代表取締役・山口 智久氏
大手ベンダーでSEとして開発経験を積んだ後、SEが働きやすい会社を作ることを目指し独立。2009年、同社の前身である株式会社旭システムを設立した。2017年に社名を株式会社リンクスに変更。未経験者を積極的に採用して教育することで多数のシステムエンジニアを育成、金融・保険・メーカー・情報等のあらゆる業界とのパイプを持ち、複合的で付加価値の高いITサービスを提供している。創業時の思いをお聞かせください
私は元々大手ベンダーで働いていましたが、SEとして10年近く仕事を続けていく中で、窮屈さや、自分の成長に対する物足りなさを感じ、もっと伸び伸び働ける環境で仕事をしてみたいと思うようになりました。独立し、最初は一人で仕事をしていましたが、一緒に働ける仲間が欲しいと思い、この会社を立ち上げました。 会社を設立するに当たり、一番大事にしようと思ったことは「エンジニアのための会社」をつくるということです。会社員時代に自分が感じていたような働きにくさを解消できるよう、常にエンジニアの目線に立った環境づくりやルールづくりを心掛けています。 弊社では現在、約200人のエンジニアが働いていますが、上下関係がフラットで、会社に出社する際の服装も自由。会社というより、仲間同士がワイワイと集まっているような雰囲気です。これからさらに会社が大きくなっても、自由な社風は大切にしたいと思います。
社員のモチベーションアップのために、意識や工夫をしていることはありますか
社員一人ひとりがエンジニアとして、自分の思い描くキャリアプランを叶えられるように、できるだけ本人の希望に添った配属先へアサインできるように配慮しています。 弊社には、金融・保険・メーカー・情報等のあらゆる業界との繋がりがあるので、多彩な仕事の中から、自分の希望に合う案件を選べるところが大きな魅力だと思います。また、社員数が多いため、様々なポジションの中から自分にぴったりの働き方を見つけることも可能です。 「もっと大きなプロジェクトに参加したい」「上流工程から導入まで一貫してやってみたい」「プロジェクトリーダーをやってみたい」等、やってみたい仕事があれば、どんどん声に出してください。もし社内にない仕事であれば、営業担当者が探してきてくれることもあります。 限られた仕事を繰り返すだけでなく、新しいことにどんどん挑戦できる環境を作ることで、自分自身の成長を実感してもらえたらいいなと思っています。
御社で働くやりがいや魅力について、教えてください
エンジニアとして技術の力で社会の役に立てることが一番のやりがいですが、それ以外に弊社では、人を育てることにやりがいを感じている社員がとても多いと思います。 弊社では、新入社員や若手の未経験者を積極的に採用しています。最初はみんな初心者ですが、2年から3年で一人前になって、後からどんどん入ってくる後輩達のよき相談相手になっています。自分が教えた後輩が成長する姿を見て、大きなやりがいを感じているようです。 エンジニアとして経験豊富な方には率先して、後輩エンジニアの指導に当たってもらっています。現場での指導を任せることもありますし、研修の講師を務めてもらうこともあります。優秀なエンジニアを育てることは、会社の成長に直結します。自分の力で人と会社を育てることに、やりがいを感じてもらえたら嬉しいです。
今後のビジョンを教えてください
現在、弊社の社員数は190人ほどですが、これから数年で500人規模まで会社を大きくしたいと考えています。どの業界も急速なIT化やDXの必要性に迫られているため、得意先や新規のお客様から、新しい仕事の相談が多数寄せられています。ニーズに対応し、市場を一気に拡大するために、組織と事業規模の急速な成長を目指したいと思います。 そのために、これから特に力を注ぎたいと考えているのが、チームリーダーやグループリーダーとなる中堅エンジニア層の中途採用です。弊社では、新卒採用や未経験者採用で入社した若手のエンジニアが多く、リーダー層となる人材が不足しています。エンジニアとしてステップアップを目指している方には是非、弊社で新しい活躍の場を見つけてほしいと思います。
転職を考えているエンジニアの方に、メッセージをお願いします
弊社には、あらゆる業界との繋がりがあり、様々なクライアント様から多彩な仕事を受注しています。エンジニアとして成長したいと考えている方には是非、弊社で幅広い仕事を経験してほしいと思います。 自社開発の仕事には様々な魅力がありますが、もし自社開発のみの企業に転職したら、仕事の幅が狭まる可能性があります。社内に閉じたノウハウを沢山習得しても、会社の外ではあまり役立たない可能性があるからです。 当社が魅力に感じるのは「色々なWebアプリ開発をやってきました」という方や「これから色々なWeb技術を学びたい」という方です。そんなエンジニアに出会えることを、心から楽しみにしています。
