プロダクトデベロップメントグループ 清藤部長インタビュー
Q.プロダクトデベロップメントグループ(以下PDグループ)のものづくりの特徴を教えてください ----- 最も大きな特徴は、コンシューマ製品を作っている点です。メインはコンシューマが使うシステムやスマートフォン向けのアプリケーション、WindowsやMac向けのアプリケーション、IoT製品の中のソフトウェアなど、色々なものを作っています。 もう一つの特長は、新規のシステムを作る機会がとても多い点です。一般的にシステム開発会社は既存製品の改造がメインで新しいシステムを立ち上げる機会は少ないと思いますが、PDグループでは新製品の開発案件がどんどん出てくるので、新しくシステムを立ち上げる機会が多いです。 Q.仕事の面白さはどのような点にありますか? ----- PDグループはお客様の製品アイディアに対して、それをどう作るか考えるところからスタートします。このため開発の自由度が高く、新しい流行りの技術などをどんどん取り込んでいける点が面白いです。 また、新しくシステムを立ち上げる機会が多いので、これまでの反省を活かしてゼロから作ることができる楽しさもあります。学びに繋がる点が面白いですね。 Q.PDグループのものづくりは、お客様にどのような点で好評をいただいていますか? ----- ひとつは「提案」だと考えています。お客様の製品アイディアはかなりざっくりしているのですが、そこから形にする方法をアジェンダで提案して、一緒に相談しながら作っていくことが多いです。形にする部分の提案が頼られている部分でもあり、またものづくりの面白い部分でもあると考えています。 もうひとつは「相談したらシステムの内容に関わらず作ってくれる」点です。先ほど挙げたようにPDグループは幅広く何でも作ることができるので、開発をまとめて発注できる点を評価いただいていると思います。 Q.部内のコミュニケーションはどのように行っていますか? ----- 出社する人と在宅勤務の人の割合が半々程度なので、Slackを使ったチャットベースのやりとりが中心です。何か困ったことがあった時などは、Slackから音声通話で会話することもあります。 また、意見の出し合いなど密なコミュニケーションを必要とする場面はやはり対面で話した方が良いので、そういう時はメンバーに出社してもらい対面で打ち合わせをしています。 Q.清藤さんが、仕事をする上で大切にしていることは何ですか? ----- まず社内に対しては、メンバーにできるだけ面白いと思って仕事をしてほしいと考えているため、各自の強みを活かせる仕事を割り振ることを心がけています。そのため、PDグループでは週に1度メンバーと面談を行い、そこでヒアリングした内容を準幹部で共有しながら業務の割り振りを考えています。 また、お客様に対しては信頼関係がとても大切だと考えているので、そのためにカジュアルにコミュニケーションができる状態にすることを心がけています。 Q.今後部門をどのように成長させたいとお考えですか? ----- ものづくりを大切にしたいという思いがあり、受注したものをそのまま流すようなことは今後もやりたくないと考えています。自分の手を動かして「もの」を作って、私たちが楽しみつつお客様にもよろこんでいただく形が理想です。 そのためにもメンバーにものづくりを楽しんでもらう事が大切だと思うので、そのために色々と取り組んでいきたいと思っています。 Q.どのような人と一緒に仕事をしたいですか? ----- 新しいシステムや技術に興味を持って、楽しみながら仕事に取り組んでくれる人です。 もちろん、仕事はやりたいことばかりできるわけではありません。しかし、どんな仕事であってもその中に面白さを見つけて取り組むことで、自分で意欲を高めて取り組めるようにしていくことが大事だと思っています。 また、この仕事は技術をキャッチアップしていくことも重要なので、技術について調べたいという欲求を持つ人も良いですね。
システムソリューショングループ 丸田部長インタビュー
Q.システムソリューショングループ(以下SSグループ)のものづくりの特徴を教えてください ----- 業種や内容にとらわれず、法人向けのシステム開発を幅広く担っています。現在は印刷会社向けのECショップ構築システムと、メーカーのECサイトのリニューアルを中心に取り組んでいます。 Q.仕事の面白さはどのような点にありますか? ----- 様々な業種のお客様とお取引があるため、新しいビジネスや業務に触れる機会が多い点に面白みを感じます。また、お客様から直接依頼を受けて作る機会が多いため、システムの作り方を自分たちで決められることもポイントではないでしょうか。開発言語や記述方法、新しい技術の導入など、自分で作り方を考えて提案できることは面白いと思います。 Q.丸田さんが、仕事をする上で大切にしていることは何ですか? ----- まずグループ内に対しては、上司の仕事は部下が仕事をする環境づくりだと考えているので、メンバーが仕事をしやすい環境を作ろうと心がけています。メンバーによってその環境は様々なので、そこは個別に見ながら取り組んでいますね。 お客様に対しては、相手が本当にやりたいことを捉えることが一番大切だと思っています。