代表取締役・佐々木 浩行氏 理容師として社会人のキャリアをスタートした後、バブル経済で世の中が沸き立っていた時代にITの世界へ。その後、看護助手をしていた時期を経て、本格的にエンジニアの道へ進んだ。社内SEやフリーランスも経験し、前々職で萬年氏と出会い、2016年に萬年氏も含む三人で株式会社テクノビスティを設立した。

設立の経緯を教えてください。

前の会社にいた時に窮屈な思いを抱いていたのが理由の一つです。売上をメインに経営の方向性を考える会社で、エンジニアとしての働きにくさを感じていました。そこで、同じ思いを持っていたメンバーと一緒に独立して、テクノビスティを設立したのです。萬年さんとは、前の会社から一緒で、起業するなら必ず誘いたいと決めていました。 私は強面で話すことも厳しいため、周りに緊張感を与えるところがあるのですが、萬年さんは人当たりが柔らかくて、人を惹き付ける何かがあります。そのほかにも、私にはないものをいくつも持っていて。最初に会った時も「この人だけは味方に付けた方がいい」と思いました。その時に受けた印象は正しかったようです。

社員への思いや期待することを教えてください。

これはあくまでも私の個人的な思いですが――。 社員が働きやすいように環境を整えることに力を入れていますが、我々経営サイドが社員の面倒を一生見られるわけではありません。私も萬年もそれなりの年齢になっていますし、20代～40代の社員もいますから。だから、社員には自分の生活を支えられるだけの収入を稼げるよう、何をすべきなのか考えてほしいと思っています。 また、何かを期待してしまうと、それが社員の負担になってしまう可能性があります。それは嫌なので、あえて期待しないようにしています。ただ、当社くらいの会社に満足しないでもらいたいとは思っています。もし、何か実現したい夢や目標があれば、そして、実現するためにテクノビスティが役に立てるのであれば、踏み台にしてもらっても構わないというのが正直な気持ちです。

佐々木さんが考える、テクノビスティのいいところは何ですか？

その気になれば、我々よりも高い収入を得られる会社だと思います。設立してから現在まで、社員が何の案件にも携わっていない空白期間は合わせても1カ月ほどしかありません。ほぼ途切れることなく案件があります。それは萬年さんがしっかり営業活動してくれているおかげであり、社員がそれぞれの現場でお客様に信頼いただける仕事をしている結果でもあります。テクノビスティの社員ということで、面談なしで採用されることも珍しくありません。それだけ仕事を獲得しやすい環境にあるといえるでしょう。 当社には、インセンティブ制度があり、メインで携わるプロジェクト以外にお手伝い等で参画した案件については、売上から社会保険等の必要経費を除いた額を社員に支給しています。この制度を活用すれば、自分の努力次第で収入を上げることができます。

佐々木さんの仕事観や、仕事に対するこだわりを教えてください。

一つは、目標を持ちたくないことです。目標を掲げてしまうとその達成に縛られてしまい、世の中の流れに乗り遅れてしまう可能性があるからです。特に私達の仕事に欠かせない技術は日進月歩で進化・変化しているため、今日出てきた技術をその日に覚えて使えた方がいい。それなのに、ある技術の習得を目標にしてしまうと、新しい技術に乗り遅れてしまいかねません。そうならないためにも、どのような変化にも柔軟に対応できる状況にしておきたいのです。 また、自分が関わる仕事に対してベストを尽くしたいという想いも強いですね。私は代表取締役でありながら、今も現役のエンジニアとして現場に出ています。そこで自分が手掛けたシステムに納得いかなければ、一からやり直すことも厭いません。中途半端なものに妥協したくないのです。そうでありながら、システム屋気質というのか、可能な限り楽をしたいとも思っています。

最後に応募者へのメッセージをお願いします。

一番伝えたいことは、「ぜひ、来てください」に尽きます。 4月から大きなプロジェクトがゼロから始まるタイミングなので、なかなか経験できないような環境でスキルを磨いていくことができます。自身の成長だけでなく、テクノビスティという会社の成長も社員の一員として直に経験することもできます。 手前味噌ではありますが、エンジニアにとって“いい会社”だという自負がありますので、ぜひ一緒に仕事をしましょう！