ご略歴をお教えください。
1988年生まれです。幼少の頃、親がファミコンをよくやっていたことから、自分もゲームが好きになりました。中学校から野球部に入部し、一旦はゲームから離れたのですが、社会人になってスマートフォンが普及し始め、気軽にゲームができるようになりました。すると、自分のゲーム熱が再発したのです。当時はシステム開発会社でエンジニアとしてクレジットカードのシステム開発等に携わっていたのですが、2年半ほど勤めてゲーム会社に転職することにしました。そこでは5年間、ソーシャルゲーム等3タイトルを手掛けました。その間、副業的に自分オリジナルのタイトルをつくったのです。1作目をつくってからは本職で忙しくなり、なかなか2作目に着手できませんでした。ならばと、落ち着いた環境に移って次作に励もうとWebシステムの会社に転じたのですが、ゲームづくりへの思いは溢れるばかり。そこで、思い切って独立し、フリーランスのゲームエンジニアになりました。 技術的に一通りできるようになり、一人でもやっていける自信が付いていたのが大きかったですね。当初、仕事を獲得する取引先はなかったのですが、クラウドソーシングを活用したり、ゲームショー等の展示会で業界の人と知り合うことで徐々に増やしていきました。そして、3年ほど経ったところで取引先からの依頼や相談が増え、組織的に対応すべく会社設立を思い立ったという次第です。
村石さんの仕事観をお聞かせください。
せっかく仕事をするなら、楽しくやりたいと思います。私には、業務システムの開発会社でエンジニアをしていた時期は楽しくなかったという実体験があります。それでゲーム業界に転職したのですが、一転して楽しいゲームづくりに巡り合えたわけです。
社員に対して、どう働いてほしいかの思いをお聞かせください。
楽しく仕事をしてほしい、の一言です。そのためにも、ワクワクできるような案件を獲得し、アサインしたいと思っています。また、時が来れば自らそんなオリジナルタイトルに取り組みたいと思います。そんな仕事は、人生のいい思い出にもなるでしょう。 メンバーにはできるだけ長く当社で働いてほしいと思いますし、そう思ってもらえるような環境づくりに力を入れていきます。例えば、オフィスワークとリモートワークが自由に選べたり、副業できたりといったことです。しかしながら、自分のキャリアデザインのために独立したり転職するというのであれば、心から応援したいと思っています。 求職者の方に対しては、当社は面白さを最重視するインディーゲームに携わっていくので、ここでしか味わえない楽しさが必ず感じられると自負しています。もし、面白いことができずにくすぶっているような方がいれば、是非一緒に楽しい仕事をしていきましょう!
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
7歳と1歳の娘、5歳の息子がいます。オフタイムも趣味としてゲームをやっているのですが、特に息子がゲーム好きになり、よく一緒に楽しんだりしています。パパがゲームをつくっていることも知っていて、自室で開発しているところをよく覗きに来ますよ。そんな子供達が自社のゲームのファーストユーザーとなって「パパ、つまんない」とか意見を言ってもらえることを楽しみにしているところです。