これまで10数年クライアントワークのみをやってきて、この会社ではじめてメディアの運営に携わっています。具体的には自社メディア〈フイナム〉の専属Webディレクターとして仕事をしています。クライアントワークでも最終的に意識するのはクライアントの先にいるユーザーでしたが、自社メディアとなるとその距離感がまるで変わってきます。日々数字に目を通すなどしてユーザーと極めて近いところで仕事をしていることを実感しています。この点がこれまでとまったく異なるところであり新鮮に感じています。元々自分自身がフイナムを見ていたこともユーザーへの意識が強く向いていることに繋がっているとおもいます。
2017/04/24大きくは2つあります。ひとつはエンジニアリングの領域です。単純にエンジニアが不足しているため自社の開発力という意味で圧倒的に足りていません。弊社では自社メディア事業と制作事業(とアパレル事業)を展開しているんですが、開発のほとんどは外部に頼っている状況です。社内にエンジニアがいることと外部との協業で最も大きな違いはコミュニケーションコストです。開発の大小に関わらず、品質の向上、進行管理の意味でもどうしても外部の方とプロジェクトを進めていくのは内部でやりとりするようにはいきません。スピード感がまったく異なるという課題があります。
もうひとつはマーケティングです。現状リソースの優先順位の関係もあり積極的にこの領域に踏み込めていないのですが、特に自社メディアにおいては極めて重要な領域であることは認識しており、大きな課題であると考えています。現状弊社にはマーケッターが不在です。メディア事業を成長させていくには日々の数字(データ)を適切に収集、分析し、解析結果から課題を見つけ改善案を立案、テスト、実装のサイクルを回していくことが欠かせません。今後はこちらの領域も強化していかなければと考えています。
企業規模が50名強、会社設立から20年以上なので組織的に完全に縦割りというわけではありませんが、かといってスタートアップのようにフラットということでもありません。役職名や階級のようなものはないので誰でも自由に発言や提案のできる土壌があります。自分次第によるところが大きいため、自主的、能動的に動ける方に合っているとおもいます。
2017/04/24上記に記したとおり発言や提案を自主的におこなっていくことが求められるので、誰かから指示がないと動きづらい、働きづらいと考える方にはむつかしいとおもいます。
あとは…強いてあげるとすれば、出社時間(9:50)には厳しいので朝が弱い方にはむつかしいかもしれません。