アユダンテ株式会社

アユダンテ株式会社はSEOコンサルティングをはじめ、運用型広告コンサルティング、デジタルマーケティングソリューション、自社ソフトウェア等を提供する企業だ。2006年の創業時から取り組むSEOコンサルティングは業界最高レベルだと評価が高く、デジタルマーケティングの黎明期からSEOに携わってきた経験豊富なメンバーが揃う。Google アナリティクスのコンサルティングサービスでは、国内初のGoogleアナリティクス360認定パートナーとして10年以上の実績を持つ。社員が執筆したデジタルマーケティングの教本は業界内で広く読まれるベストセラーになっていることからも、専門知識を有するプロフェッショナル集団であることが分かる。
一方で、技術を基盤にした自社サービスの開発や新規事業の立ち上げも積極的に進めてきた。今後もデジタルマーケティング事業と自社サービス事業を両輪に、相互の化学反応による成長を追求し続ける。

代表取締役の安川洋氏とCSOの大内範行氏は2000年初頭、出始めたばかりのオーガニック検索に注目し、SEO事業を手掛ける会社を立ち上げた。現在アユダンテでSEOチームのリーダーを務める江沢真紀氏も参画していた会社である。
日本のSEOコンサルティングのパイオニアとして事業展開を行う中で、安川氏は技術と融合させることでさらに可能性が広がると感じた。SEOの本質はユーザーニーズであり、そのニーズに合わせたサイトを考えると必然的にサイト全体を見直すことになる。つまりシステム面での対応が必須となる。コンサルタントとエンジニアが一緒になり、ユーザーがどういう思いでサイトにアクセスするかを徹底的に考え抜くことが必要なのだ。
「コンサルタントとエンジニア、プログラマが厳しくも楽しく意見交換を行い、シナジーを発揮できる環境をつくる必要がある」この考えの下、2006年に創業したのが、アユダンテなのである。

理念に共感した優秀なエンジニアが、次々とアユダンテに参画。エンジニア出身の安川氏は、エンジニアが楽しく仕事ができる環境整備に注力する。自社によるソフトウェア開発を開始したのも、ものづくりが好きなエンジニアに存分に活躍してもらいたいからだ。
こうして、デジタルマーケティング領域のコンサルティングとは一見関連が薄そうなソフトウェア開発が共存する、アユダンテならではの体制が作られた。

デジタルマーケティング事業と自社サービス事業の両輪で、創業以来15期連続で黒字成長を遂げてきたアユダンテ。
両輪の一方であるデジタルマーケティング支援サービスは、SEOコンサルティングをはじめ、Googleアナリティクス導入支援・サポート、GMPセールスパートナーとしてのプラットフォーム構築・データ活用支援、運用型広告の企画・施策実行・運用等、デジタルマーケティング領域の広範囲に及ぶ。
大規模サイトのSEO施策に特化したリニューアルや大手企業のGMP導入・活用支援等、大型プロジェクトの事例は枚挙にいとまがない。
自社サービス開発事業では企業向けTwitterクライアント『つぶやきデスク』や、複数のデータソースから分析に必要なデータを自動抽出してDMPに集め、見やすくレポートする『Quick DMP』をリリースし、好評を博している。現在は新プロダクトを企画構想中だ。

アユダンテのモットーは、コンサルタントとエンジニアが、クライアントのビジネスにとって最適な施策をとことん考え抜くこと。そうして導き出した高レベルなソリューションは、クライアントから高い評価を得ている。
プロ集団と広く認知される一方で、社員はおごることなく実直に学び続けている。それぞれ関心のある外部セミナーや最新情報を得るための海外コンファレンスを探し出して、積極的に参加。その参加費用は全額会社が負担する。
また週に1度1時間程度、社内有志や外部ゲストによる朝の勉強会を開催しており、幅広い知識を吸収できる機会をつくっている。会社が費用を負担するレベル別の英会話レッスンもある。社員が目指す方向にスキルアップしていけるよう、学びを支援しているのだ。

アユダンテではインプットした知識をアウトプットする機会も豊富だ。前出の通りデジタルマーケティングの教本を執筆出版しているほか、セミナーへ登壇したり、メディアへコラムを執筆したりしている社員も多い。また自社のブログ記事の執筆やYouTube動画の制作に関わる等、社歴に関係なくアウトプット活動へ参加できる。アウトプットは自身のスキルアップに繋がるばかりでなく、業界内での知名度向上も期待できる。
「社員それぞれが楽しみながら働き、学び、一人でビジネスできる人材に成長してほしい」これがアユダンテの願いだ。会社はそのためのプラットフォームでありたいという。

アユダンテは働き方も学び方も会社が一方的に押し付けることはなく、個人の裁量がとても大きい。リモートワークも出社も可で、各自が働きやすいスタイルを採る。週1～3日出社してフリーアドレス席で働く社員がいれば、週4日以上出社して自身の固定デスクで働く社員もいる。東京の本社以外に、福岡・愛媛・カナダからフルリモートで働く社員もいる。
外国籍の社員も複数名いて、出身地はカナダ・ロシア・ニュージーランド・台湾・中国と多彩だ。採用では国籍・年齢・学歴・性別を問わない。様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集う、多様性溢れる組織になっている。
3割を占める女性社員のライフステージの変化にも柔軟で、産前産後・育児休暇はもちろん、時短勤務やリモートワークを選択できるため、子育てと仕事の両立がしやすいと好評だ。
また女性に限らず全社員が仕事と同様にプライベートを充実できるように、勤務時間は遅くても11時出社のフレックスで、早く来て早く帰ることも可能。15歳までの子供がいる社員には家族手当を支給し、災害や傷病休業時には最大3カ月間健康保険組合の給付と組み合わせた給与補償がある。有給休暇の取得率がとても高く、長時間残業は推奨しない。
長く働き続けられる職場づくりに注力しており、実際に離職率は極めて低い。勤続10年超えの社員も全く珍しくない。

会社生活では入社時に好きなPCをオーダーできるほか、オフィスでは疲れにくい椅子と24インチ以上のディスプレイを用意する。全自動エスプレッソマシンでの美味しいコーヒーや、ガス入り・なしのボトルミネラルウォーター、紅茶やハーブティーまで無料で飲むことができる。
社用車として最新EVが用意され、社員が無料で借りられる社用車制度もユニークだ。
社員が快適に仕事できるような配慮を随所に感じる。

社員はプロ意識が高くエキスパートとして尊重し合う風土で、チームごとに施策を実施することが多い。
しかし今後はチームをクロスオーバーさせたサービスも拡大させたいと意気込む。具体的には「SEO×広告」として双方のコンサルタントが協力し合い、そこにデジタルマーケティングエンジニアも加わって、高度な課題解決をサポートするイメージだ。もちろん、看板といえる既存事業も変わらずに伸ばし続ける。
アユダンテはこれまで自身が培ってきた技術・知識・ノウハウを磨き上げて、高い次元に昇華させられる会社だ。業界トップレベルのチームに参画できるチャンスを逃さないでほしい。