mederi株式会社

Q: 今の職場での「やりがい」について教えてください

自らが考えた改善案や企画が反映されやすいため、成果が出た時が1番やりがいを感じます。「従来のやりかた」という概念がないので、「どうしたらお客様がサービスを継続したいと思ってくれるか」「どんな手法でメッセージを届けるか」などを検討していく必要があります。時には1人でやり切ることが難しい局面もありますが、他部署のメンバーと柔軟に協力しあい、実行まで走り切ることができる環境があることも魅力です。

サービス系

フェムテックの注目企業！女性に寄り添った「オンラインピル処方サービス」で急成長中

企業について

女性のライフステージに寄り添ったサービスで、フェムテック業界を牽引する注目企業の1つだ。

「誰もが愛でりあえる社会へ」をビジョンに掲げ、女性に寄り添った製品・サービスの開発にさらに力を入れていく。

『メデリピル』も、10代から30代が選ぶ「安心して利用できるオンラインピル処方サービス」として1位に選ばれるなど、同社の注目度は着々と上がっている。

社員に共通するのは、自主性と熱意を持って、自分で仕事を推し進められる人。求める人物像もそのような人になるだろう。

女性のライフステージに寄り添ったサービスでさらなる事業拡大を目指す

Femele（女性）とTechnology（テクノロジー）を掛け合わせた造語であるFemTech（フェムテック）。月経や出産、不妊、更年期など、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決できる製品・サービスのことだ。

地域住民に対してフェムテックサービスを展開する自治体や、福利厚生として導入する企業が増えていることが大きな話題となっている。フェムテック商材を扱うベンチャー企業も続々誕生している。まさに大きな成長性が見込まれている可能性あふれる業界であり、その市場規模は2025年には国内だけで2兆円、グローバルでは7兆円に達するとも予測されている。

そんなフェムテック業界において注目を集め始めているのが、mederi株式会社だ。

同社の主力事業は、オンラインピル処方サービスの『メデリピル』。ピルの処方や産婦人科医への相談がオンラインで簡単にできる画期的なサービスとなっている。

「ピルの服用率は、欧米では40%を超える国もありますが、日本は3%前後といわれており、非常に低いのが現実です。ただ、オンライン診療の普及やピルを扱うサービス事業者が増えていることから、今後は欧米に近い水準まで上がっていくと考えています。間違いなくこれから伸びる市場です」と話すのは、事業責任者の大池優貴氏。

同社が何より大事にしているのが「女性のライフステージに寄り添ったサービスを展開する」こと。もう1つのプロダクトである、妊娠・出産準備のためのメディカルケアブランド「メデリベイビー」では、葉酸サプリメントや、膣内フローラチェックキットなどを取り扱っている。

実はmederiは、代表である坂梨亜里咲氏の不妊治療経験がきっかけで設立している。不妊治療や妊活をしている方に向けたサービスを展開したいと考えてスタートし、事業が進んでいく中で「女性が毎日を快適に過ごせるように寄り添える事業をしたい」と考えるようになったのだという。

その思いは、「誰もが愛でりあえる社会へ」という同社のビジョンに込められている。

「サービスやプロダクトのきめ細かいところまで、女性に安心感を与えたいと考えています。同梱物1つ取っても、女性が受け取った時に共感してもらえるデザインにこだわっています」（大池氏）。
診療に当たる医師は産婦人科医のみに限定するなど、女性が安心して使える、使いやすいサービスの提供に力を入れる同社。「我々の事業は女性のためになるものであり、社会貢献性の高い事業だと確信しています」と、大池氏は力を込める。

前澤ファンドからの出資も。アグレッシブにチャレンジできる環境

mederiは2019年8月設立のスタートアップ。アグレッシブに色々なことにチャレンジできる職場環境があることは、同社の特徴の1つだろう。まさに大池氏もそこに魅力を感じ、mederiに飛び込んだのだという。

「社会貢献性が高い仕事に関われることと、その中で思いっきりチャレンジできる環境に魅力を感じたのが決め手です。これまで働いていた会社でも、女性には色々な悩みがあるということはわかっていましたが、漠然としか理解できていなかったので、mederiで働くようになって色々な気づきがありましたね。経営に近い環境に携われるということと、前澤ファンドから出資を受けていることも興味を持ったポイントの1つです」

経営層との距離が近いため、会社の考えやビジョンが伝わりやすい点は、働きやすさにも繋がっている。

「代表はサービスやユーザーに対して人一倍強い思いを持っている、パッションにあふれた人。一緒に働きながら、色々と刺激をもらっています」（大池氏）。

代表の坂梨氏は、「女性起業家大賞」のスタートアップ部門で奨励賞を受賞。また、女性経営者を支援する「DWEN Dream Tech ビジネスコンテスト 2022」でも一般投票で1位を獲得するなど、注目の経営者の一人といわれている。

『メデリピル』も、10代から30代が選ぶ「安心して利用できるオンラインピル処方サービス」として1位に選ばれるなど、同社の注目度は着々と上がっているといえそうだ。

ゆくゆくは男性向けサービスも。「一家に1つはmederiの商品がある」未来を作りたい

上場に向けて動き出した同社。今後については「女性の長いライフステージの悩みに寄り添っていけるサービスをさらに増やしていきたい」と話す。

「例えば更年期の女性に向けたサービスなど、年代ごとにも色々考えられますので、まだまだできることはたくさんあると思っています。その先には、女性だけでなく男性に向けたサービスも考えていきたいですね。ゆくゆくは、一家に1つはmederiの商品があるような未来を作りたいです」（大池氏）。

パート社員を入れると女性の方が多いが、社員数では男女半々。女性向けのサービスを提供しているからこそ、男女問わず意見を取り入れていくことが大事だと考えている。

「メンバーの経験はバラバラですが、全員がこれまでに培ったものを持ち寄って、自由に働いています。自由だからこそ主体性を求めますが、一人ひとりの得意なことが生かせる職場であることは間違いないですよ」（大池氏）。

社員に共通するのは、自主性と熱意を持って、自分で仕事を推し進められる人。求める人物像もそのような人になるだろう。「目まぐるしく業務が進んでいく感じなので、それを楽しめる人。楽しみながら成長できる、成長意欲の高い人であってほしい」と大池氏。

「やりたいことがあればどんどんやってほしいと思っているので、興味がある分野があれば積極的に発言してほしいです。まだまだ小さい会社だからこそ、会社と一緒に成長していける喜びがあると思いますよ。中心メンバーとしてアグレッシブにチャレンジしてくれることを大いに期待しています」（大池氏）。