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株式会社ベイクルーズ

  • 製造・メーカー系

EC化率は40%を超え、EC売上高500億円を突破!アパレル企業随一のファッション×テクノロジーで新しいファッションライフを創造する。

残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

「ジャーナルスタンダード」や「イエナ」など、40以上のアパレルブランドを保有し、全国におよそ485店舗、従業員数も5,500名を数えるグループ企業の株式会社ベイクルーズ。近年、EC事業が好調な発展を続けている成長戦略にも注目が集まり、“アパレル×IT”の可能性を示唆している。

同社で自社ECサイトが立ち上げられたのは2007年のこと。ECを運営する10名前後の専任チームとして発足されたが、カンパニー制による組織づくりが行われていたため、ブランドごとでECに対する認識も大きく異なり、タテ組織にヨコ串を通すかのような大きな変革とともに2011年に独立したITの事業部が発足した。

競合するアパレルの会社の多くは、インターネットに関する事業は外部に委託するケースが主流だったが、社内のインフラ整備から自社ECサイトの開発運営など全てを内製化させてきたのが同社の強み。「ファッション業界トップクラスのECサイトを創りたい」という思いを持ったパートナー(社員)全員がお客様一人ひとりに共感をもたらす自社ECサイトを育んできた。

ITに関わる事業部のパートナーは現在では150名を数え、うち50数名が開発、制作(UI・UX)、企画・運営に携わり会社の売上げを牽引する自社ECの開発に専念している。EC事業の売上げはグループ全体の33%を占め、業界第2位の221億円まで拡大している。自社ECの売上げだけを見ても100億円を超えている企業は少なく、ブランドとお客様、企業とお客様をつなぐ接点としてスマートフォンやデバイスを介したサービスは会社全体の今後を担う最重要課題のひとつとして位置づけられている。

またアパレルブランドだけではなく、飲食店やフィットネスクラブ、家具・雑貨を扱う専門店など生活に密着したライフスタイルに関するリソースを併せ持っているのも特徴で、オムニチャネルの推進により、さらなる発展が見込まれている。

自社ECとして2007年にリリースされた「スタイルクルーズ」が、2016年11月に「ベイクルーズストア」としてサイト名の変更とともにリニューアルされた。会社名イコールブランド名として認知されている競合他社があるなかで、30以上ものブランドを保有する企業の魅力をより分かりやすく伝えるための取り組みだった。

また、「サイズが無い」「好みの色が無い」といったアパレルが抱える一番の課題でもある機会損失の解消をはかるために店舗とECとで在庫情報を一元管理したり、高精度のパーソナライズ機能を採用することにより、閲覧履歴や購入履歴、居住地域等、数十種類のシナリオから一人ひとりに最適な情報配信が行われるような“オムニチャネル”に対応したサービスにも着手した。

ブランドごとにバラバラだった人材をひとつの組織にまとめ、目的や戦略が一本のベクトルとして共有されたことが会社全体のEC事業を後押しすることにもつながり、「やったら確実に売上げが伸びる」という成功体験とともに組織がまとまり、会社の売上げを牽引するのに欠かせない事業部のひとつとして今日に至っている。

“異動希望制度”を利用してIT事業部に異動を希望するパートナー(社員)も多く、“成長している分野で仕事がしたい”“新しいことにチャレンジしたい”と、ブランドの中ではむしろマイノリティだったインターネットに関わる仕事が、今では会社内でもっとも注目を集めているというのも興味深い。

あらゆる企業がITやインターネットと関わらないで事業を運営していくことは既に成り立たない時代において、外部の開発会社に委託せず自分たちで開発から運営、人材育成まで行っていこうといち早く取り組んできたベイクルーズの“アパレル×IT”に対する明確なビジョンが伺える。

現在も新たな機能やサービスを次々とリリースし、進化を続けているEC部門では、開発に携わるエンジニアやマーケティング、約100名の運営部隊も、全てのセクションにおいて人材が不足している。
「ファッション業界トップクラスのECサイトを創りたい」「進化を続ける環境で力を発揮したい」方で、事業会社で精力的に仕事に関わっていきたい人にとってはやりがいのある職場だろう。

“アパレル×IT”の今後を担う“オムニチャネル”を推進するにあたって、ベイクルーズでは“4つの統合”を方針として進化を遂げてきた。

1つ目は、店舗と自社ECとで別々だった会員データベースを統合し、共通の会員IDを発行したこと。2つ目は店舗と倉庫、EC倉庫の3つに分かれていた在庫を物理的にひとつにまとめ、10秒単位で更新されるデータベースで一元管理することにより、「サイズが無い」「好みの色が無い」といった機会損失の課題も解消。3つ目は、店舗やブランドごとにバラバラだった会員サービスを統合させ、購入金額によるポイントの付与や会員ステージ(ゴールド、シルバーなど)に応じたクーポンの発行なども的確に行えるようになった。そして4つ目の統合として現在進められているのが“コミュニケーションの統合”だ。高精度のパーソナライズ機能を採用することにより、閲覧履歴や購入履歴、居住地域等、数十種類のシナリオから一人ひとりに最適な情報配信が行われる”ユニファイドコマース"の仕組みづくりが行われている。

また、メール、LINE、アプリなどを介してお客様が受け取りたいチャンネルの情報を提供することが求められている。特に今後はアプリの開発にも注力していく予定で、利便性や気持ちのよい体験ができる設計ができる人材を求めている。

ITの事業部を成長させてきた責任者に求める人物像を伺ったところ、「実際にお洒落かどうかとか、特定のブランドが好きかどうかよりも、お客様に価値を届けるサービスを楽しいと感じられるかが大切ですね」と語った。

「洋服が好き」「ライフスタイルにこだわりがある」といった“好き”を仕事に生かしたい人が集まっているベイクルーズのなかで、“アパレル×IT”でお客様へより利便性の高い、魅力的なECサイトを創っていくことに興味があってはじめてスキルも生かせるため、IT企業でも無く、SIerの開発企業でも無く、アパレルを中心としたライフスタイルの事業会社でこのような活躍の場があることを知っておきたい。

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インタビュー

株式会社ベイクルーズのインタビュー写真
開発MGR:翠川氏

── 今後のEC領域の展開についてお聞かせください。

ベイクルーズには30以上のアパレルブランドに加えて、飲食店やフィットネスクラブ、家具・雑貨を取り扱う専門店など、ライフスタイルを提案できるリソースがあるため、オムニチャネルを推進することで一人ひとりに適した情報配信を行っていく予定です。

例えば、お気に入りのショップを登録しておくだけで、近くのお店のイベント情報やクーポン等もメールやLINE、アプリで通知することも可能ですし、「買い物した後は、近くのお店でコーヒーでもいかがですか?」とお客様のお役に立てるものであれば提供していきたいと考えています。

現在は会社全体の売上げの20数%を占める程度... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

株式会社ベイクルーズ

業界

製造・メーカー系 > 化粧品・アパレル

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、残業少なめ
資本金

3,000万円

設立年月

1977年07月

代表者氏名

代表取締役会長 窪田 祐

事業内容

■グループの経営管理及び専門サービスの提供
■レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売
■インターネット通販の運営
■飲食の経営
■フィットネス(加圧)クラブの運営

株式公開(証券取引所)

従業員数

5505人

平均年齢

29.6歳

本社住所

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷一丁目23番21 渋谷キャスト 3~10F

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