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インタビュー画像株式会社鶴  代表取締役 今井達也 山口県出身。福岡の大学卒業後、SEとしてシステム開発に従事した後、組織改革をメインとするコンサルティングファームに転職。大手および中堅企業を中心とする組織改革と行政組織の組織改革のコンサルティングに従事。 「自分の命を社会をもっと良くしていくことに使っていきたい」と独立を決意、株式会社鶴を立ち上げた。

自己紹介とこれまでの経歴を教えてください。

株式会社鶴 代表取締役の今井と申します。 山口県出身で、「長州男児としてこの国をなんとかしたい」と熱い想いをもっています! 7歳の娘がいるのですが、子どもができてからは、この子やこの子たちの世代のためにという気持ちも強くなり、「子どもたちの未来のために今僕たちができることを全力でやりたい」という想いも持って事業を進めています 経歴としては、福岡の大学卒業後、SEとしてシステム開発に従事していました。 僕はゲームが大好きなのですが、幼少期に遊んだ「ドラクエ」に感動し、大人になったら僕もゲームを作りたいという気持ちでSEになりました。 実際に新卒で就職したのはゲーム会社ではなかったのですが、このとき僕は、ゲームやシステムを作りたいわけではなかったと気付きました。 24歳でSEをやめ、人を感動させるものや世界観を創出したい気持ちはありましたが、実際に僕が何をしたいのか、自分でも迷っているところもあり、いろんな世界を見てみようと思い、世界中の色んな国を旅してきました。 旅先の南米で、貧困ではあるが、先祖代々の農地を守って農業に勤しむ親子がマチュピチュに向かうバスの中から見えました。 僕は、その親子もまた1つの幸せの形ではないかと考えていましたが、 旅をしていく中で、様々な歴史や世界の資本構造、その他色々なことを知ってしまい、 その幸せではない、自分が幸せだと思える状態を自分でつくらないといけないのだと考えるに至りました。 そして、僕は、人が自分が幸せだと思える状態を作れる存在になりたいと帰国。 「働く人の幸せが企業の業績に結びつくための風土改革」に取り組んでいたコンサルティングファーム「スコラコンサルタント」に転職。 5年ほど組織コンサルと行政コンサルを経験し、組織コンサルティングに強みと独自のノウハウを持ち、独立、 株式会社鶴を設立し、現在に至ります。

起業した理由や背景を教えてください。

コンサルティングファームでの組織コンサルと行政コンサルでは、比較的組織規模の大きなクライアントのコンサルを行ってきました。 僕の挫折でもあるのですが、このとき、大きな組織は変わらないと思ってしまったのです。 コンサルをしたそのときは、コンサルをしたチームや組織は一時的に改善したようにみえますが、組織全体がかわることはありませんでした。 なぜなら、組織をかえていくためには、経営者が変わる必要があるからです。 大手や規模の大きな組織では、一部を変えても、トップが変わらないと何も変わらないと感じてしまい、僕がやるべきことは何か、今一度立ち止まって考えたいと思い、前職を退職。 退職後、色々な思いを持ちながら山口に帰省したときに、親族と一緒にお墓参りに行きました。 そのときに「お墓につれてきてくれてありがとう」と親族にとても感謝をされました。 僕自身もお墓参りにいって、自分を整えることができたので、「お墓磨き」を軸にした事業をはじめようと株式会社鶴を設立しました。

お墓磨きを軸にした事業からスタートしたのですね。 実際、どのような事業だったのでしょうか? また、現在はどのような事業をされていますか?また、現在の事業の強みを教えてください。

