株式会社エムキューブ

エムキューブは高度かつ幅広い技術力を持つエンジニア集団として、100%自社内での受託開発を手掛けているところが特長です。自社プロダクトも提供しています。
領域は、業務系のWebシステム、Windowsアプリケーション、スマートフォンアプリ、インフラの設計・開発全般です。
基本的に、要件定義から設計、開発／構築、運用／サポートまで一貫して手掛けています。

代表取締役を含む全メンバーがエンジニアで大半の言語に対応できますし、業務システムを中心としてお客様のあらゆるニーズにお応えできる、と自負しています。

主力取引先は、売上の約40%を占める直取引の大手ハウスメーカーです。もう1社と共同での基幹システムの開発・運用のほか、同社だけが要件定義から手掛けている管理部門の諸システム、さらに営業系のモバイルシステムやBtoBの業者間連携システム等の開発・運用を包括的に担っています。
残りの取引先の約60%は、4社のエンドユーザーの案件をSIer経由で受託しています。

エムキューブの強みは、創業以来、現在の主力取引先をはじめとしたクライアントに恵まれ、SESや客先常駐を受けず、自社内での受託開発にこだわり続けられているところです。
クライアントに恵まれているのは技術力やPM力を買われてのことですが、SESは技術が派遣先にしか蓄積せず、エンジニアの帰属意識も希薄になります。しかし、自社内での受託開発ならば、社員同士で切磋琢磨や情報共有し当社内に技術力が蓄積でき、モチベーションもアップし求心力を高めていくことができます。

その他では、自社プロダクトの学校法人向け会計・給与パッケージ『CALCUBE』があります。
日々の仕訳、毎月の給与計算、決算処理、各種申告に必要な書類印刷まで可能です。ITリテラシーの低い人でも簡単に使えるUI/UXが特長で、現在は全国の幼稚園約100園に導入されています。他社開発のプロダクトおよびエンドユーザーの譲渡を受け、エムキューブでその後の機能更新やユーザーサポートを担っています。

エムキューブの設立にあたっては、純粋にお客様にいいものを提供し、『頼んで良かった』と言っていただける姿勢を全面的に打ち出していきたいとの思いがあり、“満足”の頭文字“M”を冠した社名を命名し、2007年3月にスタートしました.

創業時、遊佐が前職での取引先に退職・独立の挨拶をしたところ、現在の主力取引先である大手ハウスメーカーの担当者から「当社は人に仕事を出しているから、遊佐さんのいないところに出す意味はない。引き続き遊佐さんに頼みたい」と設立当初から直取引を要請してくれました。そのほかも遊佐の仕事関連でのネットワークから仕事の依頼があり、初年度から順調に立ち上げることができています。
以来、現在の18名まで徐々にエンジニアを増やし、成長させてきています。

また、2020年4月の『CALCUBE』の事業取得によって、それまでの設計・開発だけでなく、エンドユーザーに対する製品サポートの領域まで広げてきました。今後は『CALCUBE』を改善し、小学校から大学までの新規ユーザー開拓や、既存ユーザーに教育用のIoTツール等を提供するといった成長戦略も描いています。
これにより自社プロダクト運営・ユーザーサポートノウハウを蓄積していくことが可能ですので、「もう1本、自社独自開発による新規プロダクトをつくりたいね」と皆で話し合っています。

エムキューブの経営方針は、大きく「顧客を大切にする」「社内の和を大切にする」の二つです。
「顧客を大切にする」においては、クライアントが長く固定的な取引関係にあるメリットを生かし、「お客様が困っていそうなことを見つけたら、担当チーム全員で共有し、お客様に求められる前に課題解決策を提案する」といったスタンスを指します。顧客の内部を熟知しているからこそ可能なサービススタンスです。

「社内の和を大切にする」においては、コロナ禍前は自由参加の食事会や飲み会を頻繁に開催し、コミュニケーション風土の深掘りを図っていました。そのためか、何かに悩んでいそうなメンバーがいればすぐ察知するといった、周囲に敏感に気を配るカルチャーが定着しています。コロナ後のリモート体制においては、週1回の朝会での“元気さの確認”や予定共有のほか、コミュニケーションツールを活用しいつでも気軽にコミュニケーションできる環境を維持しています。

なお、エムキューブでは会社からの徒歩圏内に借上げ社宅を持ち、社員に提供しています。徒歩圏内に在住する社員は「会社の方が仕事しやすい」とコロナ下でも出社する者が大半ではありますが、電車通勤者は原則在宅勤務としています。

技術力向上に関しては、社内のトップエンジニアらが新技術や最新情報を提供すると共に、社内に最新技術を自由にアタッチできる仮想サーバーを構築しています。常時50ぐらいのVMを立てており、それぞれ異なる最新技術を学ぶことが可能です。

エムキューブが求める人材像は、「チームプレーができることと、ものづくりが好きなこと」です。
100%自社内での受託開発や、自社サービスに携われる可能性のある同社の環境に魅力を感じるエンジニアの方々、歓迎いたします。