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MEGAZONE株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

【アジア最大級のAWSクラウドベンダー!】|グループ全体で2,500名以上|5,000社のクライアント|売上高900億円|ユニコーン企業認定(本社)

外資系
上場を目指す
平均年齢20代
自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

「韓国本社であるMEGAZONE CLOUDは、韓国ナンバー1のクラウド事業者で、ネクソンやサムスンなど、韓国のエンタープライズ企業をクライアントに持っています。アジアを中心にグローバル展開を進めているフェーズで、2022年年2月には韓国のユニコーン企業に認定されました。技術力を持った会社でもあり、自社開発ソリューションで他社との差別化を進めています」(千葉氏)。

クラウドサービスコスト・リソース可視化ツール『HYPER SOLUTIONS(ハイパーソリューションズ)』は、MEGAZONE CLOUDが自社開発したクラウド運用支援ツール。MEGAZONE CLOUDでクラウド導入した企業は、『ハイパーソリューションズ』を使って効率的な運用ができる。

また、マルチクラウド統合管理プラットフォーム『SpaceOne』は、複数のクラウドサービスやオンプレミスのサーバを一元管理するためのツール。大企業になれば、オフィシャルWebサイトはAWS、財務・会計はGCP(Google Cloud Platform)、人事システムはオンプレのサーバなど、複数のサーバを運用していることが多い。『SpaceOne』を使えば、全てを一元管理でき社内のIT人材をそれぞれの担当に割く必要がなくなる。

5,000社のクライアントを抱え、2021年の売上高は900億円。1,800名以上の社員を擁するMEGAZONE CLOUDは、2018年からグローバル展開を進めている。2018年にアメリカへ進出したのを皮切りに、中国・ベトナム・香港・日本がほぼ同時期に立ち上げられた。

2019年に日本法人が立ち上げられ、2020年4月にクラウドプラットフォームを手掛ける会社で活躍していた千葉氏を副社長に迎え、MEGAZONEの日本市場へのチャレンジが本格的にスタートとした。

「AWSが日本に上陸したのは2009年、韓国は2012年ですが、現在韓国ではクラウドサービスの普及が日本以上に進んでいます。競争も激化しており、その中でナンバー1の地位を築いたMEGAZONE CLOUDのノウハウは日本市場でも生かせます。豊富な実績と自社開発のソリューションを武器に、日本のクラウドサービス市場で存在感を示せるように戦略を考えています」(千葉氏)。

韓国で豊富な実績を持つとはいえ、クラウドサービスとして「MEGAZONE」は日本では後発ブランド。先行するクラウドサービス事業者にキャッチアップするために、日本法人のMEGAZONEが着目したのは公共セクター。公官庁や大学や研究機関などへのクラウド導入支援を進めている。

「私がクラウドプラットフォームを手掛ける会社に入社した2013年は、その会社内で公共セクションが立ち上がった年に当たります。7年間、アカデミアのクライアントを担当してきた実績があり、ノウハウもネットワークも築いています。その経験を生かして、MEGAZONEでも国立大学や国立研究開発機関へのクラウドサービスの導入をしてきました」(千葉氏)。

公共セクターは、セキュリティの問題があって、新しいITテクノロジーには慎重。しかし、クラウドやセキュリティのテクノロジー進化もあって、近年は公官庁や文教セクションでもクラウドへのニーズが高まっているという。

例えば、京都大学の大学院医学研究附属ゲノム医学センターのハイブリッドクラウドシステムの実装における、クラウドアーキテクチャおよびセキュリティ実装をMEGAZONEが手掛けた。ペタバイトスケールを超えて急速に増え続けるヒトゲノムデータのためのシステム構築。ゲノム医学センター内の数千人規模の全ゲノム情報を、既設のオンプレミスサーバやスーパーコンピュータにAWSを加えたハイブリッドクラウドシステムを運用できる体制が整い、共同研究のための場として実装もでき、オンプレミス・スーパーコンピュータの解析パイプラインを、AWS上においてもほぼシームレスに実行できる設計が実現できた。

「スーパーコンピュータは演算能力の優れたハードウェアのイメージがあるかもしれませんが、実際はサーバを大量に所有しているデータセンターのようなものです。演算能力が高いというのは、サーバを大量に所有しているのとイコールです。クラウドは理論上、ほぼ無限にサーバを拡張できます。スーパーコンピュータに匹敵する能力を提供することも可能です。また、大量のリソースが必要な時に必要なだけのリソースを使う研究に変われば、学術研究の世界でのクラウドサービスの利用は増えます」(千葉氏)。

2019年に立ち上げられたMEGAZONE。2020年4月の千葉氏のジョイン後に本格的に稼働を始めた。2022年3月時点で、メンバー11名に増え、年内の15名体制を目指して、採用を強化している。

MEGAZONEを率いる千葉氏は、新卒でアメリカのハードウェア会社に入社し、コンサルティングファームを経て、7年間 クラウドプラットフォームを手掛ける会社で働いていた人物。その会社で働いていた時に、MEGAZONEのファウンダーと知り合い、日本法人の責任者としてスカウトされた。MEGAZONEの社長は韓国にいるグループの創業者が務めており、日本法人の実質的実地的なナンバー1だ。

