1959年の創業以来、本間ゴルフは「日本発、世界最高のゴルフクラブをつくる」という信念にこだわり続けてきた。日本の技術、日本の文化、日本人の気質を信じ、研鑽を積み、60年の時を経た今なお、山形県酒田市にある工場には260名の職人が在籍中。
本間ゴルフは時折、「Made in SAKATA」という言葉を用いるそうだ。日本製を超えた、酒田製。それは製造拠点である酒田工場で作られるからこそ叶う品質を伝える表現になっている。
そこでは道を究めた最高の職人によるアートの側面と最新のサイエンスが融合された、理想的な製品づくりがおこなわれている。
例えば、クラブのチタンヘッドを製作する際は、研磨の前に1個1個、X線を通して内部検査を施し、表面からは見えないキズも匠は見逃さない。その後、職人が直接ヘッドを研磨し、彼らの芸術品の精度と正確性を高める。1100mmの差や1mg欠けても違いが生じるような世界だ。
このように、チタンやカーボンファイバーなどの素材選び、ウエイトの最適な場所、ヘッドサイズなど、細部の厳格な検査を重ね、完璧を追求するためのアートとサイエンスを駆使したあらゆる手が施されるそうだ。新しいモデルが完成するまでには、100人ほどの職人の手と6か月ほどの期間を要する。
HOMMAのゴルフクラブは、爆発的な飛距離とすわりの良さと、他のクラブとは一線を画す美しいフォルムが特徴で、ツアープロから信頼されている。もちろん、ミスヒットでも飛ぶ安心設計や、突き進む打球の爽快感など、初心者へ向けた性能も忘れてはいない。その根底にあるのは、「すべてゴルファーの情熱と期待に応えたい」という想いだ。
その想いは、製品づくりだけに留まらない。直営店では、フィッティングサービスを実施し、打球解析のみならず、ヘッドやシャフトの挙動を測定し、スイング分析を加えたトータルフィッティングをサポートする。製品をつくり、それを店舗でお客様に届ける、このバリューチェーン全体に一貫して「すべてゴルファーの情熱と期待に応えたい」という想いが込められている。