技術承継機構はどんな会社ですか?
ビジョンは設立した当初から変わらず、製造業を営んでいる各社の技術・技能が失われることを防ぎ、次世代に繋ぐことです。特に後継者不足、IT化の遅れ、人員不足の3点の改善に重点的に取り組んでいます。 会社としては遠くない将来における上場を目指しております。連続的に製造業の会社の譲受を進めることで、いずれはアメリカのダナハーの規模を目指したいですね。 拡大していくにあたって今取り組んでいることは、制度や会計面で上場する体制をきちんと整えること、譲受企業を10社強に増やすこと、利益率を上げることです。利益率を上げるために効率化は欠かせないので、IT人材をもっと増やしたいと思っています。 社内文化としては、「スピード・ポジティブ・やり切る」をモットーに無駄を省くことと、コミュニケーションの円滑化を心がけています。無駄を省くという点ではIT化が必須だと思っていて、人手が足りないというのが現状です。なお、創業時からフルリモートです。 コミュニケーションという観点では、情報の格差を無くすため、情報共有の徹底には力を入れています。結果として、オープンで和気藹々とした雰囲気になっています。
社員にはどんなことを求めていますか?
まず何事にも興味を持って欲しいと思っています。色んな背景や専門技術を持った人が集まっているため、互いに興味をもち、お互いを尊重して協力する必要があります。 そして、物事の真理・原因を追求する姿勢も求めています。譲受企業を選定する時だけでなく、経営課題を見つけていく過程や業務改善のシステムを作る上でとても重要な姿勢だと思っています。
今技術承継機構に入社する魅力を教えてください!
やはり、やりがいを感じやすいことが一番だと思います。直接的に世の中にプラスをもたらしており、譲受先の方々に感謝していただけた時は、特にやりがいを感じます。譲受した企業の業績が目に見えて上がっていくのも楽しいです。 また、伸び代があるがもったいない!っと思っている企業を中心に譲受しているため、事業の安定性が高く拡張性もあります。高齢化が進む日本でさらに我々の存在意義は高まっていくと考えています。 勤務時間もフレキシブルでとても働きやすい環境と思います。また、他の人を助けようという精神が全体に満ちています。 企業が拡大していく様子を間近で見てみたいと思った人にはぜひ来てほしいと思います!
これまでの来歴と技術承継機構を立ち上げようと思った経緯について教えてください!
大学の頃から起業しようと考えていましたが、まずは10年ほど企業で修行しようと思い、初めはみずほ証券に就職しメザニン投資を行いました。その後産業革新機構で、6社に出資し4件の譲渡を実行し、退職後は、世界各地を周りつつ現地で投資を行ってきました。 ビジネスモデルを明確に決めたのは産業革新機構で働いているときでした。アメリカのダナハーという企業を知り、高齢化で後継者不足が進む日本で、必要とされるし、絶対に伸びるビジネスモデルだと確信し、将来この方法で起業しようと決意しました。