株式会社FIT Style　代表取締役　廣野 清志氏

ご略歴をお教えください。

2004年にコンピュータ系の専門学校を卒業後、大阪のSIerに入社しました。エンジニアとして主にWeb系システム構築を手掛けながら、営業的に動くこともよくありました。 いつしか自分の技術や経験を生かして自由に仕事がしてみたいと、東京支社に転勤後、2014年に独立してフリーランスとなりました。4～5年ほど順調に仕事を続けたところ、顧客との取引上で法人になる必要があったため、2019年に会社を設立しました。 それまでは自分一人で手掛けることを基本に案件を受託し、時に外部のエンジニアに手伝ってもらいながら続けてきたのですが、限界が見えてきたのです。そんな時にたまたま案件が重なったので、知人を介してTeam TechグループのNSP-Techを紹介してもらいました。そこで、共同出資の形でグループ企業を設立するオファーを受けたのです。グループの資本やバックオフィス機能を活用しながら規模拡大を図ることができるところに魅力を感じ、2023年9月、当社の設立を決めたという経緯です。 私のもう一つの会社は以前からの案件が続いているので存続させていますが、いずれFIT Styleに吸収合併させるつもりです。

御社をどういう会社にしていこうと考えていますか？

やや大げさかもしれませんが、システム開発や運用を通じて社会に貢献する企業にしていきたいと考えています。 私はシステム開発が大好きなので、そのプロセスも楽しいのですが、やはり出来上がったシステムがユーザーに使われて業務改善等の効果が表れ、喜ばれた時に「頑張って良かった」という満足感を覚えます。この仕事のやりがいはそこに尽きると感じますね。 これからも、企業であれ官公庁であれ、大規模であれ小規模であれ、使われて「便利になった」「改善できた」と喜ばれるシステムをつくり続けていきたいです。 そして、そのように一つひとつの仕事を大切に積み上げながら、関わるメンバー全員でFIT Styleを大きく育てていきたいと願っています。

そのために社員に対して期待することや、社員が御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。

当社のメンバーになってほしいのは、システムの仕事を好きになっていただける方であれば、学歴や職歴は問うつもりはありません。多種多様な考え方を持つ人が集まり、それぞれの視点や発想で意見を言い合い、お互いに吸収し合いながらいいものづくりをしていける集団にしていきたいです。その点、私は人の話を聞くことが好きなので安心してください。 そして、当社では仕事だけでなくプライベートも充実させてほしいと思っています。そのためにはオン・オフの切り替えが大切ですが、オフタイムの充実のためには、やはり仕事のスキルを磨いて自信を持つことが不可欠。当社では、そんな支援に力を入れていきます。 応募者の方に対しては、「これからITの世界で可能性を広げていきたい方にも、活躍してもらえるステージを提供します」と申し上げておきます。当社はできたばかりで、組織のカラーもなく、これからつくっていく会社。指示待ちではなく自分の意志で動ける方や、みんなで自分達の理想の会社をつくっていきたいと考える方にフィットすると思います。

廣野さんの仕事観をお聞かせください。

私にとっては仕事をすることが生きる活力を生んでいるような気がします。システム開発は半分趣味のようなもので、それが高じて仕事になっているという側面があるからかもしれません。とにかく、今の仕事は自分の人生を充実させる不可欠の手段です。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか？

6歳と1歳の娘がいるので、休日は上の子とゲームをしたり、娘のマイブームであるキックボードをしたり、一緒に近隣をサイクリングすることが多いですね。あとはお風呂掃除等の家事もします。 個人では、趣味として技術書もよく読んでいます。ちなみに私は好きなことにのめり込むタイプで、調べ事をしていて気が付くと夜中になっているということがザラなんです。