経営者は神社やお墓参りを大事にしている方が非常に多いです。そこで、自分を見つめなおし、あり方、思考を整えていると僕は思っています。 創業時は「お墓磨き」をしながら、家族や親族とつながり、自分自身を見つめなおし、自分を整える経営者向けコンサルティングを行っていました。 そのとき、経営者がかわっても、チームや組織の変え方が分からなければ、会社は変えられないのだと気付き、経営者向けコンサルティングと同時に、仕組みづくりや風土改革といった組織コンサルティングも行うようになり、組織作りを支援するコンサルティング会社になっていきました。 コンサルティングのご依頼も増えていったのですが、 少数精鋭体制でコンサルを行っていたので、ご依頼をお断りすることも増えていき、心苦しい気持ちでおりました。 一方で、これまで誰もが知るような大手企業から中小零細企業まで、 様々な業種、業態、組織規模のコンサルティングを実施してきた実績から、 弊社には、企業が苦戦する組織課題の解決については、コンサルや研修会社に依頼しなくても、 自分たちで改善できる方法というのが確立されていました。 弊社にご相談にいらっしゃる企業の多くが、 多額の研修費用やコンサル費用を使って組織改善をしようとしても、 研修やコンサルはその時だけで、効果は一次的、 継続的な改善行動もできないので、結果として、組織は改善していないというお悩みをお持ちでした。 そこで、自分たちでできる改善は自分たちで改善できる仕組みを整備し自分たちで組織改善に取り組んでもらう、 コンサルに入った方が有効な場面でコンサルティングを利用していただくことができれば、どれほどお役に立てるだろうかと考え、弊社のコンサル実績をシステム化し、「BusinessDrive」というサービスを作り上げました。 「BusinessDrive」は2021年12月正式ローンチ、現在では顧客も増え、実績も増えてきました。 組織課題をもつ企業は「BUSINESSDRIVE」で自ら強い組織を作るための動きができ、 直接コンサルをした方が効果的な場面で、弊社のコンサルタントがコンサルに入る形で【IT×コンサル】という独自の事業領域を確立し、顧客の組織課題を一緒に解決していく伴走体制を構築しています。 事業の強みとしては、BUSINESSDRIVEの【組織診断による組織課題の可視化→改善策の提示→実行・実行支援→改善状況の可視化により、常に組織課題を可視化し、改善のための行動をし続けられる】というシステムです。 組織課題の診断だけであれば、世の中に多くありますが、その課題に対する具体的な改善策、実行方法、実行状況の進捗をみて苦戦している場合はどうしたらよいかという具体的な方法を示す組織改善システムは現状ありません。 また、改善するためには、【学び実行し振り返る】ということが非常に重要です。 組織コンサルに強みがある弊社だからこそ、この【学び実行し振り返る】というところもシステム化し、顧客が自分たちで組織課題を解決する動きができるシステムを作り、顧客が運用できるレベルまで構築しているという点も大きな武器だと思っています。 そして、弊社のコンサルタントによる伴走支援がBUSINESSDRIVEの有用性をさらに向上させています。 例えば、BUSINESSDRIVEを利用していても、経営者が組織課題の本質に気づけず、優先的に解決すべき組織課題の解決が後回しになってしまうという場合があります。 弊社のコンサルタントは、経営者へのアプローチにより、組織課題の本質を見極める支援を行います。それにより、経営者が本質的な組織課題に気づき、経営者も成長し、組織課題の解決スピードがあがるという事例がありました。 コンサルタントによる伴走支援というコンサルティングが受けられるのも大きな強みです。

今後の展望を教えてください。

会社としては創業10年になるのですが、BUSINESSDRIVEをローンチしたのが2021年なので、今の【IT×コンサル】の事業で勝負するようになって3年。 BUSINESSDRIVEは、今後、よりよい解決策を作っていくなど、更なる改善・改良を進めていきますが、顧客も増え、実績も増え、拡大フェーズになりました。 BUSINESSDRIVEは今期売上5000万円/年(予定)ほどです。 2025年1億円、2026年2億円と倍々以上での成長を見込んでおり、 2027年は売上5億円達成と上場を目指しています。 弊社の事業成長がメイン顧客である中小企業の事業成長につながると確信しています。 中小企業がこの先も挑戦を続けられるように、この国をよりよくするために、子どもたちの未来のために、 僕たちができるすべてのことを、この事業につぎこんで、尽力して参りたいと思っています。

