狩野さんが、Jamfに転職した理由は何ですか?
Jamfは多くの素晴らしいユーザーに支持されている製品であることと、ビジネスとして高い将来性があると感じたからです。 グローバルでは6万2000社以上(2022年5月時点)、日本国内でもすでに数千社のお客様にご利用いただいていて、日々どんどん新規のお客様が増えている状況です。多くのお客様に支持いただいているというのは、業界平均を大きく上回る97%という契約更新率に表れていると思いますし、活発なユーザーコミュニティの活動からも感じ取ることができます。業界を問わず、スタートアップから大手企業まで、幅広いお客様にご満足いただいているというのは素晴らしいことだと思います。 またビジネス面においては、売上前年比35-40%増で推移しているグローバルの成長率に対して、Jamf Japanはそれを上回る勢いで、全リージョンの中で最も高い成長をしているチームになります。アジアパシフィックのヘッドクォーターが東京に置かれていることからも、日本市場を重視するJamf本社の考え方をうかがい知ることができます。
Jamf Japanをどのような会社にしていきたいですか?
2002年からビジネスをはじめた米国やヨーロッパに対して、日本は2017年に市場参入したので、グローバルに対する日本の貢献度はまだ伸びしろがあるのが現状です。私は、日本チームにはこの貢献度を数年以内に倍増できるポテンシャルがあると考えています。本社もそれを理解し、日本を最重要市場として積極的な投資をしてくれています。現在も素晴らしいチームメンバーがこの成長を支えてくれていますが、今後のさらなる成長のために、日本チームをもっと強化、拡大したいと考えています。 また、Jamfのソリューションは縁の下の力持ち的な製品ということもあって、日本における認知度はまだ高いとはいえません。この点も「Appleデバイスを使うならJamf」というデファクトスタンダードといえるポジションを獲得したいと思っています。チーム全員でアイデアを出し合い、施策を広げ、認知度向上を加速させていきたいと考えています。
目指すべき姿に到達するため、社員に期待することは何ですか?
Jamfの企業文化は、社員一人ひとりが何事に対しても、あくなき向上心を持って(Relentless Self-Improvement)、自分ではない誰かのために(Selflessness) 取り組もうという考えがベースになっています。この基本理念を実践し、お客様やビジネスパートナーに寄り添った活動を続けていけば、より強いチームに成長でき、目指すべき姿に到達できると信じています。社員には、このJamf Valueを基本スタンスに、プロフェッショナルとしてアウトプットに責任を持ちながら仕事を楽しんでほしいと思います。 会社はこのような社員個々人の“終わりのない成長”を支援できるように環境を整え、進化し続けていく必要があります。そしてそれが私の仕事だと強く感じています。
狩野さんの仕事観を教えてください。
スティーブ・ジョブスが2005年にスタンフォード大学でおこなったスピーチは、私の仕事観に大きな影響を与えてくれました。彼はその中で、人生の大きな部分を占める仕事について「真に満足し、成長するために必要なのは、自分が素晴しいと信じる仕事に取り組むことだ。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら、自分がやっている仕事を愛さなければならない。もしまだそれを見つけていないのであれば、探し続けよう」と語っています。まさにその通りだと思います。私はこれまでJamfを含めて4社で仕事をしてきましたが、常にこのスタンスで仕事に取り組むことができましたし、それができる環境を提供してくれた全ての会社に心から感謝しています。 ぜひJamfの社員にも、自分の仕事を信じ、愛してほしいと思います。そして私は、私がこれまでに受けたように、社員が100%以上の力が発揮でき、楽しく素晴らしい仕事ができる環境をしっかり提供したいと考えています。
最後に、応募者へのメッセージをお願いします。
Jamf Japanには、個々を尊重して任せる自由な風土があり、みんなでビジネスを作っていこうという勢いがあります。社員みんなが同じ方向を向いていることが、とてもよく分かる会社です。そして自分の仕事が、会社の成長にどれだけ貢献できているのかを、手にとるように実感することができます。 こういった感覚で仕事をする醍醐味や楽しさは、中へ飛び込んでみないとなかなか実感できるものではありません。もしJamf Japanの製品や人材、文化等、何かひとつでも興味を引かれたものがありましたら、ぜひ気軽にお声がけください。一緒に成長を楽しめる仲間との出会いを、心からお待ちしています。