マネージャー 中谷 駿氏ご略歴をお教えください
大学院の機械工学系研究室でヒトの脳の研究を手掛け、就職に当たっては自らが手掛けたモノが広く世の中に使われる仕事がしたいとシステム開発領域を志望しました。2016年の修了後は、大手SIerに入社しました。 大学の部活の10年先輩にROIT代表の柿崎がいて、日本を代表する大手SIerで働いていたのです。柿崎とは学生時代から交流があり、その大手SIer入社を勧められたことで興味を持ち、2016年の修了後に入社しました。しかしながら柿崎は既に退職し、その年5月にROITを創業したので一緒に働くことはできませんでした。 私は入社後、大手通信教育会社が初めて手掛ける学習用アプリの開発プロジェクトに加わり、SEとしてのキャリアをスタートさせました。それを3年強務めた後、国内大手コンサルティングファームに転じ、大手不動産会社のIT化プロジェクトを1年ほど務めます。 それとともに、柿崎から請われて副業的に仕事を手伝い始めました。そんな中で、柿崎から正式に入社を誘われたのです。 コンサルティングの仕事は顧客に対するアドバイスが主で、システム構築に深く関わるわけではありません。もちろん承知の上での転職でしたが、何か物足りなさを感じていました。一方、ROITはモノを自ら触って理解を深め、自ら最適なソリューションをアレンジして提供するやりがいがありました。そして何より、当時一人でやっていた柿崎が「これから人を増やして会社を成長させていきたい」と意欲を燃やし、そんなスタートアップを一緒に大きくしていくキャリアも面白そうに感じたのです。そこで、2020年に正式なジョインを決めたという経緯です。
中谷さんのミッションや、ROITをどんな会社にしていきたいかといったビジョンをお教えください
当社はマイクロソフトのソリューションを主に扱っていますが、その中で私はエンジニアとして主にBI領域を専門的に担当しています。当該製品であるPower BIや、Azureを活用したデータ分析基盤の導入および活用支援といった業務です。 一方、社内的にはマネージャーとしてメンバーのマネジメントや、人事担当として採用や育成などの人材開発を手掛けています。 ビジョンとしては、マイクロソフト製品を扱う企業として、「マイクロソフト製品を導入するならROIT」と言われるようなリーディングカンパニーになることです。 そのためには、お客様のIT投資効果（Return On IT）を最大化するスキルやマインドを持つプロフェッショナル集団となり、お客様に深く関わりながらそのDXを成功させ続けることが重要です。 当社には、元々SEやマイクロソフト製品に関心や知見を持つメンバーが集まっていますが、さらに製品を深く理解すべく自ら手を動かす社内研修に着手しています。柿崎自ら独自のプロジェクトマネジメントの考え方やノウハウを伝授するプログラムもあります。まずはこれを、改良を重ねながら継続させることが重要だと考えています。
そのために社員に対して期待することや、社員が御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください
メンバーに期待したいことは、大きく二つあります。 一つは、前述のとおりプロフェッショナルであること。お客様に信頼され、貢献していく心構えが大事だと考えています。 もう一つは、マイクロソフト含めITの世界の進化スピードの速さにキャッチアップすることです。大変ではありますが、好奇心を持って楽しみつつ取り組む気持ちが大切です。 これらによってよい仕事ができれば、人生も充実すると思っています。 なお、当社はフルリモートワークで、メンバーやお客様は日本全国に広がっています。場所にとらわれず働きたいという方には最適だと自負しています。
中谷さんの仕事観をお聞かせください
仕事は人生時間で最も大きな割合を占めるものなので、その充実が人生の充実に直結するものだと思っています。仕事を充実させるためには、自分が興味を持ち、真剣に取り組めることを手掛けるに尽きるでしょう。けれども、そうした仕事を見つけるのは簡単ではないかもしれません。それを探して転職した私には、そんな実感があります。 その点、ROITは自分と価値観が一致している会社だと受け止めています。私には自らのアイデアでプロダクトを開発し世の中にアピールするというより、人に喜ばれることをしたいという価値観があります。そのためなら、プロダクトへのこだわりはありません。ROITが小規模のうちはリソースをマイクロソフト製品に絞っていますが、ゆくゆくはほかによい製品があれば広げていく方針です。一方、規模によらず不変なのは、「お客様のIT投資効果を最大化する」というミッションだということです。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか？
4歳と2歳の息子がいるので、休日はもっぱら家族と過ごしています。普通に公園とか、水族館とかに行ったりしていますね。そんな時間をとても楽しく感じています。 また、会社はメンバーのプライベートを最重視してくれるので、私が育児の都合で会議を途中で抜けることもOKです。子育てもしやすい会社だと思いますね。
