トンガルマン株式会社

トンガルマン株式会社の「トンガル」は、そのままズバリ「とんがる＝尖がる」の意味だ。同社の追及するコンセプトであり、存在意義でもある。トンガルマンは、スマートフォンやタブレットPC、Oculus RiftやKinect、Apple Watchなど新しいデバイス向けのアプリを企画・開発する会社だ。

ただし、ただ言われた通りにアプリを作る会社ではない。社名の通り、とんがったアイデアを盛り込み、とんがったアプリを作り上げることを全力で追求する。そのため、必ず企画段階からサポートし、クライアントの要望を深く掘り下げ、課題を解決する斬新なものを提案。持ち前の技術力と推進力でスピーディーに形にする。

コーポレートサイトには「刺さるアプリ、おみまいします」との言葉が躍り、社内では「退屈なアプリは作らない」をモットーに、メンバーみんなが仕事に全力を傾ける。スマートフォンのほか、ヘッドマウントディスプレイ、モーションセンサー、ウェアラブル端末、Beacon（ビーコン）、IoT、AIとありとあらゆる最新のデバイスや技術に対応し、さらに出て来たばかりの最新鋭のデバイスにも素早くキャッチアップする。これらを駆使して、キャンペーンサイトやFacebook、Twitterとも連動した総合的な提案を行うのだ。

元々トンガルマンは、Web制作会社のジーピーオンラインが手がけていたアプリ開発の部門がスピンオフして誕生した会社だ。ジーピーオンラインは2000年の創業以来、業容、売上、社員数などが右肩上がりに成長し、今日では大手各社をクライアントに、数々のプロジェクトを手がけている会社だ。ジーピーオンライン仕込みの企画、マーケティングのセンスとノウハウはトンガルマンにも引き継がれ、その発想は手のひらサイズの小さな画面を飛び出して縦横無尽に広がりを見せ、クライアントがあっと驚くものを提供し続けている。確かな技術力と、「おもしろいことには何でも挑戦していこう」という姿勢を持ち、どんなプラットフォームにも果敢に挑戦していく。

企業のマーケティングに活用できるアプリの制作に強みを持つトンガルマン。「とんがる」という、一見ふざけたような社名を冠しつつ、その姿勢は真面目そのものだ。とんがったアプリを実現するために、
1）ビジネスの分かるハイレベルな技術者を育成し
2）人員体制は少数精鋭で意思決定を早く
3）スピード開発を行うこと
という3点を社訓とするほか、マーケティング手法の検証・実験を目的に、社内でも活発にプロジェクトチームが発足し様々な活動を行っています。


もちろん、アプリの企画・制作だけではなく、その後のプロモーションもお手のものだ。アプリ開発の豊富な実績×Webサイト全般の技術とノウハウに加え、常に新たな手法と技術を探求する姿勢で、クライアントに最適なソリューションを提供し、そしてクライアントの求める結果を出す。

そんな同社のコーポレートサイトには、ほんの一部ではあるが、これまで手がけて来た事例がズラリと並ぶ。ビーコン技術を駆使した「インタラクティブりゅうぎんロボ」（NAHAマラソンに登場した琉球銀行のマスコット「りゅうぎんロボ」に搭載したアプリ。ランナーへのメッセージなどを発信した）、関西大学総合情報学部の官産学共同プロジェクト「360°frontier」への技術協力（360°動画を球体ディスプレイに投影し、LeapMotionで操作を行うコンテンツの操作部分を開発）、映画『寄生獣』の公開記念キャンペーンアプリ（タッチすると、映画に登場するキャラクター、ミギー独特の口の歪みや、変化を楽しむことができる！）、ニッセンの家計簿アプリ「みんなの家計簿」（レシートのロールペーパーをイメージしたUIが個性的。機能、使いやすさにも優れている）など、そのカバー領域の広さと豊富なアイデア、クライアントの幅広さに驚かされるだろう。

本気で「とんがる」実力派の会社は、今日も世の中のあちこちで「驚き」と「おもしろさ」を提供し続けている。

「とんがる」に込めた思いを、トンガルマン代表取締役CTO（チーフトンガルオフィサー）の水野博之氏は、次のように語る。
「人の心は、厚い壁に覆われている。情報過多の世の中だから、人は自分の心を守ろうとしている。そんな心にメッセージをとどけるのは、すごくむつかしい。
だから、一点突破。小さな穴でも開いてしまえば、そこからメッセージも届けやすくなる。
だから、まずは小さな穴でもいいので、開けること。
人の心の中心に、メッセージが届くように。ハートの奥まで届くように、とんがっていきたい。私たちのメッセージが刺さったハートに、もっと思いを注入していこう。」

同社のこれまでの事例を眺めていると、必ず何かが五感に引っかかるだろう。そのちょっとした刺激が目を引きつけ、心をとめ、いつの間にかその世界観に引き込まれている。同社の「とんがる」には、そんな真面目な戦略があり、それがことごとく成功し、このような数々の輝かしい実績となっている。

そんな同社には、経歴も様々なメンバーが集っている。元ダンサー、元バーテンダー、元小説家志望、元教師…。その多彩なバックグラウンドと、一方で全員に共通する本気でおもしろいものを追求する気持ちが折り重なり、この会社ならではのハーモニーを紡ぎ出す。

社内はフラットで、みんながアイデアを自由に口にする。一人として同じ人生を生きている人はいない。誰もが必ず何らかのとがった部分を持っているはずで、それを出せるか、出せないかは、環境に左右されるところが大きいのかもしれない。メンバーはみんな、この会社で翼を広げるように自由に発想し、自ら手を動かし実現へと突き進む。自社企画のアプリ開発や、週に一度、社内外の有志が集まって自由に話をする西梅田ランチ部、活躍したメンバーを毎月表彰するMVP制度など、アイデアを解き放ち、新しいものを生み出すための取り組みも盛んだ。

そんな同社の「とんがり」を求めるクライアントも後を絶たない。設立から4年の今、売上も仕事も絶好調だ。ますますおもしろいステージへと向かうトンガルマン。一緒にとんがりたい仲間を募集している。