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日本ヒューレット・パッカード合同会社

  • 製造・メーカー系
  • IT/Web・通信・インターネット系

シリコンバレー発祥の世界的テクノロジーカンパニー

外資系
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

日本ヒューレット・パッカード合同会社は、米国Hewlett Packard Enterpriseの日本法人であり、世界最大級のITソリューションカンパニーだ。1999年7月に設立され、東京都江東区に本社を置くほか、東京、大阪、名古屋、福岡など全国8カ所に拠点がある。

B to Bに特化した事業をおこない、サーバ、ストレージ、ネットワークといったハードウェアの開発・提供、およびDX導入に向けたコンサルティングや運用保守、ITインフラ構築などのサービスを提供している。なかでもITインフラストラクチャの分野では、グローバルで世界屈指の実績を誇る。

ビジネスにおける最大の特徴は、ソリューションポートフォリオの幅広さと奥行きだ。全領域に厚みのある製品・サービスを展開し、end to endでソリューションを提供。加えて、エッジコンピューティング、オープンソース、AI/ディープラーニング、ブロックチェーン、IoTなど、DXに必要なすべてを兼ね備えている。ソリューションサービスでは、コンサルティング、運用サポート、ファイナンシャルサービスなど全方位に対応。近年では多くのサービスを「aaS(as a service)」でラッピングして提案している。

1939年に米国・シリコンバレーの小さなガレージからはじまったHewlett Packardは、今では世界屈指の企業へと成長した。しかし「目指すところ」や「守りたいも」のに変わりはない。

その1つは、一緒に働く仲間やパートナーとの関係性を大事にする「Partnership First」、そして、一歩先を考え迅速に実行する「Bias for Action」だ。変化が激しい現在、ビジネスを加速させるには意思決定のスピードが重要だ。そしてもうひとつ、忘れてはならないのが「Innovators at Heart」だ。イノベーションを起こすテクノロジーとそれを実現する人、これこそがHewlett Packardの成長の源泉だ。

この3つ理念は、創業者(William Hewlett、David Packard)の「信頼と尊敬」の想いを受け継いだものだ。現在も社員・パートナーを信頼、尊敬し、また自主性を重んじる文化として継承されており、社内で運用されるさまざまな制度も、この理念にもとづいている。

人事制度や働き方においては、社員が生き生きと持続的に働き続けられること、つまりウェルネス(健康)と企業文化の醸成を意識して環境づくりを進めている。ほとんどの社員がリモートワークを実践している同社における「新しい働き方」とはどのようなものか?

2007年11月、同社は社員のウェルネスに着目し、FWP(フレックスワークプレイス)と呼ばれる制度を導入した。この制度は全社員を対象に週2回、月8回のペースで1日の就業時間のすべて、または一部を自宅勤務に充てることを認めるもの。通勤や移動にともなう身体的・精神的負荷を軽減して仕事の生産性を高めると同時に、ダイバーシティ&インクルージョンに適した多様な働き方に対応するのが狙いだ。現在はコロナ禍の影響もあり、オフィスへの出社率は10%以下になっている。

「会社は社員の働き方をコントローする」という認識が日本では一般的だが、日本ヒューレット・パッカードは働き方に関する多様な選択肢を用意している。人と人との信頼と尊敬にもとづく企業文化を軸に、「ビジネスへの貢献や社員のエンゲージメントにつなげる」ことを重視。社員の主体性、自立性に任せることで、さらなる成果の発揮やイノベーションの推進に役立てている。

そのようなポリシーのもとでは、マネジャーの役割は部下の強みやキャリア、指向性をしっかりと見定め、信じて任せ、見守り、フォローすることになる。かたや社員は、「こういう仕事がしたい」「こうした働き方を実現したい」といったゴールを主体性に定める。このようなクオリティの高い向き合い方が組織のカルチャーを育む。

業務や環境に関するあらゆる制約を取り除き、成果を発揮できるよう最適な環境を、主体的に見つけられる選択肢を提供する。この背景には「仕事をしっかりとやろう」「人を大切にしよう」という同社の企業カルチャーがある。こうした風土は一見すると自由だが、自由と自己責任は表裏一体であることを忘れてはならない。

キャリア開発のベースには、「Employee Owns, Manager Supports」という考え方がある。上で述べたように「信頼と尊敬」にもとづく企業文化を大事にしている同社では、キャリア開発も“自律”を重視する。

社員と会社は“性善説”による成熟した関係のもと、自由に、創造的に成果を追求していく。同時に、自然にお互いを助けあいながら業務に取り組むチームワーク重視の風土も根づいている。業務の中で受けるサポートや密なコミュニケーションは、良い意味で外資のドライなイメージを変えるだろう。

日本ヒューレット・パッカードは新しい価値を生み出し続けるため、社員一人ひとりの「成長の機会」を大切にしている。上司や先輩にキャリアを相談しながら進みたい道を探すことも、社内公募を見つけて自分で応募することも可能。意欲さえあれば、社内外のさまざまな研修を受けられるチャンスもある

リモートワーク主体の働き方になり、社員に「成長の機会」を提供するため、新たな取り組みが進めている。特に重点を置いているのが「つながり」と「帰属感」の醸成だ。同じ空間にいないため、マネジャーもメンバーもお互いの空気感をとらえにくくなっているのは事実。たとえばマネジャーは1on1などのタッチポイントを増やし、各メンバーの状況や状態などをつぶさに把握するようにしている。

働き方改革や「ニューノーマル」へ対応を通じて、同社はあらためて企業文化にもとづいた価値観の創造にチャレンジしている。すべての社員が働きがいを感じ、会社として持続的なビジネス成長を果たしていくため、社会的な変化を許容しながら変革を進めていく。

今後の日本ヒューレット・パッカードは、個人の自律とそれにもとづく個々人の成長、また、さまざまな属性(価値観や家族構成)をもつ個々の社員に対して、現在よりもさらに多様な選択肢を用意していく。そこで活躍できる人材とは、アジャイルかつフレキシブルに状況に適応し、たとえ制約があっても自分なりに新たな方法を見出していける人材だ。

企業情報

会社名

日本ヒューレット・パッカード合同会社

業界

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、外資系、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動
資本金

10億円

設立年月

1999年07月

代表者氏名

代表執行役員社長 望月 弘一

事業内容

コンピューター、コンピューター周辺機器、
ソフトウェア製品の開発・製造・輸入・販売・リース、ITサービス

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

3000人

本社住所

東京都江東区大島2丁目2番1号

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