株式会社マネーパートナーズソリューションズ

東証スタンダード市場に上場しているマネーパートナーズグループの一員として、FXや証券取引、暗号資産などの金融サービスにおけるシステム開発および保守・運用を手掛ける株式会社マネーパートナーズソリューションズ。

当社のメインとなる開発業務はグループ会社であるマネーパートナーズ向けへの対応で占められており、その主力であるFX取引のシステムにおいては1秒間に何百もの取引をノンストップで約定させなければなりません。また、暗号資産を取り扱うためにブロックチェーンなどの先端技術も必要です。もちろん、金融取引で必要な法規に基づいた対処や、マネーロンダリングを防ぐ高度なセキュリティも求められます。

さらに、近年はこうして培った高度な技術力やシステム開発のノウハウを、グループ以外の顧客にも積極的に提供し始めているところです。
例えば、電子マネー決済サービス。近年、自社独自のキャッシュレスサービスを導入する流通業やサービス業が急増しています。また、金融業界ではない企業が、自社サービスの決済などに金融機関の機能を組み込んだり、エンドユーザーの購買データを販促支援に活用するなどの機能も盛り込んでいるケースも増えてきました。

販促支援の活用では、デジタルスタンプラリーやデジタルスタイリングなどのユニークな導入事例をはじめ、関東圏の大手私鉄が実証実験中である新サービスのシステム導入支援やプラットフォーム、決済機能などの構築から、制御に関するシステム、業務管理システムに至るまで包括的に技術協力しています。

当社の設立は2006年9月。マネーパートナーズグループ設立から1年後のこと。その金融取引事業の根幹を支えるシステム開発を全て自社グループで手掛けるとともに、その業務で培った技術力をグループ外にも広く提供していくことを当初からの目的として立ち上がった企業です。

取締役社長の小西啓太氏は以下のように話してくれました。

「スタート当初からグループや金融の枠にとらわれず、培った技術力を生かして新たなフィールドへの展開にチャレンジしており、そんな姿勢が、先ほどの電子マネー決済や大手私鉄の新サービスなどの事例に表れていると自負しています。

FXに関連するシステムは、24時間365日ノンストップでサービスを提供し続け、そのミッションクリティカルなシステム開発や保守運用には「高速性」や「安全性」、「セキュリティの向上」が常に求められます。また、UI/UXの向上や取引ツールなどのシステムは、同グループにおける最重要の要素となっています。
こうした技術力やノウハウをベースにFintech領域にも力を入れている当社は、ブロックチェーン、クラウド、IoT、AI等の先進的技術にもアプローチを続けています。

我々がこれまで金融で培ってきた技術力やノウハウを活かし、他では真似できない『マネーパートナーズソリューションズ』だから作れるシステム』を開発していきたいと考えています。」

2023年9月現在、同社の社員数は35名ほどで、65名ほどのマネーパートナーズと併せ、グループで約100名という体制。両社のメンバーは、業務ベースでの関わりにおいて常にコミュニケーションを取っています。

社内においても、他部門や他チームメンバー間の交流を促進している促進しており、
エンジニア集団である当社としては、一人一人が働きやすい環境を目指し、働き方や人材育成、福利厚生等の充実にも取り組んでいます。
「コロナ禍で中断していた懇親会も再開したところ、非常に和気あいあいとした雰囲気となって大好評でした。今後も定期的に開催していきたいと思っています。」（小西氏）

働き方については、オフィスワークとリモートワークのハイブリッドで運営。なお、同グループのオフィスは、地下鉄「六本木一丁目」駅に直結している六本木グランドタワー。通勤や仕事後のプライベートにも便利な環境にあります。
オフィス内のデスクには、モニターを２台設置。業務の生産性向上に繋げています。
残業時間は、平均月19時間程度。ワークライフバランスが取りやすい環境です。

教育やキャリア支援制度としては、以下のような施策が用意されています。
・現場のOJT担当が業務の進め方や業務上必要な知識を指導する「OJT研修」や
・他部門のメンバーと交流を図り、学びや刺激を受ける「社内勉強会」
・会社負担で受講可能な「専門性の高い研修」や「階層別研修」
・業務に役立つ資格を取得した際の「資格試験合格祝金」
・定期的な面談や1on1を通じて社員の不安解消や視聴支援を実施（年２回の人事評価面談有り）
・グループ社員持株会有り

そんな当社が求めるエンジニア像について、小西氏は次のように期待を寄せています。
「前述のとおり、当社のミッションとして、システムの安定運用やセキュリティといった【守り】の部分は非常に重要です。一方、先端的なFintechにアプローチし、最新技術を吸収する【攻め】の部分も同様に重要です。これらのバランスを上手に取って、当グループ全体の成長に貢献できる方にぜひ来ていただきたいと願っています。」