社会人キャリアのスタートは?
大学卒業後、リクルート(HR領域)に新卒入社しました。父親が経営者だったこともあり、自分もいつかは経営者になろうと、学生の頃から考えていました。経営者になるために「営業力」を身に付けようと、営業力の強い会社としてリクルートを選びました。 リクルートでは求人広告営業、新拠点立ち上げ、代理店渉外、SaaS営業、採用コンサルタント、営業企画、商品企画と多岐に渡る部署・職種の経験をさせて頂きました。部署や職種が変わる度、新たな課題に直面し、人の倍以上頑張らないと周りに追いつけない環境に追い込まれていました。そのおかげでビジネスマンとして成長できたなと今振り返ると思いますし、そのようなチャレンジングな環境を与えてくれた古巣の上司や仲間には感謝しかありません。
異動の度に課題に直面したということですが、乗り越える源泉は何だったのですか?
成長意欲が人一倍ある性格なのかもしれません。環境が変わって、何も分からない状況になると、勉強をし始めて、楽しくなってくるタイプです。なので、できないことに直面すると何故かワクワクしてしまう。 例を挙げると、商品が求人媒体からSaaS(採用管理システム)に変わった時も、システム知識やWEB知識など皆無。でもこれを売れるようになれば、自分の市場価値は上がるなと思えた。なので、毎日いろんな本を漁ったり、該当分野に精通している先輩や後輩に教えてもらったりしていました。 徐々にできることが増えていくと、最終的には楽しさやワクワクに変わっています。営業組織から企画組織に異動した時には、点ではなく全体を俯瞰する楽しさを感じたり、商品組織に移動した際は、営業と運用の両面を考えながら意思決定する経営者のような役割にワクワクしていました。単なる仕事大好き人間なのかもしれませんが。
リクルートを辞めて、リライアスを立ち上げた理由は?
私はHR事業では稀なのですが、本流の広告事業よりもSaaS事業が長いんです。新規事業としてSaaSの営業から商品企画まで、ずっとSaaS事業に携わっていました。 そこで一番感じたのは、顧客満足度=SaaSの継続率という構図です。 当たり前のことを言っているのかもしれないですが、広告営業をやっていたときは顧客満足度という言葉をそこまで意識していなかった。でも、SaaSは顧客の満足度がダイレクトに継続率に繋がる。 自社売上を優先するプロダクトアウト型モデルは終わりを迎える、ビジネスはこうあるべきだなとその時強く感じたんです。だから、もっと顧客に向き合った事業をしたいと思った。それにはフラットな立場、かつクライアントワークをするコンサルティング会社がまずは手っ取り早いと考えました。そして、1人で2017年に会社を立ち上げました。
リライアスはどんな会社ですか?
RELYUS(リライアス)という社名は、「Rely on us(私達を信頼してくれる)」という言葉からの造語です。顧客ファーストを唱えていると“きれい事”だと言われることもありますが、クライアントから信頼を得て、どんどん事業は拡大しており、結果が伴っているので、私達の考えは間違っていないと自信を深めています。 顧客満足度が上がれば上がるほど、弊社の売り上げも上がるという "ロマン"と"ソロバン"をこの先も両立させている会社でありたいなと思います。
リライアスが求める人材は?
成長を自ら求めている人材です。顧客のために働くことで、自分が成長できる人がいいですね。経験豊かな人材がいますから、いろいろ教えます。外部研修が必要なら、会社の経費で受けてください。成長意欲がある人材なら、会社はバックアップを惜しみません。 採用で重視するのは「人柄」です。人の意見やアドバイスを素直に受け入れられる人だと、一緒に働いていてコミュニケーションがスムーズに進むと思います。あとは、あまり物事を「他責」にしない人が好ましいです。必要以上に自分を追い詰める必要はありませんが、何か物事が上手くいかなかった時に「自分にやれることはあったかな?」と立ち止まって考えられる人なら、仮に失敗したとしてもそれをバネに前進することができます。 自分で考える人も歓迎です。大手企業で働くと「型」にはまってしまいます。自分で考えているつもりでも、決められた型に沿って思考をトレースしているだけ。それでは、物事を最適化するためのアイデアは生まれません。 少しでも興味のある方はまずはカジュアル面談からお願いします。