株式会社スマイルワークにジョインしたきっかけは?
中小企業向けにITを活用した業務コンサルティングを長年、仕事にしてきました。私は仕事柄、同業他社のパッケージソフトやクラウドサービスには精通しており、ほぼ全ての製品を扱った経験があります。そんな中で、当社の統合型クラウドERPシステムが、中小企業の発展に役立つツールだと感じ、私の顧客にも積極的に導入を勧めていました。『SmileWorks』を導入することで、経営データが可視化され、業務効率化の支援にも役立ちました。 5年前に、当社の坂本代表と直接会う機会があって、そこから同業者として情報交換を始めました。製品のユーザーとして「あったらいいな」をフィードバックし、システムのブラッシュアップのお手伝いをしました。そして、当社の製品をうまく使いこなせていないユーザーがいることも、以前から感じており、それも坂本代表に伝えました。 あれこれと要望を伝えていたら「いっそのこと中に入って一緒にやりませんか?」と、坂本代表に口説かれて、ジョインする運びとなりました。
スマイルワークスでの役割は?
クラウドサービス事業部の部長のポジションで、ERPシステムの営業と顧客サポートを統括しています。顧客が当社の製品を有効に活用できるようにサポートするのに加え、現場で顧客と接する中で生まれる要望や改善点を事業開発部のエンジニアに伝えるのも、クラウドサービス事業部の役割です。全国に200名以上いる「パートナープログラム」の外部パートナーの育成やサポートも手掛けています。 長年、業務コンサルタントを仕事にしていて、世にあふれているERPシステムには常々不満を覚えていました。バックオフィス業務の現場で必要な機能がなかったり、データ連携で不便な点があったり。自分で“使えるERPシステム”を開発しようかと考えたこともありますが、当社に出会い、ゼロから開発するよりも、『SmileWorks』の開発に参加すれば、理想のERPシステムを作ることができると考えました。
スマイルワークスの製品の強み・良さは?
当社が開発・提供するクラウドERPシステム『SmileWorks』のストロングポイントは、リアルタイムで経営情報をデータ化・可視化できる点だと考えています。多くの企業で経営会議が開かれますが、たいていの会社が現状の説明から入ります。しかし、『SmileWorks』を導入すれば、経営データは可視化され、クラウドサービスなので社内のメンバー間で簡単に共有できます。無駄な会議時間を節約することで、本当に必要な議論に時間と労力をつぎ込むことができます。 販売管理や仕入管理の情報が、リアルタイムで会計データに変換されるのが『SmileWorks』の優れている点。経営状況や利益は、会計データになっていないと把握できません。販売管理では売上高しかわからず、実際にどれほど利益が出ているのかは決算を待たないとわかりません。しかし『SmileWorks』を導入すれば、リアルタイムで会計データに変換されるため、どれほど利益が出ているのか一目瞭然。経営会議も中身の濃い議論が可能となります。 「KKD=勘・経験・度胸」で経営判断をしている中小企業がたくさんあります。これからは新しい「KKD=仮説・検証・データ」で経営判断できる会社が生き残ると思われます。
どんな人材がスマイルワークスにマッチすると思いますか?
「そうぞう力」を持った人材を求めています。お客様は命を懸けてビジネスをしています。そんな人たちがどんな苦労をしているのか「想像」して、当社のツールを使うことでどんな支援ができるか「創造」するのが、私たちの仕事です。だから二つの意味で「そうぞう力」を持った人材が当社にマッチすると考えます。製品知識やITスキルは入社後にキャッチアップできます。大切なのは“ダブルそうぞう力”です。 もう一つ求めたいのは、知識を吸収しようとする「意欲」です。わからないことがあれば、自分で調べて知識を蓄える。新しい物事を学ぼうという姿勢がある人材を評価します。意欲さえあれば、学びの機会やアドバイスは、会社がいくらでも与えます。大企業ではないので、部門間の垣根はありません。ITについてわからないことがあれば、事業開発部のエンジニアが教えてくれます。反対にエンジニアが業務知識でわからないことは、クラウドサービス事業部のメンバーが教えます。
スマイルワークスはどんなカルチャーの会社ですか?
チームワークを重視しています。忙しい人がいれば、周囲の手の空いている人が手伝っています。誰がどんな仕事をしているか把握しておく必要はありますが、それによってお互いに仕事が詰まりそうになった時、気軽に声を上げることができます。どんな仕事も真剣に取り組んでいれば煮詰まるもの。責任感がある人ほど、一人で抱えてしまいがち。会社もメンバーがどんな状況にあるのか把握して、早い段階で声をかけるようにしています。 20代の社員もいれば、私や坂本代表のように60代に差し掛かろうとしている人もいます。年齢や性差に関係なく、お互いにリスペクトしながらもフランクな関係を築いている会社です。言いたいことを言い合える関係ができているので、若い人材ものびのびと働いています。