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インタビュー画像アウトソーシング事業部 エンジニアリング&ITビジネス室 室長・田付 晋一氏 1984年生まれ。兵庫県出身。大学卒業後、WEBオークションで高級外車専門の中古車販売事業を手掛けた後、エンジニアに転身。派遣エンジニアとして金融機関の社内SEを務めた後、オープン系、エンタープライズ系、組み込み系、インフラ系等、幅広い技術経験を積む。フリーランスとしてWEB制作等を請け負っていた時期も。直近在籍していた派遣会社では、エリアマネージャーも務めた。2020年6月、株式会社ヨコタエンタープライズ入社。

入社の経緯をお話しください。

私がヨコタエンタープライズに入社したのは、IT事業を伸ばしたいという代表・横田の強い思いに触れたからです。2次面接でお会いしたのですが、非常に寛容な人柄で、会社の発展に向けて色々なことにチャレンジしたいという強い思いも持っていました。私はそこに感銘を受けて入社を決意しました。 実は、弊社の2次面接を受ける前に、私はあるメーカーから、エンジニアリング部門の係長として入社してほしいと、内定を頂いていました。どうしても会いたいとおっしゃっていただけたため、お会いしたのですが、とにかくITを伸ばしたいと思っているという話を聞いて面白いと思いました。 私が非常に興味を持ったのは、物流業からスタートして、製造ワーカーの派遣業に事業を広げ、そこからさらにIT事業に進出しようとしていたところです。物流会社の社長が、ITに関心を持ち、そこまでトータルサポートしていこうとしている。そういう話は初めて聞きました。 物流業からスタートした会社が、物流業を極めるのではなく、横に事業を展開して成功させていくということは、困難を極めると思います。そこに踏み込めること自体、すごい社長だなと感じ、教えを請いながら、自分がやりたいことにもチャレンジさせてもらえたらと入社を決めました。

エンジニアを目指した理由をお話しください。

大学卒業後に立ち上げた高級自動車専門の中古車販売はそれなりに成功しましたが、1年ぐらいで資金がショートしてしまいました。そして、パソコンを自作するのが好きだったこともあり、面白そうだと思ってIT業界に飛び込みました。派遣からスタートしたのは、働きながら色々な技術が学べると思ったからです。結果的にかなり鍛えられました。 最初は随分困りました。元々大学は文系出身ですし、現場では誰も教えてくれませんでした。そもそも最初は開発から入ったわけではありません。運用保守で入った現場で、上司が間違えていきなり開発を渡されて、今週中に「これやってこい」と言われ、必死で調べてやったのがエンジニアとしての入り口でした。 派遣はよく「IT土方」と言われますが、その理由は教えてもらえる土台がないからです。だから派遣エンジニアの技術は我流です。我流でどうやっているかというと、とにかく調べます。お客様はお金を出して雇っている以上、あれもしてほしい、これもしてほしいと思っていますので、こちらのスキルと関係なく、色々なリクエストをしてきます。それに応えているうちに、自然と色々な言語を覚えて、気付いたら何でも屋さんみたいになっています。 だから当社でも、未経験者の教育は、教育サイトで課題を与えて、それを調べるところからスタートします。派遣に限らずITの世界では調べる力が絶対です。キーワード検索のスキルがあれば、それだけでIT技術者になれると思うぐらいです。言語を書いたことがない人でも調べる力があれば書けてしまいます。エンジニアの仕事はそういう仕事です。

エンジニアの方にどんなふうに成長してほしいと考えておられますか。

私が伝えたいことは「面白おかしくやっていきましょう」ということです。これは他の会社のサイトで見たものですが、私もこれに共感します。仕事を趣味にしてしまうと辛いだけですが、やらされているだけでは、向上心は生まれません。だから仕事を頑張るのではなく、仕事を楽しめるよう、一緒に頑張っていきましょうとお伝えしたいです。 それで、みんなが仲間として全員一丸となり、ヨコタエンタープライズという会社を持ち上げる土台の一人ひとりとして、やっていければ良いなと思っています。 そのためにはまず、お客様と仲良くなっていただくことが大切です。お客様と仲良くなって、お客様の困っていることは、どんどん勉強して助けてあげてほしいです。そうすれば自然と実績が付いてきます。 一般的によく「派遣は良くない」と言われますが、私は、派遣とは究極のサービスであると考えています。困っているお客様のところに出向いて、お客様の要望を聞いて、その困りごとを解決することで派遣業は成り立ちます。同じことを弊社の社長も言っていました。

今後のビジョンをお話しください。

ヨコタエンタープライズは現在、新しいことに積極的にトライしています。社長は、Web3.0やメタバースの世界にも多大なる関心を持っていますし、セキュリティーにも意識的に取り組んでいます。 その中で、今後の発展形態としては、アプリやパッケージ開発といったものを主戦場とした事業展開をしていきたいと考えています。今は派遣がメインですが、そこでお客様との関係性を築いて、準委任、請負、受託とステップを踏み、最終的にパッケージの開発・販売へと繋げていければと考えています。 また、日本では珍しいケースですが、システムテストや評価の専門部隊を持った会社としても名乗りを上げたいというビジョンもあります。日本のIT業界は、テストや評価、セキュリティーといったものに対する意識が希薄です。だからバグが出たり、システム障害が起きたり、システムがダウンしたり、さらにサーバーがハッキングされたりということが頻繁に起きてしまいます。こういった領域に強い部門を社内に立ち上げていければ、より面白いことができるのではないかと考えています。

求める人物像をお話しください。

弊社が求めるエンジニアは一様ではありません。エンジニアと一口に言っても、ITエンジニアもあれば、機械電機系のエンジニアもあります。さらに機械電機の中にも、設計もあれば、制御、保全等のエンジニアがいます。ITでは、オープン系・エンタープライズ系、組み込み系、インフラ系と、大きい分類で三つに分かれます。最近はさらにデータアーキテクトや、次世代開発のエンジニア等、色々な人材が必要とされています。 こういう人達を育てる力を持っている会社こそ、これから先、勝ち残っていくのではないかと思いますので、製造ワーカーからエンジニアになりたい人や、専門学校でIT人材になれると思って挑戦し、一度失敗したという人が再度チャレンジできるような基盤をしっかり作りたいと考えています。 また、そういう若い人達を引っ張ってもらう中核人材も必要です。中堅どころの方、ITでバリバリ活躍されている方達に、そういったポジションを担っていただきます。何かに特化したスキルを方達はウェルカムです。若い人材、経験の浅い人材を引っ張るリーダー、もしくは模範になってほしいと思っております。 ヨコタエンタープライズの魅力は“社内転職”の仕組みです。こういった制度を取り入れている会社は珍しいと思います。社長の横田はよく「縦割りに横串を刺す」ということを言っています。これは「物流事業も、製造アウトソーシング事業も、ITエンジニアリング事業も、一つのサービスと捉えて提案していこう」ということです。エンジニアにチャレンジして、もし成果が出なかったとしても、活躍できるポジションは見つけられる環境が弊社にはありますし、そこで活躍できれば、弊社の事業や産業界の発展に貢献できる実感が持てるはずです。是非、ご応募をお待ちしています。

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