株式会社トライビート

東京は南青山に本拠を置く、株式会社トライビート。
システム開発をはじめ、各種プロモーション、マーケティング事業、映像制作、イベント制作、さらには建築・空間デザインまで幅広く対応。様々なソリューションで、顧客のビジネスを支援する会社だ。南青山の本社のほか、北海道札幌市と福島県郡山市に支社を持つ同社は、多数の有名企業や官公庁を顧客に持ち、その信頼も厚い。

「元々当社は、映像制作会社として創業されました。その後、PR・マーケティング関係の企画・制作を幅広く手掛けるようになり、その中でWebサイトやシステムの構築といった業務も派生していったことから、2016年にはIT事業部門（現Tech事業部）も立ち上げました」

トライビートの事業展開について語るのは、同社取締役・CTOの高桑克幸氏。同氏によると、現在の事業別売上構成は、社員数に比例し、IT事業が5割ほど、PR事業が3割ほどで残りがBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とといった比率になっているという。

「いずれの事業でも、他社と比べて個々人のパフォーマンスは高く、社員数から考えると普通の会社の倍の売上を出しています。非常に効率的なビジネスができていると自負しています」（高桑氏）。

同社の仕事、特にIT部門のプロジェクトは、そのほとんどが「直取引」。メーカー系SIerの下請けではなく、顧客である事業会社と直接タッグを組み、顧客のIT部門として振る舞いながら、ビジネスの伴走者として共に事業を発展させていくのが特徴だ。

「例えば、大手中古車情報検索サイト等、Webサービスを一般カスタマーに提供している企業とのお仕事等があります。多数の企業を受け持っているわけではないのですが、その代わり、どの企業さんとも深く、太いお付き合いを続けています」（高桑氏）。

トライビートのIT部門は、特に、BtoCのWebシステムやコンテンツ制作を得意としている。先に挙げた中古車情報サイト以外にも、求人系、アミューズメント系Webサービスをはじめとした各種企業のWebサイト等に実績を持つ。

「私達は、いわゆるSoE（System of Engagement）部分、つまりサービスやマーケティング系システムの企画、構築、さらには運用に強みを持っています。その上で、SoR（System of Record）領域、基幹業務系システムとの連携も担い、顧客企業のビジネスがより成長できるようお手伝いをしています」（高桑氏）。

IT事業と共に、同社のコアビジネスであるプロモーション・マーケティング関連事業においても、大手代理店等と共に、官公庁、ゲーム会社等のプロジェクトを担当する等、多数の実績を残している。

トライビートでは、今後さらに同社らしく、プロモーションやマーケティングの力と、システム開発の力のシナジーが得られるよう、新たな事業にも積極的に取り組んでいく方針を掲げ、そのためにも、メンバーの増員を図るという。プロモーション事業を担当する、営業本部マネージャー、丹治茂男氏はこう語る。

「プロモーション関連事業は、現在少ない人数で様々なプロジェクトを回している状態です。仕事は沢山あるのですが、人が足りない。人を入れて、育てることによって、もっと私達の力が発揮できるようにしていきたいのです」（丹治氏）。

新たな力を求めているという点では、IT事業領域でも同様だ。

「IT部門も、人手不足という点では同じです。せっかく他社にはない、プロモーション・マーケティングからコンテンツ制作、システム構築まで一気通貫してできる環境を活かして、会社内でのシナジーを生むためにも、人を増やして新たな案件に対応できる人材を揃えたいと考えています」（高桑氏）。

多くの顧客との直接取引の中で信頼を築き上げてきたトライビート。高桑氏の言う「社内のシナジーを発揮する」とは、具体的にどういうことなのだろうか。

「今はお客様のビジネスを成長させたり、お悩みを解決したりするために、ITの力を活用して仕事をしています。これも大事なのですが、今後は私達自身が『メーカー』にならなくてはいけないと考えており、自らサービスやプロダクトを生み出すことにもどんどん挑戦していきます」（高桑氏）。

既に同社では、新規事業の一つとして、健康関連のサービスをリリースする計画がある。他の企業とコラボレーションし、「未病」領域のサービスを提供するのだとか。もちろん、これ以外にも「トライビート発」のサービス、プロダクトの開発が予定されている。顧客企業と同じ立場でビジネスを支援することはもちろん、独自のプロダクトを作って世に問うことにもチャレンジできる環境は、他社では得難い魅力だろう。

今後さらなる発展のためには、会社のカルチャーも変えていく必要があると、前出の高桑氏は語る。

「受け手として仕事をするポジションから、仕事を生み出すポジションに変わっていくには、当然社内の血を入れ替えていくことも必要になるでしょう。どうしても、今までの仕事のスタイルから生まれるカルチャーがありますからね。これから入社してくださる方々には、そうした当社のカルチャーも変えていってほしいですね」（高桑氏）。

既存顧客からの厚い信頼、太いパイプという「安定した軸」を持ちつつ、蓄積した知見を持って新たなビジネスにもチャレンジしていく株式会社トライビート。今、彼らが求めているのはどんな人材なのだろうか。

「人物像としては、向上心、チャレンジ精神がある方。あとは飾らないタイプの方がいいですね。当社には、コミュニケーションに難のあるような方はいませんし、皆キャラは立っていますが、お互いを尊重する企業カルチャーですので、馴染みやすいと思います」（丹治氏）。

「当社では、どの事業においても異業種からの転職者が多いんですよ。特にIT部門では、営業職等の客商売をしていたという人も多く、ある意味エンジニアっぽくない人ばかり。他業種からの転職にも広く門戸を開いていますので、是非チャレンジしていただきたいですね」（高桑氏）。

プロモーション、マーケティング、映像やイベントの制作。
システム構築。そして、独自サービスの開発。
様々な「力」を駆使して、ビジネスを立ち上げ、大きくし、世の中に広め、発展させる――。

あらゆる「面白そうな」仕事が、ここトライビートにはある。同社のビジネスやカルチャー、そこで働く「人」に面白みを感じてくれたなら、是非、彼らとコンタクトを取ってみてほしい。

「今なら、異業種から転職される方には、同じような経験を持つメンバーがサポートしますので、よりチャレンジしやすいかもしれません」（丹治氏）。

「どうせやるなら、仕事も面白い方がいいですよね。技術的にもトレンドを先んじて取り入れていますし、『普通が嫌い』なメンタリティを持っているメンバーばかり。一緒になって、面白いことにチャレンジしてみませんか？」（高桑氏）。