仕事をする上で大切にしていることは?
真摯に取り組むことです。そして、きちんと成果を出す。途中で逃げ出すようなことはしません。トラブルがあっても、最後までクライアントと併走します。開発会社の中には、途中で逃げ出すような会社もあり、当社にも開発途中の案件が流れてくることもありますが、当社は受注したからには責任を持ってプロジェクトを完遂します。それをやってきたから、クライアントからの信頼を得られ、今の好循環の流れを作り出せたと考えています。 新しいクライアントと仕事をする時は、お互いに相手を探りながらプロジェクトを進めます。企業文化の違いもあって、時には考え方や意見が擦れ違いますが、何回も一緒にプロジェクトを成功させると、お互いのことが知れて信頼関係が生まれます。途中で逃げ出していては、信頼関係は築けません。地味かもしれませんが、そうした一歩一歩の積み重ねが、会社の未来を作り上げます。相手を深く知って、いいところも悪いところも全部ひっくるめて受け入れ合う。そうすることで、関係が磨かれて、長期的なパートナーシップを築けます。
エンジニアに求めることは?
目の前のお客様を大事にしてほしいです。それぞれのエンジニアが様々な思いを持っていること、理想や望みがあるのを知っています。それでも、まずは今の状況下でしっかりと成果を出すことが大切。札幌という地理的には離れた場所にある開発拠点でも、安心して任せてもらえるような関係を作ることで、エンジニアが自分の思いを形にできる日がきます。 お客様との折衝の窓口になるのは東京のエンジニアですが、開発が始まり、その後の運用も含めてプロジェクトが実際に動き出せば、札幌のエンジニアもお客様と一緒にプロジェクトを進めます。お客様が当社の開発クオリティーに満足するかは、東京のエンジニアだけでなく前線で活躍してくれる札幌のエンジニアの存在も大きいです。
後藤社長にとって「仕事」とは?
究極の自己表現ではないでしょうか。私が社会に貢献しているのは、仕事を通してです。もちろん世の中に対して語り掛けるにも、仕事を通します。また、仕事は仲間を作ることができます。私が会社を立ち上げた時も、仕事で知り合った仲間が集まってくれました。社員だけでなく、パートナー会社やお客様も会社設立を知って取引を持ち掛けてくれました。仕事で自己表現をしたおかげで、ものすごく大切なものを得たという実感があります。 当社のエンジニアには仕事を通して豊かになってほしいです。経済的な豊かさもありますが、プライベートライフの充実も重要です。そのために、センティックテクノロジーを、自分の時間をしっかり持てるような働き方、あるいはライフスタイルに合わせて日本全国で暮らせるような会社にしたいです。
後藤社長が思い描く「理想の会社像」は?
東京と札幌のエンジニアが連携して進める開発スタイルを、ほかの地方にも広げたいと考えています。例えば、開発は札幌、運用は沖縄の拠点に任せるといった具合に、機能単位で全国各地に拠点を作りたいです。そのためには、北海道を総合的な開発拠点にして、会社やプロジェクトの規模がもっと大きくなったら、機能ごとに拠点を増やしていくイメージです。 全国各地に住むエンジニアのリソースを集結することで、東京のクライアント企業に対して、ベストなパフォーマンスを提供できます。また、当社の社員も全国各地に拠点があるのを生かして、プライベートを充実させることもできます。スキーが好きな社員は北海道で働き、サーフィンが好きな人は南に移住する等、転勤を上手く使って、自分のライフスタイルに合った場所で働ける会社になれば、素晴らしいですよね。自分都合の転勤ができる会社。各拠点をワーケーションにも活用できます。
後藤社長の「趣味」は?
魚釣りです。釣りは少年時代から好きでした。特に、海釣りが好きですね。釣りの魅力は、魚を釣るためにあれこれと考えて準備するところにあります。道具を揃えて、餌や仕掛けを考え、天候を読んで釣れるポイントを予測する。色んな要因を考慮しながら、あれこれと準備して実際に魚が釣れた時に達成感を得られます。自然が相手ですから、空振りする時もあれば、大当たりの時もあります。大当たりを引いた時の喜びはたまらないものがあります。 最近忙しくて釣りをする時間が取れないから、仕事を頑張ってリタイアした後は、釣りを楽しみたいです。離島を買って釣り三昧の生活なんていうのも夢ですね。社員が一丸となって会社を大きくして、みんながそれぞれの夢を叶えられる会社にしたいです。