株式会社Grander

株式会社Granderは、Web・スマートフォンアプリの受託開発事業を始め、アプリ・Webメディア事業を展開する会社だ。2012年12月に設立され、東京・新宿区西新宿に本社オフィスを置く。ミッションに「想いをカタチにする」という言葉を掲げ、クライアントの“課題解決”を第一に、メンバー一人ひとりがクオリティの高いプロダクトを目指している。

スマートフォンアプリの代表的な開発例としては、「蔦屋書店アプリ」（株式会社トップカルチャー）がある。このアプリは蔦屋書店、TSUTAYAなどのチラシをカンタンにチェックすることができ、お得なクーポンやポイントを貯めたり、会員限定商品を購入可能。ポイントやクーポンが当たるガチャをプレイすることもできる。

代表取締役の森巨無氏は、ITベンチャー企業でのエンジニア経験を経て、フリーのWebエンジニアとして独立。フリーランス中は受託開発、スタートアップの開発チームで、写真共有サービスの開発などに携わった。それ同時に専門学校の講師も務め、生徒だった中澤氏らとともにGranderを設立。中澤氏はGranderのCTO（Chief Technology Officer）兼開発責任者として、主にスマートフォンアプリの開発に携わっている。

Granderではミッション「想いをカタチにする」をメンバー全員が共有し、事業を通じて多くの「想い」を実現してきた。顧客、パートナー企業、そしてGranderで働くメンバーの「想い」を一つでも多く実現できる場所。それが、これまでも、そしてこれからも変わらないGranderの理念だ。

社内では、各メンバーの責任感や自立心が信頼関係の前提条件となっている。自由な社風を”ツール”として上手に活用できる人にとって、力を発揮できる最適の環境だといえるだろう。「新しい技術を使ってこんなことを試してみたい」などの発信は大歓迎。この環境を活かして個々のクリエイターがスキルアップを実現し、会社の成長へとつなげていくことを理想としている。

Granderはシステム開発会社として、スマートフォンアプリやWebの受託開発を中心に、インフラの構築や保守、アプリ開発後のプロモーションまで幅広く手がけている。また、開発実績で得たノウハウや技術を土台に、自社サービスの企画・開発・運営にも力を入れている。

スマートフォンアプリの開発では、ニュースアプリやゲームアプリなどのBtoCアプリの企画・開発・運営をおこなっている。また、キャンピングカーやアウトドア情報を発信する「DRIMO」など、Webメディアの企画・開発・運営も手がける。

【自社サービス】
・キャンピングカーやアウトドア情報を配信するWebマガジン「DRIMO (ドリモ)」

【自社開発アプリ】
・パンダのたぷたぷ公式アプリ「はしれっパンダのたぷたぷ」
・女の子育成ゲーム「彼女がトップアイドルになるためにやってきた全て」

受託開発事業では、スマートフォンアプリやWebサイトの開発に実績が多い。これまで、前述の「蔦屋書店アプリ」をはじめ、古本買い取りアプリ、チラシ配信アプリ、クーポン配信アプリ、ARを使用した店舗販促用アプリ、iBeaconやプッシュ通知などを利用した来店促進アプリ、空きスペースマッチングアプリ、SNSアプリ、ニュースアプリなど幅広く手がけてきた。開発以外にも、保守運用やリリース後のプロモーションにも対応している。

それ以外の事業として、アプリサーバーサイド、管理画面などの受託開発や、インフラ構築・保守、AWSを使用したクラウド環境の設計・構築・運用など、中小規模から大規模サービスまで、クライアントにとって最適なプランを提案している。

業務を進める上では「誠実であること」を第一に、要望に沿って、妥協せず細部にまでこだわってつくり込むスタイル。案件一つひとつを各メンバーが責任を持って取り組むことで満足度向上を達成し、継続的な案件獲得につなげている。

「働きやすい会社」を目指し、勤務時間や出勤日数は柔軟に対応可能。リモートワーク、週休3日以上、フレックスタイム、時短勤務など相談に応じてくれる。社内では服装や髪型は自由。人材育成では、書籍購入や勉強会の参加費用補助など、個人個人の「想いをカタチにする」ための投資を積極的におこなう。自分のアイディアを会社の事業としてリリースする、といった活動も展開している。

今後、受託開発とともに自社サービスの開発強化に取り組んでいく。これまでも「こんなサービスをつくりたい」と手が挙がれば、全員でブラッシュアップしてカタチにしてきたが、エンジニアとして自分が試したい技術で、思ったものをカタチにできる環境づくりを進めていく。トライアンドエラーを重ねながらスキルアップにつなげることができ、また「世の中にインパクトを与えてみたい」という想いを実現させることもできるのも、自社開発の楽しさの一つだ。

社内では、20〜30代を中心に若手が活躍しているGrander。プログラミングの勉強をしたり、自分で手を動かしたりすることが好きなら、楽しみながら成長を実感できるだろう。