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インタビュー画像取締役 DX推進本部・高齢者事業本部・IR担当 林 健児氏 1993年4月、石油会社へ入社。2000年12月、経営コンサルティング会社に入社。カーディーラー、建築会社、ハウスメーカーなどを担当し戦略立案や社内制度の構築、業務マニュアルの作成などに従事。2009年10月、コンサルタント時代に担当した株式会社ジェイ・エス・ビーに入社。総務部長を経て、2011年1月、取締役就任。メンテナンス事業本部、西日本企画開発部、管理本部の本部長など、幅広い部門のマネジメントを担当し現在に至る。

前職のコンサルティング会社で、ジェイ・エス・ビー社を担当されていた時はどのようなお仕事をされていたのですか。

前職時代に私がジェイ・エス・ビーを担当していたのは2001年から2004年までの4年間です。人事制度の構築や業務マニュアルの作成、ISO認証の取得など、様々な業務を担当しました。 マニュアルを作る際には、3日間ですが、現場の業務も経験しました。学生マンションは3月末に入退去の入れ替わりがあります。その際に、お客さんと一緒に室内をチェックして、修善箇所の有無を確認し、修繕費の同意をいただく業務に立ち会わせていただきました。また退室後の掃除や検収作業を行う「鍵閉め」という業務も経験しました。 そのような経緯がありましたので、社内のことはよく知っていました。当時から良い会社でしたし、かなり深く入り込んでいましたので仲も良く、よく飲みにも行っていました。私が入社した時には、当時新入社員だった者が部長になっている者もいて、幹部は全員顔なじみでした。だから入社時は仕事がしやすかったです。 ジェイ・エス・ビーに入社したのは、前職の退職時にお誘いいただいたからです。実は、私は家族が関東に住んでおり、退職時は首都圏にある別の不動産会社に就職する予定でした。挨拶に行った時には話が決まっていたのですが、当社からお誘いいただき、決まっていた不動産会社はお断りして当社への入社を決めました。

当時から良い会社だったとおっしゃいましたが、どのようなところが魅力でしたか。

まず、経営陣を含めた人の魅力です。昔から経営層や幹部、社員の距離が近く、人間関係も良い会社だと思っていました。 また、ビジネスの良さもありました。当社が行う事業は、特徴がはっきりしていますし、着実に伸びていくだろうと思われるビジネスです。前職時代の経営コンサルティングは、水商売に近く、難しいビジネスです。契約が切れたら終わりですので継続性がありません。顧問とは違い、与えられたテーマの中でアウトプットを出さなければいけませんし、成果も求められます。給与は歩合制ですので水商売と変わりません。ジェイ・エス・ビーの事業は、1年かけて1つのサイクルが動きます。戸惑うところもありましたが、着実に手を打ったら伸ばせる安定したビジネスだと思います。 入社して15年間で上場しましたし、事業規模も倍ぐらいに拡大しましたが、それらの良さは基本的に変わっていません。特に、人間関係の良さは変わりません。改めて感じるのはセクショナリズムの弱さです。他社とのお付き合いが発生すると、比較ができますのでなおさらよくわかります。当然、上場企業として統制しなければいけないところはありますが、当社では「それは自分たちの仕事じゃないから」と言って壁を作る人間はいません。私もいまだに企画開発の業務も行います。そもそも、お客様ファーストの考え方が全社に行き渡っていますので、そのためになることなら、本社勤務だろうと、役員だろうと、全員で動きます。

御社の事業の特徴をお話しください。

最大の特徴は“安心・安全・快適”を売っていることです。昔からあるアパートや下宿は、セキュリティが脆弱です。当社が管理する物件は1990年代からオートロックが付いていますし、鉄筋コンクリートのしっかりした物件も数多くあります。 そういう意味で、学生の住環境をレベルアップしていますし、親御さんのお気持ちに寄り添っているビジネスであると自負しています。当社の事業は不動産賃貸業ではありますが、働いている社員は、どちらかというと下宿業のような感覚を持っていて、保護者様からお預かりしている学生さんの生活や安全を守ることを大切に思っています。当社の社員の多くは、自社のビジネスや自身の仕事に誇りを持って働いています。 例えば、能登で起きた震災の際は、元日から社員が動いていました。あのような災害があると、その地域に住んでいる方は夜、不安になります。そのため地域で仲介や物件管理などを担当している社員は、朝までかけて物件を回り、安全を確認することが多いです。特に新しい物件は、地震発生時、まずはエレベーターが止まります。エレベーターの中には遠隔で再始動できないものもあります。階段が開いている物件なら良いですが、ホテルロックのようになっているため、基本的には開いていません。そうすると外から帰ってきても部屋に入れませんので、管理担当者が非常階段の鍵を開けに行く必要があります。2022年3月の仙台で震度5強を観測した際も、11時過ぎでしたので、夜中から朝まで全員で手分けしながら鍵を開けて回りました。 当社の社員はそういうことを自発的に行います。学生の生活を支えることが仕事だと思っているのです。

御社が目指しているDXについてお話しください。

不動産業は情報技術に関して言えば、基本的にローテクな業界です。最近ようやく電子契約が解禁されたぐらいです。建物の所有者は多くが高齢者ですので進みづらい面があります。 そういう中でもIT化やDXを進めなければ効率化はできません。そのため徐々に業務のデジタル化には取り組んでいます。例えば、コロナ禍で接客ができなくなった際には、セルフで部屋を見学できるアプリを全てのマンションに一斉に導入しました。 このような仕組みは比較的スピーディーに導入しやすいのですが、社内の基幹システムに関わる仕組みは一気に変えられません。現在は接客や重要事項説明もWEBでできるようになり、来店しなくても良い状態にはなっていますが、リアルで見たいというニーズも根強くあります。そういった多様なニーズに応えるには、現在の倍ぐらいの生産性を生み出せるようにする必要があると考えています。 当社が考えているのは、そのためのDXです。例えば人とできるだけ顔を合わせたくないという方に対しては、バーチャル空間に店舗を作ってアバターでやり取りしても良いでしょう。当社側には、その後の重要事項説明は主任者証を見せる義務がありますが、それまでは法律の範囲の中で、お客様のニーズに合わせた方法でできれば良いと思っています。 そういった意味では今後、不動産業にも様々な変化が起こるだろうと考えていますが、そのためにはDXを含め、社内の改革を進めるために求められるリソースを持った人材を育成する必要があります。基本的に社内で実務を担っているメンバーは、どのように変えるべきか、イメージは持っていても、最新の技術は知りませんし、外部のエンジニアと話してもお互いに言葉が通じません。社内向けのコンサルティングや、外部のシステムベンダーとの窓口を担えるIT系の人材が必要です。

最後に求職者へのメッセージをお願いします。

今後はシステムが業務を支配する社会になるでしょう。その力を付けない限り会社は良くなりません。私は拡大生産しかできない状況はあまり良いことではないと考えています。 ジェイ・エス・ビーは私が入社した時と比べ、倍ぐらいに事業規模を拡大しましたが、これからもまだまだ成長し、進化を遂げていきます。先代の時代から引き継いだ良い社風を残しながらも、時代にフィットしたサービスや業務に変えていきたいと考えています。その変化の過程を一緒に楽しめる仲間になっていただければ嬉しいです。関心を持たれた方は、一体感を持って仕事をしている当社のカルチャーを、ぜひ確かめに来てください。

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