会社設立の経緯について教えてください。
私は当社を起業する前に約9年間にわたり、ソフトウェア開発会社に営業として勤務していました。エンジニアにより良い環境で働いてもらうために、やりたいことが沢山あったのですが、上に言い続けても叶わなかったこともありました。やりたくてもやれなかったことを全部やってやろうと考えて2013年6月に立ち上げたのが当社です。 最初はシェアオフィスからのスタートでしたが、事業拡大に伴って設立1年後の2014年7月に、現在の東京・秋葉原に本社オフィスを移転しました。現在は、サブカルチャーの聖地・秋葉原に拠点を置くIT企業であることを打ち出していますが、実は秋葉原に絞ってオフィスを探したわけではありません。中央区や港区等、本当に様々な地域を見て回りました。その中で今のオフィスに案内された瞬間に「ここだ!」と直感し、即決しました。そういう意味では秋葉原という土地と縁があったのだと感じています。
御社の特徴・強みを教えてください。
教育・研修体制を充実させていることです。未経験の方、研修の浅い方にはしっかりと研修した上でお客様のところに出しています。これは起業前の会社で営業をやっていた頃から考えていたことでした。未経験でWordやExcelぐらいしかできない場合、お客様先に行っても、エンジニアとしてステップアップできる仕事はなかなか任せてもらえません。しかしある程度ネットワーク等のIT知識を事前に持っていると、お客様先でスキルが身に付く仕事を任せてもらえるのです。 具体的にはインフラエンジニアを目指す方には、専任講師と先輩社員が講師になって、Cisco社のCCNA資格取得を目指す研修を行っています。また、システムエンジニアを目指す方に行っているのが、オラクル認定資格Oracle Java SE Silverの取得を目指す研修です。そして現場では先輩社員が慣れるまでしっかりフォローしています。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
当社が創立から大事にしている信条は義理、人情、誠実、正直です。そして私は社員一人ひとりとしっかりと向き合って、絶対に嘘をつかないようにしています。例えば就業規則について何か質問を受けた場合は、社労士や弁護士に聞いて「これは社労士からの見解です」「弁護士はこう言っています」ときちんと答えて対応しています。過去には女性社員からの相談がきっかけとなって、私と社員、顧問の社労士の方の三人で産休制度を作ったこともあります。 私は起業前に様々な仕事を経験してきました。その中で、辛いことや理不尽なことも沢山ありました。今は社長として、その時にメモした内容を見返しながら、同じ失敗を繰り返さないように意識しています。そして、社員みんなができるだけ楽しく働ける環境づくりを心掛けているつもりです。
求める人物タイプを教えてください。
会社を活性化するパワーがある方に入っていただきたいですね。「みんなでやってみよう!」と率先して社員のみんなを引っ張って行く方に来ていただけると助かります。そんな方には、ぜひリーダーシップを発揮してもらい、組織づくり等、自分からどんどん行動を起こしてチャレンジしていただきたいと考えています。 現在、役員は私だけで、部長もおらず、あとはリーダーが数名いるというフラットな状態です。ポストは空いていますから、やる気がある方には大きな裁量を持たせ、責任ある役職を任せていきたいですね。そのため、これからキャリアを積んでいきたい方でしたら、他の会社ではなかなかできないような貴重な経験が若いうちからできる魅力があります。エンジニアとしてキャリアアップして活躍したい方はもちろん、「トップに立ちたい」「独立したい」という方がいれば、是非会ってみたいですね。
今後のビジョン、目標を教えてください。
まずは社員100人規模・元請けクラスの会社になることを目指したいですね。それによって商流が上がれば、今よりもさらに大きな会社さんとも取引できるようになります。社員の給料の底上げにも繋がるので、転職を考えているエンジニアにとって、より魅力ある会社になることができます。そのためにも今後、エンジニアの採用に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。 そしていつかは社員みんなの力を結集して『OZsoft』独自のサービスを開発して提供し、世界中の人々に喜んでいただけるような企業へと成長させたいですね。それは20年かかるかもしれませんし、もしかしたら30年かかるかもしれません。でも、この目標は是非実現させたいと思っています。そんな私達と一緒に、みんながやりたいことができる会社づくりにチャレンジしていただく方をお待ちしています。