お客様が考える解決方法が、必ずしもお客様の悩みの本質を解決できるとは限りません。このため、まずはお客様の話を聞いて本質を捉えることが大事です。このためにはお客様の業務に対する知識が必要になってくるので、話しながら理解を深められるよう努めています。 Q.今後、部門をどのように成長させたいとお考えですか? ----- 新しいものを作っていけるチームを目指したいと考えています。SSグループには、WEBシステムからインフラ構築まで様々なことをできるメンバーが集まっているので、「作る」という点では色々できるのかなと思っています。今後市場が変化しても仕事を続けられるように、自社サービスなど新しい事業をやりたいです。 Q.どのような人と一緒に仕事をしたいとお考えですか? ----- 自律性がある人です。プロジェクトではメンバーごとに目指すゴールが下りていくので、 そこからゴールを目指して自分で段取りを立てて進めていけると良いですね。 SSグループでは、プログラムだけではなく、上流にも行けそうな人を求めています。 このため、自分で判断して仕事を進められる事と、成長に向けて自主的に取り組める事がポイントです。
トラベルシステム開発グループ 小楠部長インタビュー
Q.トラベルシステム開発グループ(以下TSグループ)のものづくりの特徴を教えてください ----- 主に旅行代理店に向けた基幹システムの開発と販売を行っています。アジェンダは創業当初より30年以上にわたってこの分野で事業を続けており、社内に多くのノウハウを蓄積できている点が特徴です。 Q.仕事の面白さはどのような点ですか? ----- お客様と一緒に課題を解決していくことができる点です。漠然とした問題をお客様と一緒になって整理・分析していくと、あるときふと悩みのポイントが見つかります。 「そのポイントを解消しましょう」という話になった時が一番面白いですね。実際にお客様へ効果が出るのは半年から1年ほどかかるのですが、その頃に「ずいぶん変わりましたね」と言っていただけると、やってよかったなと感じます。 Q.TSグループのものづくりは、お客様にどのような点で好評をいただいていますか? ----- 弊社には、旅行業界の業務ノウハウと開発技術の両方を兼ね備えたエンジニアがいます。このため業界用語がそのまま通じるので話が早い点と、相談に親身になって対応してくれるという点で高い評価をいただいています。 Q.旅行業界の知識は、どのように身につけていくのですか? ----- 小さい仕事から少しずつ受け持つことで、徐々に身についていきます。旅行業界はとても広いので、1人のメンバーが全ての知識を身につけることは不可能です。このため分野ごとに役割分担をしながら覚えて、集約することで1つのシステムが完成します。単純に言葉を覚えるというよりは、業務を通して流れを覚えて、そこから必要な知識をさらに枝葉で徐々に覚えていきます。 Q.小楠さんが、仕事をする上で大切にしていることは何ですか? ----- グループ管理の面については、プロジェクトには「人」の力が必要なので、当たり前ながら各メンバーのことを大切にしています。特に最近はメンバーそれぞれの力と個性を活かしつつ、組織やチームの力でより大きな課題を解決できるよう、そうしたチーム作りに力を入れているところです。 お客様については、我々との仕事を通してお客様自身で課題発見から解決へ導く力を得てもらえるよう尽力しています。お客様と一緒に課題について考え、解決策を提案しあうことで、課題解決の成功体験を一緒に味わってもらうようにしています。そうすることで、次にお仕事をいただく機会があったときに1つ上のレベルで仕事を頂けるため、我々も成長していくことができるんです。 Q.今後、部門をどのように成長させたいとお考えですか? ----- 現在はバックエンドのシステムを主に取り扱っていることもあり、後方支援的な業務が中心となっていました。しかし今後はアジェンダが業界を引っ張っていける存在を目指して、旅行業界へ新しい価値をもたらすようなプロダクトを投入できるチームへ育てたいと考えています。 Q.色々なプロダクトというのは、自社製品ですか? ----- はい、『マタタビ Suite』に次ぐ製品を作りたいと考えています。これまでの自社製品は受託開発で作ったものを自社へ展開するやり方でしたが、今後は社内で市場調査をした上で製品を投入する形にもチャレンジしたいです。既存のお客様から困っていることについて聞く機会があるので、そこで聞いた話とアジェンダのノウハウやアイディアを組み合わせて、新しい旅行の需要を掘り起こせるぐらいの製品を作りたいと考えています。 Q.どのような人と一緒に仕事をしたいですか? ----- 仕事でもプライベートでも良いのですが、目標を持って自律的に動いていける人がいいですね。向上心の元になるものがあると、それが成長に繋がっていくのではないかと考えています。 あとは、周りを巻き込んでいける点もポイントです。アジェンダの仕事はチーム開発なので、一人で進めるものではありません。プロジェクト内でもし解決できないことが起きた場合は、周囲に聞いたり手伝いを求めたりすることも必要になってきます。このため、日々のコミュニケーションで関係を作りながら、周りを巻き込める状況を作れることが重要です。