竹野さんは長年、グループの親会社で活躍されていたんですね
はい。キーウェアソリューションズは創業当初から長い間、システム開発が中心でした。メーカーから依頼を受け、プリンターのファームウェアの開発も手掛けていました。そういった仕事も充実していたのですが、もっと事業領域を広げたら面白いのではないか……と、ずっと思っていましたね。 そんな時に社内で、「サーバーやネットワークを組み合わせたソリューションの提供を自社で展開していこう」という動きが始まりました。私もそのプロジェクトに参加することになったんです。IT業界は、テクノロジーの進化がとても速いですよね。システム開発でも新たな言語を使える機会はありましたが、ソリューション作りでは、新しい“テクノロジー”もどんどん取り入れられます。最新テクノロジーを駆使したモノづくりの面白さを改めて実感できましたね。それが事業として軌道に乗り出した頃に、事業部長も務めさせてもらいました。
御社でもソリューションを開発されていますが、親会社での経験は生きていますか
やはり生きていますね。当社の経営方針やサービスの企画には、キーウェアソリューションズでの経験が大きなヒントになっています。さらに近年は、一つの会社として特定領域のエキスパートであることも重要だと考えています。現在も既に親会社では、医療・ヘルスケアやホテル、農業といった特定の業界に向けたソリューションも多く手掛けています。 一方で現在の当社がエキスパートの地位を狙っている領域は、“デジタルワークプレイス”。近年はDXがかなり進みましたが、まだまだ業務プロセスでデジタルやオンラインを駆使できるところは沢山あります。どの業界でも生かすことのできる、この“デジタルワークプレイス”でITソリューションをけん引できれば、もっと多くの企業へ貢献できると確信しています。 「この分野ならキーウェアサービスに任せよう」とお客様に思っていただける存在になりたいですね。
そのような“目指す会社像”を踏まえ、“求める人物像”も教えてください
まず、責任感の強い人。当社のプロジェクトチームは、三~五人の少数精鋭な編成です。一人ひとりの仕事がプロジェクトに大きく影響するんです。そういった環境で、「自分のタスクが完了すれば役割は終わりだ」と捉えてしまうと、どうしてもプロジェクトは上手くいきません。そこで重要なのは、プロジェクトの本来のミッションを常に意識すること。「ミッションに対して、プロジェクトはどの段階まで到達しているか。上手くいっているか。まだ改善できるところはあるか」と考えて、メンバーと協力できる人が活躍すると思います。 またやはり、IT領域において好奇心旺盛なことも重要です。先ほどお話しした通り、IT業界は最新テクノロジーがハイスピードで登場します。それを常にキャッチアップし、むしろ業界を引っ張っていこうとするくらいのスタンスなら素晴らしいですね。当社としても嬉しいですし、本人も楽しく仕事ができるのではないでしょうか。
一方で、現在活躍する社員の皆さんにはどんな思いがありますか
新たなテクノロジーを積極的に勉強する姿が素晴らしいと感じています。社内研修や、福利厚生の一環である『KeyCAT』での勉強会に止まらず、自主的な勉強をたゆまず続ける社員も多いですね。 そうして努力して手にしたその知識や技術を、今度は大きな自信に変えてもらいたいと考えています。知識や技術は、仕事を成功させるために身に付けますよね。ですが、それだけでは仕事のパフォーマンスは上がらないのです。その知見を駆使して、自分がプロジェクトにどこまで貢献できるか。少数精鋭のチームで、その知見をいかに共有して協力するか。そうした“意味あるアウトプット”をこなすことで、社員一人ひとりの役割は全うされるんです。そしてそれは、ビジネスパーソンとしての信頼にも繋がるのではないでしょうか。 人から信頼されることは、自分を信頼することから始まる。私はそう考えています。
仕事の魅力が存分に伝わりました。最後に、福利厚生面でもポイントがあれば!
実は2024年4月から“運動習慣”の啓蒙の一環として、有名トレーニングジムを無料で常時利用できる制度を設けました。私も長年にわたって武道を続けたり、日々ジムに通ったりと、地道に運動してきたおかげで元気に過ごせています。だから社員にも、できる限り健康で生き生きと仕事をしてもらいたいんです。きっと健康診断の結果も楽しみになりますよ。 このように当社では、上場グループとして沢山の福利厚生を用意しています。安心感も持ちながら仕事に取り組んでもらえる環境です。