株式会社ディジタル

株式会社ディジタルは、ITインフラソリューション、SES（システムエンジニアリングサービス）、システム開発（受託・自社製品）という3つの事業を柱に、2000年の会社設立以来、信頼と実績を積み重ねている企業だ。確かな実力により、官公庁や大手企業から厚い信頼を得ている。中でもITインフラソリューションでは、要件定義から保守運用に至るまでの全工程に対応可能であり、その技術力は定評がある。

同社が目指すのは企業規模の拡大と共に、より顧客の要望を満たすサービスの提供であり、事業を通じた社会への貢献である。具体的には、「2025年の崖」と呼ばれる技術者不足やシステム老朽化などの課題に正面から取り組む姿勢を打ち出している。

代表取締役の小池保典氏は、長年に渡るIT業界での豊富な経験と知識をベースに、人間味溢れるリーダーシップを発揮している。
会社の設立当初から「誠実さ」を経営の基本理念として掲げ、顧客との信頼関係構築に努めてきた。信条である「誠実さ」は、社内外を問わず貫かれており、社員に対しても強い信頼と期待を寄せる。エンジニアが安心して働ける環境づくりに注力しており、それが同社の離職率の低さにも繋がっている。社員一人ひとりの成長を大切にし、スキルアップの機会を提供することにも力を入れているのだ。
小池氏は、「会社の成長は社員の成長に支えられている」と語る。技術力はもとより、リーダーシップやコミュニケーション能力といったビジネススキルを育む場を提供している。社員が主体的にキャリアアップを図れるよう配慮する根底には、この考えがあるのだ。

同社は24期目という長い社歴を誇るが、今なお右肩上がりで売上を伸ばしている。2023年度は前年比30%以上の伸び率を示し、さらに今期の売上は10億円へ迫る勢いだ。さらに来期以降には20億円、さらには30億円規模への拡大を見据えている。既存事業で培った知見と経験を生かしながら、提供サービスの領域を拡張する成長戦略を描く。

また、同社は2022年に売上高130億円超えの医療機器・工業用部品メーカー、フジデノロ株式会社と資本提携を結んだ。グループ入りに伴い、今後はシナジーを生かして、フジデノロが手掛ける事業領域でのシステム開発を見据える。加えて、10年前より取り組んでいる自社製品事業の成長加速も試みており、事業領域と会社規模の拡大を目指す。同時に、社会的な影響力を高め、社会課題の解決に寄与する企業としての存在感を強めていきたい考えだ。

前述の通り、同社は3つの事業を軸に展開し、顧客の多様なニーズに対応している。ITインフラソリューションでは、設計から構築、運用保守に至るまでの包括的なサービスを提供しており、技術の進化に合わせて、クラウド技術やセキュリティ対策にも積極的に取り組む。

SES事業では、各分野に精通したエンジニアが、顧客企業の課題解決を支援する。同社のSES人材は、官公庁をはじめとした顧客の業務を深く理解し、直接対話しながら課題を解決する役割を担う。技術力とコミュニケーションに優れたエンジニアは、顧客から厚く信頼されている。

システム開発部門では、顧客の業務効率化を図るため、カスタマイズ性の高いシステム開発が強みだ。これにより、顧客のビジネスに密着したソリューションを提供し、長期的な信頼関係を構築している。
また、自社独自開発製品の企画・開発・販売にも力を入れており、エンド顧客や大手企業に導入され、これらの製品、サービスも
大変注目されている。

幅広い事業領域を支えるのは、エンジニア一人ひとりの存在だ。同社では、各人の志向やキャリアビジョンに基づいてプロジェクトをアサインし、モチベーションを高めつつ、成長のサポートを行っている。
キャリアパスも豊富で、上流工程を手掛けるコンサルタントやプロジェクトマネージャー（PM）への道、エンジニアとしての専門性を深める技術特化の道、さらにはマネジメント職への昇進など、それぞれの目標に応じた成長のチャンスが用意されている。

また、目指すキャリアに必要なスキルや経験について相談しやすく、適切なサポートが受けやすい環境を整えている。具体的には、必要なスキルを身に付けられるよう技術研修や外部セミナーへの参加を奨励し、最新の技術動向のキャッチアップを後押しする。また、座学ばかりでなく、現場OJTで経験豊富なエンジニアが若手社員の指導にあたる。実務に基づいたリアルタイムなフィードバックが受けられるため、若手社員は早期にスキルを身につけることが可能だ。

社員の成長を支えながら発展してきた同社は、次なる目標として「中堅企業」への成長を掲げている。目標実現へ向けて、リーダーシップを発揮できる人材や、新しい技術に挑戦できる人材を積極的に採用している。これにより、顧客の課題に対し、より質の高いソリューションを提供する体制を整え、持続可能な成長を目指す。

同社の勤務先は、本社や事業所、またはクライアント先と多岐にわたり、リモートワークのプロジェクトも多い。これにより、ワークライフバランスの取れた働き方が実現されており、社員は家庭や個人的な時間を大切にしながらも、業務に集中することが可能だ。

社内のコミュニケーションは、チャットツールを通じて円滑に行われており、本部との連絡も迅速だ。特にSES事業に従事するエンジニアは、営業担当者が定期的にクライアント先を訪問し、現場の声を本部にフィードバックする体制を整えているため、連携が取りやすいのが特徴だ。社員が業務で直面する課題や疑問をすぐに相談できる環境が整備されていることで、安心してプロジェクトに集中できる。

同社は年間120日以上の休日を確保しており、夏季休暇や年末年始休暇も別途設けられている。これにより、社員は十分な休息とリフレッシュの時間を確保できる。また、月間の平均残業時間は10時間程度と非常に少なく、働きすぎを防ぎ、プライベートの充実を図ることができる環境だ。社員はこの点を高く評価しており、長期的に安心して働ける職場として定着率も非常に高い。

同社のエンジニアは、幅広いサービス領域を持つ同社の事業特性を生かし、自身のキャリアやスキルに応じた様々なプロジェクトに携わることができる。ITインフラソリューションにおいては、上流工程から保守運用まで一貫して関与することができ、技術力を高めるチャンスが豊富にある。一方、SES事業では多様なクライアントと接しながら、業務の幅を広げる経験を積むことができる。直接顧客とコミュニケーションを取る機会が多いため、技術的なスキルに加え、ビジネススキルも向上させることが可能だ。

また、同社では社員の挑戦を積極的に評価する風土が根付いており、挑戦意欲を持った社員は大いに歓迎される。この風土が、離職率の低さにも繋がっている。和やかで優しい社風が特徴で、社員同士が支え合いながら、互いの成長を応援し合う環境が整っている。

小池氏は、「経験豊富なエンジニアはもちろん、リスキリングを希望する人も歓迎します。やる気と意欲があれば、私たちがしっかりと支援し、一緒に成長していける環境です」と語る。
戦略事業部長も「新たな技術の導入や事業拡大のフェーズにある今こそ、チャレンジする価値があります。皆さんの成長が、私たちの成長を後押しします。ぜひ、私たちと一緒に次のステージを築いていきましょう」と、未来を共に創り上げる仲間として求職者を歓迎している。

幅広い事業領域とフレキシブルな働き方、和やかで支え合う社風が魅力の同社で、新しいキャリアに挑戦してみてはいかがだろうか。