戦略推進部部⻑・執⾏役員・九⻤隆剛⽒ アビームコンサルティング株式会社で業務改⾰コンサルティング、戦略コンサルティング業務、事業会社のM&A部門への出向など経験した後、株式会社カカクコムに転職。約9年の在籍期間中に海外事業責任者を務め、東南アジアをターゲットにしたメディア事業を立ち上げ、東南アジアNo.1メディアへ導く。2020年7月、日本M&Aセンターの事業ミッションに共感し同社へ⼊社。新規⽴ち上げとなった戦略推進部にてDXを促進中。

御社に入社した経緯について教えてください

前職時代、いくつかの企業から⼊社のお声がけをいただいていました。その多くはネット系の企業だったのですが、M&A仲介事業を⼿掛ける当社からのお声がけに「なぜ？」と興味を持ったのがきっかけでした。実際に、三宅（卓⽒・代表取締役社⻑）と、現在の上司である⽵内（直樹⽒・常務取締役営業本部⻑）の2⼈に会い、その思いに触れて⼊社を決意したというのが転職の経緯です。 その思いとは、⽇本の中⼩企業が危機的状況を迎える中で⾃分たちがそれを救いたい、という強いものでした。⾃社の事業、売上、時価総額ももちろん⼤事ですが、それよりも多数の中⼩企業をサポートすることで社会に貢献したいという気持ちを伝えられたのです。それを⾃社のミッションに掲げていること、そして企業のトップである2⼈が何よりも熱い思いを持っているということに感動したことを覚えています。

統括されている戦略推進部の業務内容を教えてください

戦略推進部の現在の主な役割は、当社のDX推進を担うことです。WEBを活用し売上機会を創出したり、デジタルを活用し社内の業務効率化を進めることがミッションになりますが、その中でも、緊急性が⾼く重要課題となっているものが、Webサイトの改善による売上機会の創出です。そのために細かな改善を実施しPDCAを回す。また当社の強みをWEBサービスとして展開し新たな売上機会を創出する。そのような取り組みのために⼈員体制を強化していきたいというのが、今回の募集の背景です。 これまでは外注に頼っていた部分も多かったのですが、社内での内製化を進めることによって、よりスピーディに施策を実施し改善できる体制を整えたいと考えています。また、新規事業のアイデアを形にする役割も担っていますので、事業プランに沿ったビジネス展開を⽀えていきたいと思っています。

組織をマネジメントする上で重要視していることは何ですか？

当たり前ですが、メンバーには結果にこだわる姿勢を持ち続けてほしいと思っています。⾃分の仕事はちゃんと結果につながっているか、何をターゲットにした仕事なのか、結果が出なかった場合は何が原因だったのかを、しっかり意識し⽇々の業務に取り組んでほしいですし、そのことは常にメンバーたちに伝えています。 それ以外に⼤切にしていることは、メンバー⼀⼈ひとりが常に⾼いモチベーションで業務に取り組めるような状態を維持すること。私たちは、先にあげた取り組み以外にも、各営業部や関係会社から様々な相談を受け、かなり幅広い業務を担当しますが、それぞれの業務が「作業」になってしまえば意欲的に取り組むことは難しいはずです。 そのために、メンバーへ仕事を「作業」として渡すのではなく、こういう課題があって、それを解決するためにこういうことをして欲しいという「ミッション」として伝えます。⾔い⽅や伝え方などを工夫することで、⾼い意欲を維持できるようにしたいと考えています。

御社での仕事にある魅力、面白味はどのような部分にあるとお考えですか？

上場企業である当社は、社員数も約750名に上るなど、⽐較的⼤きな組織になってきています。その⼤きな組織としての安定感がある⼀⽅で、新しい価値を⽣む「ベンチャー感」もあると、私は思っています。「デジタル」を扱う新たな部署として私たち戦略推進部は発⾜し、それによって⾃社の売上に貢献するというミッションのもと、少⼈数が熱い思いを共有しながら業務に取り組んでいるからだと思います。立ち上げ時の「ベンチャー感」がありながらも、経営的・事業的にも安定している。そんな魅⼒が、当社の環境にはあると私は感じています。 現在の当事業部のメンバーは全部で8名。今後はエンジニア層を拡充していきたいと思っていますので、ビジネスにおける新しい価値を⽣む仕事でやりがいを感じたい⽅には、ぜひチャレンジしてほしいですね。

最後に転職者に向けてメッセージをお願いします

当社のミッションは、M&A仲介事業によって⽇本の中⼩企業を少しでも救うこと、その結果として⽇本という国に貢献することにあります。その思いに共感できる⽅であれば、⼊社した後のカルチャーギャップも少ないでしょうし、ミッション感を維持しながら仕事に取り組む環境でやりがいある⽇々を送ることができると思います。 また、新しいチャレンジをしたい、新しいサービスで世の中に価値を提供したいと考える⽅には、その環境を提供できる社⾵が当社にはあると思います。当社サイトの各種改善などを行いつつ、当社の強みを新たなWebサービスとして展開する。ゼロから価値あるものをつくって成⻑させていく喜びを、当社の環境でぜひ体験していただきたいですね。