代表取締役　萱沼真吾氏 実家は山梨で職人家系で育つ。新卒で船井総合研究所に入社し、WEBグループのトップとして、立ち上げ＆拡大を行い、個人でもトップコンサルタントとして社内No.1の実績をだす(2015年1月末退職)。2015年2月に地域中小メーカーのＥＣ特化のＴＲＵＥを創業。実績として業界No.1、海外チャネルで勝てるEC･通販ビジネスに成長させたクライアント企業数300社以上、累計2,000件以上の通販･EC案件を持つ。現在、トップコンサルタントの育成・輩出と国内外のＭ＆Ａを繰り返しる事業再生をチャレンジしている。

大手コンサルをやめて、なぜ、起業をされたのでしょうか？

元々、実家で事業をしたので独立志向はあったのですが、前職の文化とコンサルという職業が自分にあっていたので、１９年強、大手コンサルに所属したコンサルとして活動していました。当時の前職の方向性がかわり、私が目指している地域の中小メーカー等に対するコンサル・サービスの展開が難しいと判断して、当時の社長としっかり話をさせていただき、退職させていただきました。 ＴＲＵＥで展開しているのは、地方の中小企業・メーカーは、人手不足が当時から進んでおり、戦略立案・コンサルだけでなく、ＥＣ事業の運営代行を同時に行い、一緒に伴走しながら事業を成長させていくサービスです。結果として、地域経済と日本メーカー発展の役に立てることを組織の存在目的としています。

普段はどんな仕事をしていますか？

地方の中小メーカーさまを中心とするＥＣコンサルティングと運営代行を主業務にしています。今でも、私が主担当の５~６社があるので出張も月５~７日はしています。 おかげさまで数百社社以上の継続的なクライアントがいますので、 役員メンバーと共に、各クライアントの担当メンバーと提案内容や実績を確認しながら、一定レベル以上の運営・コンサルティングを担保するために時間を使うことが多いですね。 ＴＲＵＥとしては、個人スキルも大事なのですが、選んでいただいたクライアントに対する実績と提案内容は、組織として責任をもつために私含め、役員・マネージャーは時間をかけています。 結果として、担当コンサルのレベルも上がることになり、クライアントさんの実績も上がり、組織としても継続的に成長していけている理由だと思います。 その他の時間については、新しいサービスの開発・採用などを担当メンバーとともに進めており、２０２３年１０月からは買収をしたタイのＷＥＢマーケティング・制作企業を軌道に乗せるために月１０日間くらいはバンコクで働いています。 おかげさまで、毎日、楽しくすごしています。

どんなメンバーがほしいですか？

ＴＲＵＥという組織の原則の１つは、「自由」を追求しています。よく言われる通り、自由には責任が伴いますので、お互いにプロとして、付き合いができる方がよいです。 仕事は、クライアントの業績を上げることがミッションなので、 それなりのマーケティングスキルとビジネスマンとしての実績が必要になりますが、地道に継続ができれば、だれでも一人前にコンサルになれると経験上、わかっています。 よって、弊社には、大手コンサル出身、楽天出身、ＥＣ事業社出身、広告代理店出身者も多いですが、未経験者の割合の方が多く、外に出してもはずかしくないコンサルとして成長している人はたくさんおります。 よく私が伝えている３つのことは、 １.　仕事がすきなこと ２.　燃える情熱があること ３.　チームプレーができること 仕事を通じて、人生をかえていく、 実現していくという仲間と仕事をしていきたいです。

ＴＲＵＥのみなさんのワークライフバランスはどんなことを目指しているのでしょうか？

仕事で何かを成し遂げるために「ガンガン働きたい人」と 長い人生「じっくりスキルを上げてバランスを取りたい人」が、 それぞれ自由に選べて、働ける環境です。 私や役員が育ってきた環境は、コンサルとして早期に一流になり、業界トップを目指すような人がする「仕事＝趣味」という形の働き方でした。今でもそれは否定はしませんし、一流を目指すメンバーには、圧倒的なコンサルになるための育成プランや評価制度などの体制は整っています。 逆にワークライフバランスを取りながら、地道に成長したいという人の場合は、土日はしっかり休んで、オンオフを切り替えて仕事をしてもらえる環境と評価制度も整えています。 さらに、ＴＲＵＥとしては、長い人生でいろいろな環境がかわるのが当たり前という発想の元、たとえば、子供がいるメンバーがいますが、「フルフレックス」「フル在宅」「ベビーシッター制度」などを整えて提供して活用してもらっています。 今後も、継続して改善をしていき、優秀なメンバーのそれぞれの人生の分岐点に、しっかりと柔軟に対応し、長く活躍することができる環境を目指しています。