株式会社電通クリエーティブX

電通クリエーティブＸは2009年4月に設立され、今年で設立14周年を迎えます。実は、日本で最初のテレビCMを制作した「電通映画社」（1943年設立）をルーツに持つ、歴史の深い会社でもあります。

映像制作はもちろん、ポスターや新聞・雑誌広告などのグラフィック広告、Webサイト、デジタルテクノロジーを起点とする体験コンテンツを中心に、映画やテレビ番組など、広告の枠を超え、あらゆる領域を超え、さまざまなクリエーティブコンテンツを統合的にプロデュース、企画制作できることが、私たちの強みです。

プロデュース／映像ディレクション／プランニング＆コピーライティング／デザイン／WEB／デジタルエクスペリエンス／グローバルの７つの専門性を掛け合わせ、高いエグゼキューション力を発揮するとともに、時代やニーズに合わせてさまざまなチーム、プロジェクト、ブランドを創出しています。

また、電通グループの国内約160社、海外約750社とフレキシブルに連携することで、エグゼキューション力を最大限に活かしながら、統合的で質の高いソリューションを提供しています。

そんな同社で活躍するのは20代から30代の若いメンバー達。才能溢れる人材、確かな技術力をもつ人材が同社の豊かなクリエーティブを支えている。

「広告やコミュニケーションを取り巻く環境は、今まさに変化の過渡期にあり、ここからどのようになっていくのかは誰にも予測することができません。しかし高いレベルでものづくりができる人材が社内にいる限り、どのような状況になっても当社の存在価値は変わらないはずです。

映像、グラフィック、Webのスタッフはキャリアもスキルも考え方も全然違います。様々な個性をもつ人材を掛け合わせることで、何か新しいアイディアが生まれるのではないか、というのが当社の狙いでもあります」（吉澤氏）

一般的なＷｅｂ制作会社では職種ごとに役割がきめられており、自分の役割を果たしたら次の担当者に仕事を渡す、というようなプロセスでものづくりが進んでいくことが多いが、同社では、そういった枠にとらわれず、テクニカルディレクターがプランニングを行ったり、Webチームとグラフィックチームが一緒になってWebデザインを行ったりということが日常茶飯事だという。様々なスキルやアイディアを自由に掛け合わせることができる環境は、そこで働くメンバーにとっても非常に刺激的であろう。

もともと社名の“X” には二つの想いが込められているという。
一つは代数の“X”。未知数であること、どんなものにも置き換えられ、どんなものにも形を変えられるということ。

そしてもう一つは掛け算の“X”。様々な要素をを掛け合わせることによって、新た価値を生み出していこうという意志が込められている。

アイディアを具現化するために、ありとあらゆるものを融合させながら新たな可能性に挑戦し続ける、というのが同社のものづくりに対する姿勢である。

そんな同社の今後のビジョンを、吉澤氏は“X”を使って次のように表現する。

■「コンタクトポイント」X「コンテンツ」
最適な場所に最適な形でメッセージを届ける。その企画から制作までを担うのが同社のミッションである。

■「ビジネスソース」X「リソース」
電通グループのもつ世界屈指のビジネスソースと、社員の能力を掛け合わせることで、新たなクリエーティブを生み出すとともに、一人ひとりに活躍のチャンスを提供する。

■「スケールメリット」X「キャリアスキル」
電通グループの安定性とスケールメリットを活かし、個人のスキルアップやキャリアアップを支援する。

■「アイディア」X「テクニカル」
技術とアイディアは同時に進化しないと新しいものを生み出すことはできない。アイディアを実現する技術を追求する場、そして技術をアイディアに結び付けられる場としての成長を目指す。

厳しい経済環境が続く昨今、アイディアと技術だけで豊富な仕事に恵まれるかと言うと決してそうではない。ビジネスソースが豊富な同社だからこそ生み出せる価値がある。そのようなところも、同社の大きな魅力であろう。

「当社はWeb制作会社ではなく、広告制作会社です。あくまで“コミュニケーションを作る”ことが前提になりますので、Web制作会社で働かれていた方にとっては、これまでの考え方が通用しない場面もあるかもしれません。考え方を変えることは難しいかもしれませんが、そこに興味をもってチャレンジして頂ければ、非常に多くのチャンスに恵まれる環境だと思います。色々なことに興味を持ち、オープンマインドで仕事に取り組んでくれる方にご参画頂きたいと思います」（吉澤氏）

より幅広いクリエーティブに携わってみたい、という思いをもって同社への入社を決める社員が多いというが、やはり電通グループという安定性も一つの魅力であることは間違いない。

「クリエーティブの現場は、労働環境も苛酷だというイメージがあるかもしれませんが、当社はそういった環境面では非常に整備されていると思います。

給与、福利厚生面はもちろん、セミナーや勉強会への参加や必要な機材やソフトウェアの購入など、一人ひとりのスキルを伸ばす上でのバックアップも非常に手厚く行っています。日々安心して仕事に集中できる環境だと思います」（吉澤氏）

定期的に社内作品発表会を開催し、作成したCMやグラフィックをみんなで鑑賞したり、月に1回誕生日会を開催したりと、社員のアイディアがクロスするようなイベントも積極的に開催しているという同社。

「世の中になにかを仕掛けたい」という思いを持つ方は、新時代のデジタルコミュニケーションの創出を目指す同社で、新たな挑戦をしてください。