応募者にメッセージをお願いします。

僕が考える究極のコンサル会社が出す社会的価値は「""命を輝かせる“ことを思い出す人を増やす」ことであると考えています。 ※「思い出す」とは人はすでに生まれながらにその命を輝かせる術を持っていると僕は考えているからです。 我々は中小企業の経営者を相手に仕事をしています。 中小企業にはキラキラと輝く人ではなく、輝きを失った人々でも雇用し、なんとか仕事を回しながら、会社を守り、成長しようと経営者は努力をしています。 こんな世界の中で我々が影響を及ぼすことで経営者が変われはどうなるのでしょうか? 経営者自身が自分の生きる意味を見出し、命を輝かせるとどうなるのでしょうか? 僕は、その根幹が理念だと思っています。 経営者の生き様、2代目、3代目だとその一族、その系譜が紡いできた「命脈」を一言で合わす集合体が理念です。 ※命脈とは命のつながりという意味で、日本語としてあります。 この生きる意味を思い出す作業が理念づくりだと思っています。 そして、この理念をもとに会社の仕組みを再構成することでどんなことが起きるか? それは我々の事例を見ることで明らかです。 HPに事例を載せていますのでぜひ見てみてほしいです。 仕組みを整えるだけで嘘みたいな成功がたくさん起こるんです。 そうすると、会社はどうなのでしょうか? 輝きを失った社員はどうなるのでしょうか? 全てとは言いませんが、少なからずとも、その中で自分が輝くことを、仕事をすることの楽しさ、喜びを思い出せる人が出てくるのではないでしょうか? そうすることで社会は今よりもより良くなり、進化していくのだと思います。 我々はそのような社会であり、その延長上にある自社のビジョン「恩返しの数珠つなぎ」を実現するために日々の仕事をしています。 もちろん、全ての仕事が楽しいと言うことはありません。 正直、めんどくさいこともたくさんあります。 でも、このビジョンを実現するために仕事をしていることは間違いなくあります。 経営者が変われば社員は変わる。 社員が変われば、社会が変わる。 今はまだまだ影響力が小さいですが、そんな世界を目指しませんか? そして、そのためには自分自身が変わらなければ、影響力を及ぼせる人間にならなければいけません。 なぜならば自分よりも熟練者であり、数々の修羅場を潜り抜けてきた経営者の輝きを思い出してもらうためには、人として美しく尊敬される存在にならないといけないからです。 そのためには日々の鍛錬が必要です。 命は有限です。僕たちの時間は常に死に向いて進んでいます。 仕事の時、家に帰った時、休みの時、流れる時間は一緒です。 もし自分が影響力を及ぼせる人になりたいと思ったらどのように時間を使いますか? 自分が誇れる人生を送るためにどのような時間を使いますか? もちろん、人は完璧ではないのである程度の余暇がないと心が疲れて動けなくなります。 「僕らは長距離マラソンのランナーだから」と僕はいつも顧客にも社員にも言っています。 これは、集中して成果を出す時と、ゆらりと力を抜くときの緩急は必要ですが、総じて努力を怠るとおそらく僕らが目指している世界には到達できないのではないかと思います。 だから、一つ一つの仕事を丁寧に、責任ある仕事をすることが大事なのだと思います。 その積み重ねが、経営者に影響を及ぼし、社員に影響を及ぼし、社会に影響を及ぼすのだと思います。 1つの仕事が社会を変える。 そんな姿勢で仕事に臨んでみましょう。 きっと自分の世界は変わると思いますよ。 必死で、全力で、毎日を駆け抜けてください。 僕たちは1人の経営者が変わることで数十人、数百人の人をより良き道、より幸せな道へ導くことができます。 そんな社会を変える素敵な仕事をやっているのです。

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目指すは「産業革命を起こすマストハブカンパニー」。テクノロジーの力で小売市場を新たな産業に。
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代表取締役 今井達也
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