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インタビュー画像代表取締役社長 小野 義徳氏 1994年大手ゲーム会社に入社。サウンド担当等を経てプロデューサーとなり、世界的な人気を博した対戦型格闘ゲームをはじめ、多くのヒットタイトルを手掛ける。格闘タイトル全体の統括プロデューサーやeSportsエグゼグティブプロデューサー等の要職を歴任し、退社。 2021年5月、ディライトワークス株式会社代表取締役社長に就任。その後新会社として設立した株式会社ラセングルがディライトワークスのゲーム事業を承継し、引き続き代表取締役社長に就任する。

ラセングルは2022年2月にアニプレックスの100%子会社となり、ソニーグループの一員になりました。1年以上が経過し、どのような変化がありましたか。

旧ディライトワークスは5~6年で急成長した「ベンチャーの塊」で、日々成長し大きくなるタイトルを抱えて経営層は強硬に組織を引っ張っていくしかなく、社員にとっては比較的ハードな環境でした。そのような中、旧ディライトワークスで社長に就任した際に「今までとこれからをしっかり切り分けて、さらに進化するために皆さんの力を貸してほしい、ついて来てほしい。」と改革を宣言し、変化を促してきました。 その改革の中で、クリエイターがスキルや能力を存分に発揮できない要素は徹底して排除しようと動き出しました。 モノ創りは進歩するし、そもそも私達は世の中から無くなっても死ぬことはないモノを創っています。不必要だけど、欲しくなるモノを創るには、時代のニーズを読み取っていく 必要があると思います。新しい働き方や仕組みを取り入れ、「しがらみにとらわれず変化していこう」と会社全体に発信し続けました。その結果として、会社のカルチャーや働く環境はだいぶ良い方向に変わったと思います。

ラセングルが求める人物像について教えてください。

変化を厭わない方に来てほしいですね。温故知新で良いノウハウは使えばいいけれど、だからといって自分の使ってきたツールが全てじゃない。より良くするために、変えていくことをためらわないマインドを持っている方を求めています。 あとは「これをやってきました」ではなく、「これをやっていきたい」がある人。例えば、「○○のようなゲームを創ってほしい」と指示されたとしても、その通りにだけ創ろうとしてほしくない。自分の創りたいモノを創るのがクリエイターで、上司の顔色を見て組織のしがらみにとらわれたモノ創りをするのはサラリーマンだと私は思います。 過去の成功を踏襲するより、「こういうゲームを創りたい!」「こういう感動をユーザーに届けたい!」という気持ちを持っている方に魅力を感じます。アクが強すぎて他じゃ煙たがられていてもラセングルならやりたいことが実現できるかもしれない、そういう風土にしていきたいと思っています。ただし、自分の主張が全てじゃなくて、1割でいいから周りの話を聞く姿勢を持つことも重要なので、ここは忘れないでいてほしいですね。

思い描いているラセングルの未来の姿を教えてください。

フレキシブルに人材が流動して、セクショナリズムがない一枚岩でモノを生み出す会社でありたいです。社員としての仲間は増やしていきたいですが、500名程度が限度だと思っています。 経験上、それぐらいの規模だと組織の縦横がよく見えていたし、私自身の目も届くかなと思っています。 また、日本全国のクリエイターと仕事ができる環境でありたいですね。現状もリモート勤務を選択できるようにしていて、賃金は地域性を考慮していません。あくまでもラセングルの基準に沿って制度や待遇を設定していくので、例えば福岡在住だからといって福岡の水準に合わせるというような考え方はしていません。 ただマネージャーなどの管理職は、「集まろう」と言って集まれる距離感が今のラセングルでは必要です。私自身が大阪で社長業ができるようになったら、この働き方の形は完成かなと思っています。

仕事を離れた場で夢中になっていることを教えてください。

ゲーム以外はありません(笑)!休暇中のハワイの海辺でもゲームしているぐらいですよ(笑)。音楽好きじゃない人がレコード会社で働くのが苦行なのと同じで、ゲーム好きじゃない人がゲーム会社で働くのは苦行でしかないと思います。いくら好きでも“世の中に絶対必要ではないけれど、誰かに刺さるモノ”を生み出す作業は苦しいことが多いですけどね。 例えばラーメンを食べていても、「あのモーションが滑らかじゃないな」と思ったら、箸をそっと置いて、ああだ、こうだと考えてしまいますから。 ラセングルでは時間外労働は人事が主導してきちんと管理していますし、報酬は他と比較しても恥ずかしくない水準になってきています。リモートワークを選択できるし、確定拠出年金制度を導入しているのも同じ規模の会社の中では珍しいですね。 そんな風に労働環境を整えても、0から1を生み出す仕事での苦悩が皆無になることはありません。しかし苦悩の末に生み出したものが、世にハマった時の「共有感」は何事にも代え難いものです。 2022年2月から、クリエイティブに理解があり重きを置いているソニーグループになったので、安心して苦悩できます(笑)。キラキラはしていませんが、水面に顔を出してちゃんと息を吸いながらモノ創りに集中できる環境は整えています。

最後にGreenのユーザーに向けたメッセージをお願いします。

ゲーム業界にいる人やゲーム業界に入りたいと思っている人の中には、私の顔を見たことがある、名前を知っているという方も多いかもしれません。 これまで沢山の場で話をしたり文章を書いたりしてきたので、過去の記事や・最近の発言など、色々見てもらった上で一度話を聞きに来てみてください。 「ああ言っていますが、本当のところはどうなの?」とズバリ聞いてもらっていいし、「違うな」と思ったらそれでいい。感じるものがあるならば、次のステップに進んでもらえれば良いです。 ラセングルにはモノ創りの酸いも甘いも噛み分けて、苦悩を知る仲間が集まっています。トップもExcelしか使ってこなかったという人間じゃない。何が良くて何が悪いのか、言葉にならないモノ創りの「塩梅」が分かります。その塩梅を感じるのはタダですから、まず話を聞いてみてもらえると嬉しいですね。

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