川嶋　梢 氏

起業して実現したかったこととは何でしょうか？

2006年に大学院の先生の誘いで会社を設立したのですが、その時は、オーナーとなった先生に貢献しようという意識しかありませんでした。 その2年後に全株を買い取って私がオーナーとなりましたが、そこで初めて意識が明確に変わりました。インゲートにかかわる全ての人が幸せになる会社にしよう、と心の底から思えるようになったのです。その時が真の起業、といえるかもしれません。

川嶋さんにとって、「仕事」とは何でしょうか？

仕事とは、楽しむものですね。よくゲームに例えられますが、経営者である自分という存在を客観視して、自分のロールをどう動かせばどんな成果を生み出すことができるかを自分で楽しむ、という感覚です。 何かのゲームをわざわざする必要などないくらい、楽しいものです（笑）。 だからこそストレスなど感じる必要はないと思いますし、この感覚は社員とも共有したいと思っています。もちろん、ビジネスはシビアな面も多々あり、失敗もよくあるでしょう。けれども、失敗してもそのことは糧として次に活かせばいい。そのプロセスも楽しいことだと、私は思います。 もちろん、お客さまの信頼を得てビジネスを発展させられることは、もっと楽しいですね。ところで、ここで確認しておきたいことは、仕事は真剣に楽しむ、ということです。遊び半分では決してありません。

社員に対する思いをお聞かせください。

イキイキ楽しく仕事をしてほしいと思っています。そのためにも、その人らしく活躍し、成長していけるキャリアプランを考えて、その実現をサポートしたいと思っています。 会社を大きくしていきたいと考えていますが、会社の成長は、社員の成長の集大成だと認識しているからです。ですから、意欲の高い社員にはそれなりのポジションに就いてもらいたいですし、会社に対する要望をどんどん出してもらいたいと望んでいます。 そして、会社に対する改善点があれば、一掃していきます。社員には、会社とは自分自身の居場所として、自らもどんどん改善していってほしいのです。家にいるのと同様に、会社でもリラックスしてほしい。幸いなことに、当社は誰でも自由に意見が言える風通しの良さがあると自負しています。

人生で大切にしていることとは何でしょうか？

人を大切にすること、でしょうか。誰に対しても分け隔てなく対応することが当たり前だと思っています。社員や人材紹介の登録者の方一人ひとりに向き合って、その人のいい面を積極的に見出し、そこを伸ばしていくことを考えたいですね。 個人的には、小旅行が趣味です。月に1回は近郊に足を伸ばしていますね。私は結婚したばかりということもあり、家庭の時間も必要なので残業相当時間は決めて早く帰るようにしています。社員にも同様に要望しており、残業時間は平均15時間程度です。 また、当社は有休消化率は100％。期限前に一人ひとり取得するよう要請しているからです。仕事で人生を潰してしまうことが嫌なのです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

自分が望んでいる仕事や描いているキャリアプランが実現できていないという方、ぜひ一度お会いしましょう。どんなポジションやどんな仕事が提供できるか、一緒に考えたいと思います。 あなたにやる気さえあれば、実現させられる余地は大いにあると思っています。そして、会社づくりに興味関心があるという方にもぜひ来ていただいて、一緒に会社を大きくしていければと思います。ご応募をお待ちしています。