技術本部長 橋本 匡史氏
愛知県出身。2007年に同社へ入社し、多くの現場経験を経て2023年4月、現職に就任。現在はプレイングマネージャーとして、PM業務とともにメンバーの育成にも注力する。プライベートでは子育てに奮闘中。技術本部の役割と部門の特徴について教えてください。
技術本部という名称が付いていますが、当社は特定の役割や顧客別の部署分けがあるわけではなく、どちらかといえばフラットなチームの集合体というイメージです。会社全体が大きな組織ではないため、代表の直下に各チームリーダーが配置されており、私もその一人として活動しています。 技術本部には現在5名のメンバーが所属しており、平均年齢は30代前半です。部門の風土は非常にフラットで、メンバー同士の距離が近く、上下関係を意識させないざっくばらんさで、どんなことでも話しやすい雰囲気です。 若手の育成にも力を入れており、業務の中で実際に使われるスキルを中心にサポートしています。具体的には、エンドユーザーとのトラブルシューティングを任せたり、シェルスクリプトの作成や、開発環境の構築、ネットワーク監視の設定等、少し背伸びをしてでも新しいことに挑戦してもらったりする機会を提供しています。
ネットウェーブで働く魅力は何でしょうか？
自由度の高さが一つ挙げられます。大手では、社内承認のプロセスが枷になっているように見受けられることがあります。一方で当社は客先のGOサインがあれば、社内での承認をスムーズに進めることができます。その分、責任も重いですが、自己裁量の大きさはやりがいに繋がります。 また、技術志向の方は幅広いスキルセットを磨いていける環境も魅力ではないでしょうか。ネットワークやサーバ、システム開発等の様々なプロジェクトがあるため、意欲さえあればどんどんチャレンジしていくことができます。 社内のオープンな雰囲気も、アピールポイントです。コミュニケーションはチャットツールを通じて活発に行われ、直接会う機会は少ないながらも横の連携が強いです。飲み会等のイベントも定期的に開催されています。人間関係がフラットで、代表をはじめ壁を作らない雰囲気が特長ですね。代表のざっくばらんな人柄と存在感は非常に大きく、代表からの声掛けに安心感を覚える社員は少なくありません。
今後のビジョンと、メンバーに望む成長についてお聞かせください。
今後は一次請け案件を増やし、当社に任せれば安心だと思ってもらえるような信頼を築いていきたいと考えています。そのためには、人材の厚みを増し、リーダーレベルの人をもっと育てていくことが重要です。リーダーとしての役割を果たせるメンバーを増やすことで、さらに多くのプロジェクトを成功に導きたいと思っています。 メンバーには、単に依頼された仕事をこなすだけでなく、その背景や意図を理解し、主体的に取り組んでほしいと願っています。依頼の裏にある理由やリスクを把握し、それに対して自ら提案できるようになることで、新たな仕事やプロジェクトを引き寄せる力を身に付けてほしいですね。そうした姿勢が、会社全体の信頼向上に繋がると信じています。 そうした意味でも、メンバーにはぜひPMを目指してほしいと期待しています。自分の仕事に対する理解を深め、チーム全体をリードできる存在になることで、当社の未来を共に切り開いていきたいと思います。
ご自身の仕事観についてお聞かせください。また、マネジメントする上で心掛けていることは何でしょうか？
仕事において、私が大切にしているのは「努力は必ずしも報われないが、諦めずに続けること」という考え方です。成果がすぐに表れるわけではないし、頑張ったからといってその努力が直接報われるわけでもありません。しかし、続けることで必ず誰かが見ていてくれると信じています。 マネジメントにおいても同様の考え方を持っています。人に何かを伝えることは非常に難しく、伝え方や受け取り方は一言一句に影響されることが多いです。日本語には特に微妙なニュアンスがあり、言葉尻や言い回しの角度によって、意図が変わってしまうこともあります。だからこそ、相手に齟齬なく伝わるように常に意識し続け、コミュニケーションを図ることを心掛けています。
求める人物像を教えていただくとともに、Greenユーザーへ向けたメッセージをお願いします。
求める人物像は、自分の意見をしっかり持っている方です。言われたことだけをこなすのではなく、積極的に意見を言いディスカッションに参加できる方を求めています。自分も間違えることがありますし、指摘を受けることで新たな気付きを得ることができるので、チーム全体が成長するためにもそのような姿勢が重要です。 PMの役割は、結果が売上やお客様の評価に直結するため、やりがいを感じられるポジションです。結果を出すことで、給料にも反映されますし、社内での昇進や年収アップにも繋がります。これは大きなモチベーションになると思います。 また、社長の存在も特別なものです。私にとってはお父さんのような存在で、人によってはおじいちゃんのように感じるかもしれません。アドバイスをくれたり、相談に乗ってくれたり、話をじっくり聞いてくれる包容力があります。人の意見を尊重し、情に厚い人柄が、社員全体にも伝わっていると感じます。そんな環境で、一緒に成長していきましょう。
