これまでのエンジニア経験で、今に一番繋がっていると思うエピソードはありますか
エンジニアになって間もない頃、ベンダーでアパレル企業のECシステムを開発したことですね。初めてリーダーを任せられたことも大きな挑戦でした。その上アパレル企業ということもあり、実店舗の買い物アプリからECアプリに切り替える大きなタイミングも重なって。つまりそのECアプリは、クライアントの大きな挑戦でした。このアプリの使いやすさや導線等、一つひとつが売上に直結するんです。自分の仕事が社会にどれだけ影響するかを、身に染みて感じましたね。 この仕事をきっかけに、「ものづくりの本質」を考えるようになりました。私達エンジニアの使命は、単にクライアントの要望通りのシステムを開発することではありません。クライアントの事業や目的を理解し、その手段となるシステムを、開発のプロとして提案しながら一緒に作るんです。あの経験以降、「このサービスがどれだけ企業に貢献できるか」を常に念頭に置いて開発に当たっていますね。
エンジニアとして大切な心構えですね。現在は代表としてどんなお仕事をされていますか
経営もエンジニアリングも手掛ける、プレイングマネージャーの立場にいますね。依頼のあったクライアントは、プロジェクトをゼロの段階から任せてくださり、私も要件定義や設計に携わっています。私が一人で会社を運営していた時代から取引のあるクライアントも多いです。長く当社を信頼してくださっているのは本当に嬉しいですね。 繰り返しになりますが、やはり「自分達の仕事がどれだけクライアントの利益を生めるか」という視点は決して失わないようにしています。当社も少しずつ規模が大きくなる中で、今できる最大限の力を発揮し、最大限の結果を出す――。この姿勢は揺るぎません。だからこそ当社に任せてもらえるクライアントも多く、私達も大きく成長できているのだと思います。
2023年からは従業員を迎えていますが、メンバーへの思いを教えてください
高い技術を持つメンバーが多いのはもちろん、前向きに仕事に取り組んでくれる人も多いです。その技術力や姿勢が、成果物のレベルを高いものにしてくれていて、とてもありがたいです。 前向きというのは、困難にきちんと向き合うということだけではありません。私達経営陣が決めたことだけでなく、「組織が成長するにはどう変わるべきか、自分はどうすべきか」と、それぞれが積極的に考え、発信し、行動しているんです。この点はとても頼もしいですね。 このような一人ひとりの素質が大きな力になっていることは言うまでもありません。そんな頼もしいメンバーが、もっと増えていくことが理想ですね。そのため私はこうした採用活動にも勤しんでいます。
採用において、長谷川さんが求める人物像はどんなものでしょうか
一言で言えば、コツコツと着実に研鑽を積めるような人をお迎えしたいですね。 というのも、やはり第一に「技術の高い方」が良いと考えているんです。これまでの経験で素晴らしいスキルを培ったスーパープレイヤーも歓迎ですし、今後どんどんスキルを磨けるようなポテンシャルの高い方とも一緒に頑張りたいです。 また第二に、「成功に向けて努力できる方」というマインド面の意味も込めています。決して口先だけではなく行動にも示し、有言実行できる人ですね。そんな人なら私も安心して仕事を任せられます。 そういった技術や意識を、メンバーみんなで切磋琢磨し合えたら素敵だなとも思っています。
日々お忙しそうな長谷川さんですが、休日はどのようにリフレッシュしていますか
仕事が趣味のようなもので、普段はついつい夢中になってしまいます。ですが実は二拠点生活をしていて、土日は隔週ペースで、山地に買った別宅に足を運んでいます。部屋の中でゆっくりと食事したり、愛犬も連れて行って自然の中で散歩させたり。良いリフレッシュになっていますね。 当社は土日休みですが、副業も許可しています。しっかりとメリハリを付けて心身を休めるも良し、隙間時間として仕事に勤しむも良し。そのように、休日の過ごし方は一人ひとりに任せています。ご自身に合ったスタイルを選んでもらえれば嬉しいです。