「クラウドプラットフォームを手掛ける会社ではAWS事業について『Still Day One』と言っており、まだ「始まり」の気持ちを持ってAWS事業に取り組んでいます。MEGAZONEもAWSと一緒に仕事をしていることもあって、同じようなマインドを持っています。みんながオーナーシップを持って仕事を進め、それを歓迎する風通しの良さがあります。日本法人でも、決められた業務をこなすのではなく、ビジネスをグロースさせるため、クライアントへの価値提供のため、積極的なディスカッションをする文化が根付いてきました」(千葉氏)。

同社で働くメンバーには、ポジションが上だから偉いという意識はない。メンバー全員がクライアントへ最高の価値を提供するためにベストを尽くす。これは日本も韓国も共通の企業カルチャーだという。

「個人が与えられた課題や目標に対して真摯に取り組んでいます。裁量が与えられる反面、責任も大きい。ただ、失敗を責めることはありません。大切なのはいかにリカバリーし、次につなげるかです。メンバーに心地良く働いてもらうのは会社の務め、みんなが気持ち良く働けば、生産性は上がります」(千葉氏)。

メンバーに生産性高く働いてもらうために、MEGAZONEではフルリモート体制を取っている。明治神宮にあるWeWork Icebergにオフィスを構えているが、出社は基本的に自由だという。

「オフィスエリアの限界を自分達のビジネスの限界にしたくないから、コワーキングスペースを選びました。コワーキングスペースはビジネス規模に合わせてオフィスを大きくも小さくもできます。また、会社で契約すれば、メンバーはコワーキングスペースの各拠点を利用できます。原宿の本社に出社してもOKだし、渋谷や新宿、丸の内などのコワーキングスペースで働いてもOK。福岡でワーケーションすることも可能です。近い将来、メンバーが全国各地で働いているような組織になると思います。クラウドプラットフォームを手掛ける会社で当たり前になっている働き方を広めていきたいという思いもあります。MEGAZONEにも新しい働き方をどんどん取り入れていきます」(千葉氏)。

クラウドプラットフォームを手掛ける会社で7年間働き、キャリアの全てを外資系企業で過ごしてきた千葉氏が率いるMEGAZONEでなら、自由で風通しの良い外資系企業のような働き方ができそうだ。

*本記事は2022年3月22日に実施したインタビュー内容に基づいて作成しています

AWS プレミアティア サービスパートナーである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社とMEGAZONEが、
AWSをはじめ、マルチクラウドおよびハイブリッドクラウドサービス領域で戦略的パートナーシップを強化しています

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取締役・Director 李 周泳(Lee Jooyoung)氏 新しい技術が大好きなエンジニア経営者。2004年、エンジニアになるために大学を2年で中退しMEGAZONEに入社。ホスティング事業のエンジニアとした活躍後、ゲーム会社等数社で働き、クラウドサービスをスタートしたMEGAZONEに戻る。日本人の妻と日本で住むことを決めたタイミングで、日本支社立ち上げの話があり、取締役に就任。日本で暮らすために日本語を勉強中。

── クラウド事業者としてのMEGAZONEの強みは?

一つはグローバルな規模で成長をし続けていることです。グループ全体で、クライアントが5,000社、1800人の従業員がいます。日本支社は立ち上げてまだ2年ですが、韓国での豊富な実績があります。2012年からAWSを取り扱い、韓国では様々なお客様への導入実績があり、そのノウハウを日本市場でも生かすことができると考えます。日本ではクラウド導入支援をしている競合企業が、経験していないような事例やトラブルにも、対応できるだけの技術とノウハウを持っています。

もう一つは、幅広いサービスの提供を目指しているところです。クラウド導入支援だけではなく、クラウド上で使... 続きを読む

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企業情報

会社名

MEGAZONE株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
外資系、上場を目指す、平均年齢20代、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

9900万円

売上(3年分)

20221224憶円

20211211億円

設立年月

2019年04月

代表者氏名

代表取締役社長 イ ジュワン

事業内容

Megazone株式会社は、日本で14社しか認定されていないAWSのパートナー企業であり、
アマゾンウェブサービスを含むクラウドサービスの導入時における『システム設計、構築、運用支援』を行っています。

韓国にある本社(MEGAZONE CLOUD)では、韓国ナンバー1のクラウド事業者で、
ネクソンやサムスンなど、5,000社のクライアントを抱え、2021年の売上高は900億円。
2022年2月には韓国のユニコーン企業に認定されました。

グループ全体で1,800名以上の社員を擁しているMEGAZONE CLOUDは現在、アジアを中心にグローバル展開を進めており、日本支社は2019年に設立されました。

「京都大学や理化学研究所」をはじめとした官公庁・文教系のクライアントや大手民間企業との取引実績が有ります。

日本支社は、創立から着々と事業を伸ばし、2022年4月には伊藤忠テクノソリューションズ株式会社との資本提携を実現しています。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

MEGAZONE Corporation  51% 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 49%

従業員数

16人

平均年齢

37歳

本社住所

東京都渋谷区神宮前6-12-18 Wework Iceberg

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