株式会社オデッセイ コミュニケーションズ

株式会社オデッセイコミュニケーションズは、ITスキル資格を中心にした多くの資格試験をコンピュータベースで実施、運営する企業である。
累計受験者数500万人を超えたマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を主軸に、統計検定、ビジネス統計スペシャリストやPythonなど、新たな資格試験の立ち上げと運営も積極的に行う。
1996年の創業以来、「資格試験を通じてビジネススキル向上をサポートし、日本社会に貢献する」というビジョンのもとで進み続ける同社は、次なる10年へ向けて新たな風を吹き込む人材を待っている。

同社がMOS試験を開始した1996年当時、パソコンスキルはまだまだ一部のオフィスワーカーにとって必要なものという位置づけ。しかし、現在はどのような職種においてもPCやモバイル、タブレットなど様々なITデバイスを使うことが当たり前となり、ITスキルを客観的に証明する資格のニーズは、ますます高まってきている。
資格取得を目指すことは学習のモチベーションとなり、ひとつの目標となる。
試験を通じて受験者のスキル向上とキャリア開拓をサポートすることが、ひいては日本の労働力・企業力向上となり、社会貢献へつながると同社は信じている。
仕事をする上で普遍的に要求されるスキルや、時代の変化によって必要になるスキルを「資格試験」というコンテンツとして提供しているのだ。

2023年9月現在同社が実施、運営する資格は以下の通り。
・マイクロソフト オフィス スペシャリスト（MOS）
・マイクロソフト認定資格
・ビジネス統計スペシャリスト
・IC3（アイシースリー）
・VBAエキスパート
・アドビ認定プロフェッショナル
・統計検定
・コンタクトセンター検定試験（コン検）
・Rails技術者認定試験
・リユース検定
・Pythonエンジニア認定試験
・Communication Exam.
・PHP技術者認定試験
・データ分析実務スキル検定（CBAS）
・ウェブ・セキュリティ試験（通称：徳丸試験）
・KUSANAGI for WordPress認定試験
・ヤマハネットワーク技術者認定試験
・東京シティガイド検定
・App Development with Swift（英語版）
・外交官に学ぶグローバルリテラシー
・令和のマナー検定

知名度が高く馴染みのある資格があれば、そうでないものもあるかもしれない。
同社は専門家と協業しながら、資格を新規に立ち上げたり、その内容をブラッシュアップしたりしながら、試験の実施・運営をはじめ、教材作成やマーケティングまでトータルな資格サービスを提供している。

変化の激しいこの20年間、同社が CBT（コンピュータ・ベースド・テスティング)サービスの事業領域でトップレベルであり続けるのは、「資格試験を通じて個人のビジネススキル向上をサポートし日本社会へ貢献する」というビジョンを見失わなかったからだろう。
同社の強みは、日本市場が求める普遍的価値観とグローバルトレンドを捉える視点をあわせ持ち、社会のニーズにいちはやく応えていく実行力を持つ点だ。
今後の取り組みとしては、働き方改革が叫ばれ企業の組織体制や人事への意識が変わりつつある潮流に応えるため、「ダイバーシティー」に関する資格試験を準備中だという。
新たな人材に期待するのは、既存の枠に捉われない価値観や発想を「資格」を通じて、広く世の中に提案していこうという意欲だ。
それは、その人が持つ好奇心や関心事を資格というコンテンツに反映していくチャンスであり、知的なチャレンジともいえる。

資格試験事業というと、保守的なイメージや親しみづらさを感じる者もいるかもしれない。しかし、実際は社会問題や課題解決の手法のひとつとして潜在的なパワーを持っている。または、「面白くない」という資格試験の一般的イメージを逆手に取って、エンターテインメントとして発信するという手法もあるのかもしれない。
いずれにしても、これからの10年で新たな領域へ踏み出していきたいと同社は切望している。その原動力であり、新風を思い切り吹き込むような人材に出会うことを期待しているのだ。

特にその力が活かされる職域は、Webやセールス、マーケティング分野だと同社は考えている。言い換えると、今までと違ったアプローチと攻めの姿勢が必須となる領域での活躍が期待されている。
企業が抱える課題解決に取り組むという経験は、キャリアにとって必ずプラスになるだろう。それをスタートアップではなく、確かな実績と信頼を持つ企業の中で実現できるチャンスだ。


ここで社長からあなたへのメッセージを紹介しよう。

【学び続ける姿勢を持ちつづける人に】

テストや試験と聞いて、心がおどるという人はあまりいないと思います。テストを受ける前には、勉強の時間も作らないといけませんので、「お客さんに『苦行』をお願いするのがわれわれのビジネスだ」と半分冗談ですが、社内でよく言っています。
ただ、時代はどんどん変わっています。一生を通して、新しいことを学び続けることが必要な時代になりました。そうでないと、「人生１００年」の時代を楽しんで生きていくことはできないのではないかと思います。われわれは日本国内だけを見ているのではなく、世界で起こっていることにも関心を持ちつづけ、できることなら、普遍的な価値やスキルを身につけて、仕事に役立てていきたいものです。

『苦行』を楽しみに変えることができる人、学び続ける姿勢を持ちつづける人、ぜひわれわれの仲間に加わってください。

オデッセイコミュニケーションズ
代表取締役社長　出張勝也

役員や社員へ同社の雰囲気を尋ねると、「落ち着いている」「真面目」「きっちりしている」「事務処理能力が高い社員が多い」といった答えが返ってきた。
女性社員が全体の7割を占め、育児などで時短勤務をする社員も多い。平均勤続年数が長いことからも、働きやすい職場であることがうかがえる。
実際、残業は少なく公私をきっちり分ける社員が多いため、終業後は干渉しあうことなくさっと切り上げる雰囲気だという。かと言って、殺伐としているわけでなく、女性が多い職場ならではのコミュニケーション豊かな和やかさがある。
年に一度の納会は、オフィス近くの夜景が美しい高層レストランを借り切っておおいに盛り上がるという。
性別にこだわって採用してきたわけではないが、限られた時間で集中して仕事を進めることに重きを置き、フェアな評価を行うカルチャーゆえに、自然と時間的制限を受けやすい女性社員が多くなったようだ。
長時間労働を良しとする風土の中でやりづらさを感じているならば、実力を発揮しやすい環境だろう。

モノ作りを行う製造業ではないが、同社のプロダクトともいえる資格試験というサービスに何らかの思いを抱けると、仕事を一層楽しめる。それは、過去に試験へ取り組んだ自身の実体験から生まれるものかもしれないし、日本の人材育成への貢献、個人の成長に役立ちたいという社会性の高い仕事への熱意かもしれない。
逆に、そのような崇高な思いはなくとも、自身のキャリアアップのために会社組織を利用しようという野心めいたものでも一向に構わないという。
それだけ今の同社は、情熱を帯びた社員を求めているのだ。

「古きをたずねて新しきを知る」ということわざがある。同社が持つ20年以上の実績やノウハウをベースにしながら、これからの時代に求められる新たなコンテンツ「資格」を開発していくことは、この言葉に通じる部分がありそうだ。
自らが「新しき」を創造し、リードすることに少しでも興味を持ったならば、ぜひ気軽に話を聞きに行って欲しい。