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株式会社ギークプラス

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

次世代に残せるデジタル物流インフラを創りたい

自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

様々な業界でゲームチェンジのタイミングがあります。過去10年くらいの周期で、2000年にインターネット、2010年にスマートフォン、2020年に生成AI。これらの誕生により、人々の生活行動が大きく変わってきています。しかし、物流はこの間も大きな変化を遂げず、今日に至っています。

我々の生活スタイルが大きく変わったのに、それを支える物流が変わっていないのは、実は時差があるだけ。ようやくハード部分はロボット化で変革が起きつつあり、それに伴い、ソフト部分のあり方も変わり始めています。そして、物流テック領域は大規模なブルーオーシャンであり、今が転換期です。

我々、ギークプラスはこの大きな変革のタイミングを事業機会と捉え、新たなデジタル物流インフラを創っていきます。これからの10年でアップデートされるのは、間違いなく物流です。次の世代に残せる、デジタル物流インフラを一緒に創りましょう。

加藤氏は、小学校から高校まで単身でイギリスに留学し、帰国後に大学進学。卒業後は外資系証券大手で投資銀行業務に従事したキャリアの持ち主。2007年に、ECの可能性を確信しアッカ・インターナショナルを起業する。同社はECの商品撮影から物流管理までを担う一気通貫型フルフィルメントセンターとして成長し、2017年には大和ハウスグループ入りした。2019年には、ナイキジャパンの世界初の“ロボット倉庫”となる「The DUNK」をつくり上げたことでも知られる。

この“ロボット”に採用されているのが、中国で2015年に創業された北京ギークプラステクノロージーカンパニーリミテッドのAMRだ。同社は世界で約2万台以上のAGV/AMRを提供している、世界トップシェアのユニコーン企業。加藤氏はこのAMRに着目してアッカ社の“クラウド管理システム×ロボット”で倉庫を効率化するサービス「ONE」に採用する。
「製品として非常に優れており、これを日本で広めたいと考えました。そこで、2017年に中国のギークプラスに一部の資本を入れてもらうジョイントベンチャーとして設立したのが、日本のギークプラスです。当社は中国のギークプラスの日本の現地法人とよく間違われるのですが、日本の独立系企業です」(加藤氏)。

そんなスタートアップの同社は、スタート直後から前述の通り大手企業を顧客にすることができた。
「相手がスタートアップであろうが、製品として優れていて、物流の現場を改革するものであれば積極的に導入しようという気運が強くあるということだと思います。それほど時代は物流界に変化を促していると言えるでしょう」(加藤氏)。

現在まで、同社はハード(AGV/AMR)やソフト(運用システム)に加え、それらのサブスクリプション型サービス『LaaS』や、導入前に効果検証が行える『DOJO』、従量課金ベースで1日から使用可能な物流ロボットお試しサービス『G-LOGI』を提供している。

そして、2022年4月に加藤氏はアッカ・インターナショナル代表を退任すると共に、ギークプラスの代表取締役CEOに就任する。その抱負を、次のように語る。
「単なるAGV/AMRの販売会社ではなく、物流に関わるあらゆる企業のニーズを捉え、最適なソリューションを提供するインテグレーターを目指します。こうしたポジションは国内には存在しておらず、当社が切り拓いていくことになります。アッカでお世話になったマーケットへの恩返しも含め、小さく儲けを取りに行くような会社ではなく、思い切りフルスイングして物流界の変革をリードする存在を目指します」

弊社は物流倉庫で稼働する自律走行棚搬送ロボット(AMR)や、誘導走行棚搬送ロボット(AGV)、および運用システムを提供しているソリューション・プロバイダー。2017年8月創業のスタートアップでありながら、AGVの国内シェアは2018年から連続でNO.1を記録し、2020年度は76.9%と他を圧倒しています(出典:株式会社富士経済『2022年版 次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望』)。顧客には、ナイキジャパン、トヨタ自動車、大和ハウス等の大手企業が名を連ねています。

弊社は新サービス『nest』の開発を担うエンジニアを求めています。『nest』は、“物流版クラウド”と言えるプラットフォーム。同様のものはグローバルでも前例がない、画期的なサービスとなると考えています。

今、“物流クライシス”が叫ばれています。以前から伸展する一方であったEC市場は、コロナ禍を経て加速度的に伸展している。一方、トラック輸送や倉庫での在庫管理等の物流業務に携わるマンパワーやキャパシティが不足し、これら業務の効率化や省力化は待ったなしの状況となりました。
こうした状況やSDGsを背景として、“フィジカル・インターネット”が登場。トラックや倉庫をシェアリングし、インターネットの「パケット交換」の仕組みを物流に適用させて“フィジカル”な物流を変革させるというコンセプトです。

『nest』は、このフィジカル・インターネットを支えるプラットフォームの一つとして、各地の倉庫のスペースとAMR、オペレーションシステムをユニットにしXaaS型で提供することにより、顧客の物流を最適化させる。同社には、EC、物流、ロボティクス、物流システムエンジニアリングのそれぞれのスペシャリストが在籍しており、この力を結集して開発しています。

『nest』の意義について、代表取締役CEOの加藤は次のように考えてます。
「ロボット等の製造や物流に関わる固定的な省力化設備(マテリアル・ハンドリング)への投資は、償却期間が10年ぐらいのスパンで行われています。しかし、現在は10年後の状況を見通せる状況ではないでしょう。『nest』は、利用規模や場所、期間を柔軟かつ低価格で提供することで、事業の状況に応じてこの投資を流動化できます。かつ、受注や出荷等日々のトランザクションを見える化することで、在庫の価値をより正確に捉えるようにし、資金調達を行いやすくするといった効果も見込んでいます。つまり、単なる物流の効率化だけでなく、お客様の経営を支援するプラットフォームでもあると自負しています」
加えて、地震や台風等、自然災害の多い日本にあって、物流拠点の一極集中リスク分散にも役立つ。

既に、総合物流大手がパイロットユーザーとなることが決定しています。
「物流業界の変化のうねりと、テクノロジーの進化の交点に我々は立っています。『nest』をグローバルな次世代の物流インフラに育て、この世界を変えていく」という大志に一緒に向かって頂ける仲間を探しています!

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企業情報

会社名

株式会社ギークプラス

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

1億円

設立年月

2017年08月

代表者氏名

代表取締役CEO 加藤 大和

事業内容

自動搬送ロボット(EVE)の販売・導入・保守サービス

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

55人

本社住所

東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー26F

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