートナー企業と提携し新規の顧客開拓をおこなってきました。 更にパートナー企業を増やし、既存パートナー企業との連携を深め顧客開拓の要としていきたいと考えています。 もう1つは、製品戦略です。 時代も変わり、今はダイレクトに顧客と関わりファンを増やしていく企業が増えています。 通常のWEB関連サービス、マーケティング全般のサービスはもちろんのこと、 中小企業は自分のオウンドメディアで顧客を囲い込んで自分たちで顧客を育てていくことが必要です。 そういった顧客育成支援にも役立ててもらえるようなサービスであることが重要だと考えています。 もちろん、将来に向けた海外進出も念頭に入れています。 日本で成果を出したサービスとして、市場の大きいアメリカでも挑戦していきたいと思っています。

アイモバイルの他社に負けない強み等があれば教えてください。

1つは、サポートサービス込みでサービス展開をしている点です。 中小企業向けの無償版サービスは世の中に数多くありますが、サポートのサービスはほとんどないのが実情です。 そこをカバーしているのが、アイモバイルの優位性だと認識しています。 もう1つは、パートナー企業の存在です。 株式会社ＴＫＣ様やキャノンシステムアンドサポート様、コニカミノルタ株式会社様などの企業がパートナーとして当社を中小企業の方に紹介してくださるので 新規の顧客であっても、当社を信頼してくださっています。 当社の戦略の一つでもあるパートナー企業の存在は、無くてはならないものになっています。 実は、アイモバイルの顧客のほとんどが、契約を更新してくださいます。 契約期間も問わず、月次払いの顧客であっても更新をしないという選択をすることはありません。 それは、費用以上のサービスや価値を提供できているからだと考えています。

2020年3月からテレワークを導入されています。かなり早いと思いますが決断された背景について教えて下さい。

私は、社員が元気でいられる、人生幸せでいられるようになってほしいという思いが第一にあります。 今回のコロナ禍も、アメリカにいながら感染状況を注視していました。そしてまだ日本で感染が広がっていないタイミングで社員全員をリモートワークに切り替えました。 自分だけがテレワークをするのではなく、同じような環境を社員にも提供できることが大切です。 社員の利益と健康を守り、活かしていくことが私の使命だと思っています。

最後に、どんな方にアイモバイルへ入社してほしいと考えていますか。

大きく3つあります。 「プロフェッショナル意識がある人、妥協しない人、ワークライフバランスを意識する人」です。 1、プロフェッショナル意識がある人 自分の提供しているサービスが顧客に価値を提供していると情熱やプライドを感じる人です。 2、妥協しない人 どうするか、何をすべきかをしっかり考え、妥協せずに遠慮せずに思うことを伝える人です。 そういった行動が会社を改善するし、強くしていくと考えます。 3、ワークライフバランスを意識する人 仕事だけではなく、自分の幸せも追求できる人です。 よく働きよく遊ぶ人が良いですね。