株式会社リソルカンパニー

株式会社リソルカンパニーは、Webシステム開発を軸に、世の中の『不』『非』『悩』を解消する自社サービスを企画、開発している会社だ。現在の主力サービスは、士業向け業務効率化システム『プリエ』、次世代型予約システム『じゅんばんこ』。
両サービス共にオリジナリティあふれる機能と、顧客ターゲティングを明確にしたサービスとなっている。

『プリエ』は、書類作成等の諸手続きが複雑で、プロである士業事務所にとっても非常に手間がかかる行政への申請作業を大幅に効率化するサービス。士業事務所から直接、手間や悩み、ストレスを吸い上げながらシステム化したものが『プリエ』だ。
通常の申請業務提出書類をプリエが自動作成、従来手作業でやっていた事務作業の約60-70%をシステムが手助けする。

『じゅんばんこ』は、従来のWEB予約システムをAI導入により、より自動制御できる機能を盛り込んだ予約サービスに進化させたもの。国内メジャーの団体が同社との提携を進めており、今年大幅に導入が加速していく。

どのサービスも展開戦略を熟慮しつつ開発。競合がいないサービスや、導入してくれる先が確約されたなるべく競争激化を避けた道を進んでいる。

しかし、リソルカンパニーにとって、サービスの進化と会社の展開は今後も緩やかに且つ一歩一歩進んで行くと代表取締役の正願地洋介氏は話してくれた。

「我々は事業を立ち上げ、マネタイズできると次の事業への投資を実行し、新たなビジネスを展開するというサイクルを繰り返しております。単純な受託開発会社ではなく、自社のWEBサービスも展開する"事業企画型開発会社"と呼ぶのが実情に合っています。」

このサイクルでこれまでに展開してきた事業は、上記の『プリエ』のほか、GPSを使った地域密着型のスマホ広告配信サービス『リソラド』『じゅんばんこ』RFIDを活用した在庫管理システムなど事業コンセプトに合わせてサービスを開発。どのサービスも
PRはあまりしていなくとも、提供先が全て決まっているものばかりである。

そして、「次は、『海外開発サービス』と『金融サービス』。かなり大きなマーケットです。参加してくれるメンバーを増やし、しっかりと進めて行きたいです。進んだ先に独創的で且つとても大きな市場があります。そこに一緒に取り組んでくれる社員を大募集中です」と正願地氏は言う。
既に、準備は進んでおり、後は、一緒に進んでくれる新たなメンバーのみ。この新たな第一歩にメンバーとして参画することは、人生の大きなチャンスになると感じる。

わずか6名（2020年9月現在）の少数精鋭の会社ながら、次々と自社サービスを生み出しているリソルカンパニー。その鍵は正願地氏のプロフィールにある。元々、事業企画のプロなのだ。

正願地氏は、経営コンサルティングファームで企業再生に携わった後、大手銀行系のベンチャー投資部門、事業会社の事業企画・事業投資部門を経て、2016年にリソルカンパニーを立ち上げた。数々の事業や経営に携わる中で、自分自身の手で、共感してくれる同士と共に役に立つ事業を立ち上げたいと思ったからだ。

「世の中のネガティブを解決するサービスを、小さくても自分で展開したかったのです」（正願地氏）

そんな正願地氏が新たな事業をスタートする際、選定の基準としている点は二つ。市場が成熟していないことと、提携先があることだ。

「成熟した市場はサービスが浸透しきっていて、それをリプレイスするのは非常に大変です。何よりも先行する企業が投資を重ねて素晴らしいサービスを進化させている中で、弊社が後から参入する必要性を感じません。」と正願地氏。加えて、成熟していない市場でも、後から容易にライバルが参入できそうな領域はなるべく避ける。

2つ目については、現在の主力事業の『プリエ』も、Webマーケティングのサービスで士業事務所をクライアントに持ち、対話をする中で「不、非、悩」を見つけて事業化したものだ。

「彼らに『こんなサービスがあったら使いますか』と聞き、『ぜひ、使いたい』と話が始まり、相談、洗い出しを重ね、ノウハウをもらいながらつくったものです。次に展開するサービスもそうです。詳しくは言えませんが、その領域のトップクラスの方々がパートナーです。トップを抑えることで他への普及も見込め、成功の可能性は高くなると考えています」
この企画力、展開力がリソルカンパニーの大きな強みだ。

正願地氏は言う。「展開する事業の選定に際しては、意識的に詳細を調べております。事業コンセプトと支えてくださる方々がいて、的確に事業領域を選定できることが他社との違いかなと感じます。多くの会社は、『これは、あの人達に売れるのではないか』と仮説でスタートしますが、我々は『必要ですよね、だからこうやって普及させて行きましょう』と、普及の道筋を具体的に描き実行することを非常に意識して行っております」

たまたまシステムやWebサービスを展開しているが、リソルカンパニーにとっては手段でしかない。事業コンセプトに合ったサービスを展開することが同社の本質であり、それが成長をもたらしているのだ。

2016年に創業した後、正願地氏のコンセプトに賛同した同士を一人、また一人と採用し、現体制になった。６年間の中でもスケールが見込まれる次のサービスをスタートするにあたり、リソルカンパニーは今、本格的に会社としての形を整えるフェーズにある。
開発部門のPMだけでなく、海外事業展開に必要な人材の面談を進め組織の構築を急いでいる。まさに、スタートアップが成長過程に必ず起こるフェーズに突入している。

「海外事業展開を進めており、外国籍の方は特に大歓迎です。ベトナム語、英語ができる方は、エンジニアに関わらず必ず活躍できると思います。もともと弊社は外国籍の方が多いですし、本当に国籍関係なく楽しんでいけると思います。」と正願地氏。

そのため、仲間になって欲しいのは楽しめる人、一人で悩まない人だ。

「事業の開発、企画があるので、新たな発見は本当に多いと思います。スタートアップなので共に苦闘し笑える環境があると
感じます。ただ、成果に対して笑う、喜び合う前には、必ず努力と苦労があると思います。そこを、乗り越えられる人がいいですね。何か問題があれば、みんなで解決すればいいのですから、一人で悩まず、まずは相談してほしい。そして、一緒に乗り越えればいいだけです。」

サービス開発、仕事は『支え合い』である。みんなで乗り越える文化がリソルカンパニーには強く根付いている。

「とても、支え合いがある会社です。そして、弊社は多国籍なのでそれぞれの人を尊重しています。今は、海外準備を開始しし始めており、特にベトナム語ができる方は、直接的に活躍できると思います。だから、是非、応募していただきたいです。きっと他社にはない経験と一体感、あなた自身のやりがいを感じられると思います。」（正願地氏）

特に新しいサービスに自ら絡んでいくことや海外展開に興味を持っている人は、同社を訪ねてみるといい。きっと他では得難い経験を積むことができるだろう。