起業の経緯について教えて下さい
大学卒業後テレビ局に入社しましたが、とある絵コンテ会社の社長との出会いから3年でテレビ局を辞め、その絵コンテ会社に入社しました。実際に入社すると、色々と戸惑うことや納得のいかない事があり、「それなら自分でやろう」と思い、独立を決意しました。 色々な経緯があっての突然の独立だったので、資金などの準備も十分ではなく、創業当初はとにかくお金がありませんでした。ある日どうにもならなくなり、セミナーで知り合った造園業の社長に、借金をお願いしたんです。突然の借金のお願いに「何もない人間にお金を貸す馬鹿がどこにいるか!」と一喝されてしまいました。 大きな喫茶店でお会いしていたのですが、やはりどうしてもお金を借りなければ帰れないという切羽詰まった状況だったため、人目も気にせずに土下座をしたことを覚えています。 すると、その方はその場で懐からポンと300万円を取り出して貸して下さったんです。実は初めから貸してくれるつもりで来て下さっていて、私の覚悟を試されていたんですね。危機を救って下さったその社長には、今でも感謝しています。 仕事そのものは当初から順調に入ってきていたので、その後会社は着実に成長し、ここまでやってこられました。 ただ、今の自分があるのも、節目節目で助けて下さった多くの方のお陰だと思っています。長い人生、窮地に陥ることも度々ありますが、必死に頑張っていたらどこかできっと誰かが見守ってくれているんです。諦めない事の大切さを日々痛感しています。
座右の銘を教えて下さい。
「人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵なり」という武田信玄の言葉が座右の銘です。 「国を守るのも、滅ぼすのも、繁栄させるのも、人であって、石組を組んで築き上げた、城ではない。 情けは自分の為になるが、憎悪や恨みという感情は、自分の為にならない」ということです。 私自身これまで多くの人に助けられてきました。「信用」や「信頼」が何よりも大切だと思っています。仕事をするうえでも「信用」や「信頼」はすごく意識していますね。 仕事の喜びは「人の役に立つこと」に他ならないと考えています。常日頃から社員にも「仕事を通して人々の役に立つこと」の大切さを伝えるようにしています。
最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
日々刻々と変化するデジタル環境。誰も想像しないような未来が我々を待ち受けています。むしろ、「その未来は自分で作るんだ!」という気概のある人と一緒に働いてみたいですね。 「自らの手で未来を作りたい」人、「誰かの役に立ちたい」と本気で考えられる方、 是非一緒に、面白いサービスをどんどん立ち上げていきましょう!少しでも興味をもたれたら、是非当社にチャレンジしてみて下さい。