草場さんが入社された経緯を伺えますでしょうか
これまで2,000人規模の大手企業も中堅企業も経験してきました。その中で、自分には少数精鋭の組織が肌に合っていると感じたんです。その点で当社は経営陣との距離が近く、意思決定もスピーディーなイメージがありました。私は長年にわたり通信業界でエンジニアを経験しましたので、「同じ通信やITインフラを担う当社で何かできることがあるはず」と入社を決めましたね。 入社してみると、やはりエンジニア領域の社員も、執行役員や部長と話をする機会が豊富ですね。もちろん職人肌のエンジニアと、ビジネス領域に立つ経営陣は持っている視点が異なります。しかし、深いディスカッションができることで、良い化学変化が生まれているように思います。
エンジニアであり経営陣でもある、草場さんの仕事観を教えてください
やはり、みんなでモノづくりするのが楽しいですね。 現在はマネジメントの立場ですが、暇さえあれば技術的なインプットを欠かしません。ずっと最前線で活躍してきたエンジニアの技術にはかないません。ですがそのようなエンジニアのプロを、マネジメント側である私がまとめ上げ、一つのシステムや基盤を作り上げていく過程が、今一番の充実した時間です。彼らが技術を最大限にアウトプットできるような環境を作りたいですね。 さらに視野を広げれば、当社にはマーケティングのプロや営業のプロもいます。そして私達はエンジニアのプロとして、社内のそれぞれのスキルを持った人達と一つのサービスを実現させる。それが仕事の醍醐味ではないでしょうか。
そんな御社にはどんなエンジニアがいますか
ITが大好きで、技術とまっすぐに向き合っている人ばかりですね。社会にこれだけのIT企業やエンジニアが存在する中でも、当社には特に熱量の高いメンバーが多いように感じます。 そんなメンバーの知見や熱量を、もっともっとサービスやビジネスに生かしたいですね。ちょうど今、私が責任者となって、社内の業務システムを刷新するプロジェクトを進めています。古い技術やシステムも改変して、モダンで便利なものにしていく予定です。会社の方向性を汲み取った私が先頭に立って、エンジニア達の技術を最大限生かして、どんどんリニューアルを図っていきたいですね。その過程でエンジニアも経験値を積み上げ、高い技術をビジネスにどう応用すればいいかをどんどん掴んでいけるのではないでしょうか。
マネジメント側として、コミュニケーションで心掛けていることは何でしょうか
エンジニア一人ひとりが持っている価値観や思い入れに、寄り添った仕事ができればと考えています。 例えば、先ほどお話しした技術やシステムのリニューアルは、システム部門の現場ではよくあること。時代の変化によって負債となってしまったシステムや技術を、最新で使いやすいものに変えていくんです。ですが、長年触れてきたシステムやコーディングに、深い愛着を持っているエンジニアも多いですよね。そのシステムや技術が最新だった頃から慣れ親しんできたわけですから、気持ちは分かります。そこで「その気持ちや価値観は間違っていない」ということを伝えつつ、時代や状況、当社が大事にしていることを鑑みて考え出した答えも伝えていくんです。 現場もマネジメント側も経験し、双方の気持ちが分かる立場だからこそ気付いたことかもしれません。
最後に、御社に興味を持った方へメッセージをお願いします
やはり入社していただくなら、IT技術が大好きな方や、自分なりのこだわりを持っている人が良いと思います。さらに言えばエンジニアという仕事を、周りも巻き込んで楽しめる人ですね。 当社では通信事業や教育(LMS)に携わる事業も展開しているため、もしかすると固めのイメージを持つ方もいるかもしれません。ですが、一人ひとりの裁量はかなり大きく、「どんな技術を使うか」「どうやって構築するか」といった意見が沢山取り入れられる環境です。また、早くから大きなプロジェクトに挑戦できる体制もあります。 エンジニアとして技術を磨きながら、キャリアの可能性も広げたい人には良い場所ではないでしょうか。