ものづくりとの関わりを、教えてください。
卒業後、日本オラクル株式会社へ入社しました。 新卒ながらに、とても大きなプロジェクトを任されることもあり、多くのチャレンジができる環境でした。 ただ、基幹システムの導入コンサルとして、生産管理システムや財務系システム導入を2年半ほど担当したのですが、プロジェクト内の一部分だけのアサインされる事がほとんどで、自分の作ったシステムがお客様のもとで動き出すことを見れる機会があまりありませんでした。 運良く自分が携わったシステムが工場で試験運用されたる際に立ち会えた時には、自分の作ったシステムに対するお客様の反応を聴くことができ、お客様の声や反応を聴けるようなシステム創りに携わりたいと強く思うようになってきました。 業務以外でも、同期と一緒に開発の伴うビジコンに出場して、初めてWebサービスのプロトタイプ開発を行いました。 また、丁度その頃、個人でアプリ開発をしてストアにリリースができるようになった時代で、働きながらも個人的にアプリを作っていました。 無作為に選ばれた3つの単語から、何かしらアイデアを出し記録するアプリを自身で開発した事をきっかけに 基幹システムのような大きな規模のサービスでなくても、新しいサービスを自分で創り出すということができるんだなと感じ、思い切って会社を辞め、縁のあった知人たちとブリューアスの前身であるトライフォートという会社の立ち上げメンバーとして参画しました。 トライフォートはソーシャルゲーム開発を主に行っており、ゲーム開発の面白さはもちろんありましたが 日常的なサービスアプリの開発に力を入れたい考えが強くあったので、非ゲーム領域の開発を主とする、サービス開発部をメンバーもゼロから集めてつくりました。 その事業をメインとし、現在のブリューアスという会社が出来上がりました。 私自身、現在もいくつかのプロジェクトに携わって手を動かしているので、毎日わくわくした気持ちで新しいサービス創りに奮闘しています。 プライベートでは 4,5年前から仲間と一緒に、日本酒のレコメンドサービス (ラベル認識、評価をすると、お勧めの日本酒が出てくる)をプロトタイプで作っています。
会社の特徴や魅力、組織体制や社内雰囲気を教えてください。
to Cに対するサービスを開発することに、エンジニアや組織全体もわくわくしながら働けるような取り組みをしていると思います。 受託開発を行う際の、決められた事を作ればいいという狭い視野では行わず、新しいことにチャレンジする、チャレンジしてみるという自分から向かう姿勢で仕事ができる風土が醸成されています。 私自身がいくつかのプロジェクトにPMとして携わって手を動かしていることもあり 従業員とすぐに直接コンタクトをとれる状況にあるので、チャレンジしたいことがある時には私に伝えやすく、みんな気軽に発信してきてくれています。 また弊社では、設立時から既に丸3年以上、フルリモートワークを取り入れていますのでコミュニケーションの取り方を工夫しています。 実際に出社して顔を合わせて仕事をする会社よりは、従業員同士の繋がりはチャットツール上だけで希薄になってしまうので、月に一回オンラインで皆でゲームを行う時間を設けたり、半年に一度、実際にみんなで顔を合わせる交流イベントを行い、そこで思い思いにコミュニケーションをとって過ごし、部署や担当プロジェクト問わずに仲を深めていけています。 実際に、交流イベントではものづくりの会社らしく、自前でつくった技術で遊んでいたりします。 そのあたりは「slackでできる人狼を完全無料(gas+github pages)で作った話」「納会自作のオンライン「クイズ大会」で盛り上がる!」等のnoteにまとめてあります。 日常的には、朝会、夕会を行ってみんなで情報の共有を行ったり リアルに接していればちょっとした時に言えている「ありがとう」も、リモートで仕事をしていると言えなかったりするので「ありがとう」を伝える仕組みも設立時から続けており、人と人とを繋ぐきっかけになるような組織になっていると思います。
ブリューアスの評価制度を教えてください。またその評価制度含め、ブリューアスに向くのはどんな人だと思いますか?
1年に2回評価のタイミングを設定しています。 半年に1度、目標の設定をし、半年経過後にどうだったかを振り返りますが、必ず2軸の評価を行います。 まずプロジェクトの中での活躍です。担当するプロジェクトの中でどのくらいの活躍があったかを見ます。 そしてもうひとつは、チームの中で新しいプロダクトを試したり、技術や情報の共有を行ったり、他チームとの連携を通して会社の資産に繋がることに目を向けられていたかを評価します。 Qiitaやnoteでの技術情報発信も、その一環です。 忙しい状態のプロジェクトの中でだと、どうしても技術的チャレンジができなかったり、何かに挑戦する目標を掲げてもできない場合があります。 しかし、そこを評価できなくてもプロジェクト内での貢献評価はでき、また逆にプロジェクトとのアサインがなかった場合には、技術取得や情報共有、新しいことへのチャレンジができているかを評価し、プロジェクト内、プロジェクト外どちらのチャレンジであっても、絶対に誰かが見てくれている環境をつくっています。 ブリューアスは、働き方が基本的にフルリモートワークなので、誰かに話しかけられるのを持つタイプの方や指示を待ってしまう方は向いていないと思います。 指示通りにやるということも一つの能力ではありますが、指示通りにこなすだけの仕事姿勢ではなく、自分が創り出すサービスとして、より良いサービス、より良い提案やチャレンジをする姿勢を大事にしたいので、自分から向かっていく姿勢で仕事に望める人が向いていると思います。 チャレンジとしてやりたい事が思いついた時には、私との距離がとても身近なことは入社するとすぐにわかるともうのですが、きちんと自分のやりたい事を私に、そして周りに発信できる人はとても仕事がしやすい環境だと思います。
最後に今後の展望と求職者へのメッセージをお願い致します。
開発の種類が受託か自社サービスかは関係なく、今までもこれからも「新しいサービスを創る」ということにプロフェッショナルでいたいという思いが強いです。 これから先、IT系企業にとってAIは無視できない分野になっていき、サービスを創る部分で”ソースコードを書く”という部分はAIに切り替わっていく流れになると思います。 IT技術やサービスが求められる時代に、IT業界で働くエンジニアは非常に将来性の高い職業であると言えますが 技術進化のスピードが速いため、いちエンジニアとして、また会社として生き残っていくためには日々スキルを磨き最新の情報、動向を把握する必要があると思っています。 ブリューアスは、品質の高いものづくりは維持しつつも、時代の流れに沿った技術やチャレンジを積極的に行っていますし、今後も会社全体で必要な事は何かを見定めながら挑戦し続けていきます。 今現在は自社開発も行っておりますが、やはり受託開発がメイン事業となっています。 受託開発に対して、決められた仕事をこなすだけのようなネガティブなイメージを持っている方こそ是非弊社へ来ていただき、ネガティブなイメージを払拭してほしいと考えています。 ブリューアスでの仕事は、決められた開発をただこなす訳ではなく、上流から入り開発コンサル領域にも携わります。 上流から関わりたい、クリエイティブにやりたい、1つのプロダクト、1つのサービスをずっと続けるということではなく、様々なサービス、クライアント様と関わりたい方は案件を通して経験値を積むことができます。 働く場としては、決まりきったルールは非常に少なく、自由にチャレンジできる環境にあります。また、フルリモートワークを導入しているので、心身共に充実した仕事や生活ができると思います。 今後自分の経験、視野を着実に広めていきたい方で ユーザーに向けて、日常的に使う新しいサービスを創りたい気持ちがあれば、是非ブリューアスへ来ていただきたいです。