専務取締役　秋山 大介氏

まず、ご経歴を教えてください。

　雑貨が好きで興味を持っていたので、大学卒業後にメーカーに入社し、企画業務や事務等に携わりました。5年ほど務めましたが、その間に業務の基礎となるエクセルはもちろん、あらゆるソフトを勉強しました。そのことが現在の礎として生きていますね。 その後、いろいろな仕事の中で刺激的な経験をし、私自身もさらにステップアップしたいと感じていた時に、共通の知人の紹介で当社の創業者と出会い、2012年10月の当社設立から合流しました。 当初は、1日5件くらいのペースで受注した育毛剤の出荷伝票を書き、梱包して発送するといった業務を行っていました。今思えば、のどかでしたね（笑）。 そして現在は、経営ボードの一角として実質的に全体のマネジメントに当たっています。

どのような組織を目指しているのでしょうか？

　やはり社員が成長していける組織です。 社員の成長がなければ、会社の成長もないからです。幸いなことに、今の当社は非常にスピード感をもって成長している真っ最中ですので、社員も成長を実感できていると思います。 会社としては、もちろん社員の成長を支援していきます。当社では、毛髪診断士やスキンケアアドバイザー、ネットショップ検定など業務に密接な資格取得を奨励しています。もちろん希望者の取得費用は、会社が負担しています。ですから、ぜひ自発的に取り組んでほしいですね。

社員には、どういった存在になってほしいと考えていますか？

　もし当社を卒業することがあったとしても、どこでも通用する人材になってほしいと思っています。 会社の業務は、当社だけに必要なことと、自社以外でも必要になることに分けられると思います。そして、自社だけの業務についてはともかく、自社以外でも通用する業務スキルについて、私はかなり厳しく教えています。 最も基礎的なことでは、例えばタッチタイピングやエクセルの関数計算の操作方法です。この根底には、自分自身の経験があるんです。実は、以前の会社で非常に嫌な思いをしたことがあるのですが、その会社では後々役立つスキルをマスターすることができました。ですから、「あの会社で勉強できた」という思いが今でも残っているのです。当社で嫌なことがあるとはあまり思いませんが（笑）、退職後も「勉強させてもらった会社」とだけは思い続けてほしいですね。

秋山さんにとって、仕事とは？

　先ほども言いましたが、勉強したことを仕事に活かせてきたという感覚が強くあります。そして、そういう仕事があると、自分でもうまく進行できたというポジティブな感情が生まれます。だからこそ、仕事に役立つことは意識的に学ぶ必要があると思っています。 一般的に会社にとって初めてやることは、経験者を採用するなどして行うと思います。先ほど、社員が成長していける組織と言いましたが、初心者だろうがその人にやらせることが後々の得難い経験になると判断すれば、私は任せたいと思っています。無理してでもやらせると思うほどです。いずれにしろ、仕事の一つひとつは勉強、という思いが強くありますね。

最後に、求職者にメッセージをお願いいたします。

　当社はまだ新しいベンチャーなので、そのように柔軟に対応させていくことができます。ベンチャーは、その日その日で右に左に舵を切らなければならないところがありますが、逆にいえば会社の運営を操作していく醍醐味が味わえるということです。今なら一緒に会社をつくっていく面白さが実感できるでしょう。 かといって、遅くまで忙しく働かなければならないということもありません。原則定時退社という方針をベースにしてますので、プライベートライフも確保できると思います。 このような環境はなかなかないと思いますし、楽しい毎日を過ごせると思いますので、ぜひ一緒にやりましょう！